バレーボール全日本女子が見事銅メダルを獲得したグラチャンバレーが、閉幕しました。入社4年目の私にとって、アナウンサーになって初めて経験するこの大会。
中学校・高校とバレーボール部、大学でもサークルに加入し10年間バレーボールを続けてきた私にとって、自分の大好きなスポーツ、バレーボールの大会に携われるというのは夢のようなこと。しかも今回、下手ながらも自分の学生時代の経験を生かし、選手の皆さんのスパイクやサーブをレシーブし、その素晴らしさを伝えるという取材の機会も頂いたのです。もちろん、なすすべもなく、その威力に茫然とするばかりでしたが...。「素人ではないことは、わかる!」と言ってくださった選手の皆さんの優しさ、忘れません。
やはり10年やっても華麗なプレーとは程遠かった私が、経験を少しでも生かした私なりの言葉で伝えられているのか、役に立っているのだろうか、と悩む場面もとても多かった二週間。
ただひとつ、再確認したのは、とにかく『バレーボールが大好き』だということ。いつかその思いを、見て下さる皆さんにわかりやすく、生き生きと伝わる表現に昇華できれば良いのですが...。
秋に仙台で行われた全日本大学女子駅伝、今回のグラチャンバレー、年明けには箱根駅伝...と、今年から来年にかけて、嬉しいことにスポーツの現場が続きます。
不思議なのが、たまに選手たちの一流のプレーに自分自身を重ね合わせて見てしまい、なぜだか自分もできるような気になっている...こと。今回も試合を見ながら思わず、トスに合わせてジャンプしそうになったり、レシーブの構えをしてみたり。駅伝の取材をしている時には、急に走り出したくなることもありました。現実はもちろん、「本当にバレーボール、やってたの?」と何度疑われたことか...。
何度も年始に宣言しては挫折してきた「運動をする!」という目標。このスポーツイベントラッシュに乗り、来年こそは達成できる...かもしれません。