1月20日放送の「アナザースカイ」は竹内涼真がアメリカ・ロサンゼルスへ。
1月20日のゲストは、俳優の竹内涼真さん。旅したのはロサンゼルス。5年前、声優を務め、カメオ出演もした『名探偵ピカチュウ』の宣伝で訪れた場所。当時25歳、俳優になって6年目だった。監督との対談や、大作映画を生み出す製作会社を訪れたことで、ハリウッドの空気を初めて肌で感じることができた。刺激的な経験だったけれど、本当は早く日本に帰りたかったという。俳優としてのキャリアを重ねてきた一方で、仕事に前のめりになれず、自分に素直になることができない時期だった。あれから5年。30歳に近づくにつれ、自分はもの作りが好きだということが明確になってきた。役作りをして、演じて、全員で作品を作っていく。芝居に磨きをかけて、より質の高い創作に貢献したい。心の中がシンプルになった。前回ロスに来た時は、自分に自信がなかったんだと今ならわかる。心が折れるほど高い壁がある街だった。その壁の高さが今は飛躍の糧に思える。今回の旅で、将来、自分が仕事をする場所の1つにしたいという目標ができた。自分の好きな「リアルな芝居」を追い求めて、竹内さんの終わりなき探求は続く。