お正月といえば、何を思い浮かべるでしょうか。
寒さも人混みも苦手な我が実家はもっぱら寝正月。必ずテレビで箱根駅伝を見ていました。
(私は朝寝坊でいつもスタートを見逃がしていましたが…)
大学生になって、友人と品川駅の近くまで応援に行ったこともあります。はじめて生で見たランナーは、長距離を走るとは思えないほど速く、びっくりしてしまいました。
日本テレビに入社し、以来お正月は箱根駅伝中継メンバーの一員に。
はじめて先輩のサポートとして関わった88回大会、芦ノ湖へ力強く駆けてくる山の神・柏原竜二選手の姿は今でも目に焼き付いています。
今回駅伝で11回目の担当になりますが、それでも毎回毎回、心動かされます。
このリレーエッセイを書いている時期は、コロナ禍なのでリモートも織り交ぜつつ、各大学の監督・選手にお話を聞かせていただいています。
選手のみなさんの本番に向けてキラキラとした瞳から飛び出してくる、学生らしいほっこりするエピソード、そしてアスリートとしての高い意識。一人一人の頑張り、想いを、みなさんにお伝えしたいと、日本テレビのアナウンサー24人、私たちも声でバトンをつなぎます。
1月2日・3日 あさ7時から生中継です。
写真は2018年1月2日。後藤晴菜アナウンサーと毎年、芦ノ湖で写真を撮るのが恒例です。