2月15日放送の「アナザースカイ」は高橋メアリージュン、高橋ユウが滋賀県へ。
2月15日のゲストは、モデルで俳優の高橋メアリージュンさん、高橋ユウさん。姉妹で故郷の滋賀県を巡りながら、現在に至るまでの家族のヒストリーとお互いの想いを紐解いていく。多感な時期、青春時代を過ごした街にはたくさんの記憶が刻まれている。共働きの両親のもと、家庭は明るくて賑やかだった。ある時、父が琵琶湖のほとりに家族を集めた。そして、こう告げられた。「会社が上手くいかなくなって、これまでと同じようには暮らせない」。後に家族の中で琵琶湖会議と呼ばれる出来事。メアリージュンさんは中学1年生。ユウさんは小学4年生だった。陽気な父の神妙な面持ちを初めて見た。「私が家族を守っていく」。メアリージュンさんは決意した。その瞬間から、心が大人になった。子どもから大人になったのを自覚したという。早く働きたいと思った。働くなら芸能界だ。芸能界なら若くても仕事ができる。姉妹ともに、歌手やモデルのオーディションを受けた。その後、2人ともにデビューを果たし上京した。忘れられない光景がある。帰郷してから東京に戻る際、いつも両親が新幹線のホームまで見送りに来てくれた。父は必ず窓越しにグーサインを送ってくれた。母は自分たちが見えなくなるまで手を振ってくれた。両親の愛情にいつも支えられてきた。今が充実しているからこそ当時を語れる。あの時があるから、家族がいたから今がある。大変だったことも、いつか笑って話せるストーリーになる。だから懸命に生きる。家族の物語は続いていく。