MC今田耕司が振り返る『アナザースカイ』 最終回で語ったこと
9月30日(木)放送の『アナザースカイ』最終回では、今田耕司が『アナザースカイ』MCとして送った最後の1日に密着。
667話にして最終回を迎えた『アナザースカイ』。「13年ってなかなかテレビ番組で続かないんで、そう考えるとすごいですね」と今田。「みんなが頑張って13年繋いだ感じはしますよね」と振り返った。
宮尾俊太郎が振り返る 『アナザースカイ』は「マイホーム」
『アナザースカイ』は、2008年10月10日よりスタート。当時、今田の相棒として並んだもう1名のMCは、バレエダンサーの宮尾俊太郎だった。
この最終回に登場した宮尾。当時、バラエティのMCが初めてだった宮尾は、「右も左も分からなくて」「追いつかないですよね。今田さんの高速回転が」と振り返りながら、「(今田に)『喋りは俺に任せておけ』『何があっても任せて身を委ねてくれ』っていうのを最初におっしゃっていただいて」、宮尾にとって今田は「大人の教科書」のようだと話した。
また、『アナザースカイ』については「今振り返ると、青春の日々だった」「青春を過ごした場所なんで、ある意味僕のマイホームのような、マイスクールのような」と語った。
村治佳織が語った曲の力
これまで番組のエンディングで流れてきた「主よ、人の望みの喜びよ」は、1回目のゲストだったクラシックギタリストの村治佳織が放送で披露した楽曲。「アナザースカイと言えば、あのギターの音色ですもんね。象徴みたいな感じです」と今田。
村治もこの最終回に登場。「(村治は)絶対に普通のバラエティでお会いする人じゃないんで、そういうのもあって、探ってた感じもあったと思うんですけど」という今田に、「でも、凄く優しい方だなって思いました。カメラが回ってる時と回ってない時の大きな変化もなく」「1回目の空気感って凄い覚えてて、番組が始まるっていうフレッシュな感じでしたよね」と当時を振り返った村治。
「あの曲も力があるんですよね。生まれて300年経ってる曲なので、多くの人に愛されて、(アナザースカイも)多くの人に愛される番組に」「これからも番組終わっても、あの曲は弾き続けていきます」と村治は話した。
ゲストあってのアナザースカイ
村治に番組が13年間続いた秘訣を聞かれた今田は、「ゲストの方でしょうね」と一言。
「ゲストの方のいわゆるお仕事以外で見せていただける一面というか。その人の生き方であったり、こだわり、考え方であったりっていうのは、アナザースカイでしか語っていただけないこともたくさんあったんじゃないか」と今田。旅番組のため、「ちょっとリラックスするしね。いい意味で、ちょっと油断してはるときにポロッと出ちゃう」と話した。
今田は「視聴者の皆さんの愛があって、それがテレビ局にも代理店にも皆さんにつながっていったというのがあるので、本当に感謝いたします。ありがとうございました。では、私は旅立ちます」と話し、13年間続いた番組に幕を閉じた。
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