舘ひろし ニュージーランドでオールブラックスへの憧れ語る 「ハカ」もステージで披露
9月20日(金)放送の「アナザースカイII」は、舘ひろしのニュージーランド訪問に密着。
オールブラックスは「僕のヒーローだった」
高校時代はラグビー部に所属した舘。キャプテンを務めたが「僕は細くてね、先輩がタックルするの可哀想だって言われてた」と振り返る。当時は、俳優になることは「全く考えてない。その時はまだ、親父が医者だったんで医者になろうとしてたね」という。
当時「僕のヒーローだった」というのが「オールブラックス」=ラグビー ニュージーランド代表。「まだ1960年代で、スポーツで(ユニフォームに)黒色を使うなんて信じられなかった。すごくカッコよかった。それで、そこからオールブラックスのファンになって」と語る舘。
今回の滞在中もラグビーの聖地・イーデンパークで、ニュージーランド代表が宿敵・オーストラリア代表と定期的に行うカップ戦「ブレディスローカップ」を観戦した。
なぜラグビーに魅せられるのか舘に聞くと、選手の体格も様々・各々の役割がある中で「思いやりや優しさがないと、ラグビーをやる資格はないと思うんですね」「真摯でなきゃいけない、自己犠牲の精神をいつでも持っていなきゃいけない」とラグビーの真髄を語った。
「ハカ」のステージに舘ひろしも参加「戦いに行く気持ち」を感じた
オークランドから車で3時間かけ、先住民族・マオリの伝統や文化を伝えるための施設「テ プイア」も訪れた。
国に指定された唯一の彫刻学校・マオリ芸術工芸学校がそこにはあるが、マオリの血を引いた男性しか入学できない、毎年5人程の狭き門だ。
そこに展示されているマオリ族の彫刻についての解説を聞くと「私たちは書き言葉の代わりに、こうやって私たちの物語の歴史を伝えました。文字を持たなかったので」という。この「文字以外で伝える」という点を踊りで表現しているのが、オールブラックスでもおなじみの「ハカ」だ。
現地のステージで披露されたハカ。舘もステージに上がることとなり、共にハカを踊った。「すべてのプレーを神様に捧げるというか、ラグビーですからゲームですけれども、戦いに行く気持ち、すごく深いものを感じました」とハカを終えた舘は語った。
「ニュージーランドの英雄」との交友も
ラグビーをきっかけに親しくなった「ニュージーランドの英雄」ジョン・カーワン氏の自宅も訪れた。ニュージーランドのワールドカップ初優勝時の立役者で、日本代表のヘッドコーチも2度務めたカーワン氏。舘とは10年来の友人だという。
「彼はとても有名な日本の俳優ですし、ラグビーに詳しいと聞いて(最初は)うーん、どうだろうと思ったんだ。だけど彼は本当によく知っていた。彼は非常に詳しいラグビーマンだよ」とカーワン氏はその出会いを振り返る。「認めてくれたのよ。それですごく仲良くなった」と舘。「私にとって館さんは、本当の紳士でとても教養のある人物だ。そして彼は常にとてもエレガントだ」とカーワン氏は語った。
関連記事:
9月20日放送の「アナザースカイII」は舘ひろしがニュージーランドへ
https://www.ntv.co.jp/anothersky2/articles/218qb8o82cyp50wdgd9.html
■最新話無料配信中!放送を見逃した方は日テレ無料で
https://cu.ntv.co.jp/anothersky2/
■過去放送分をまとめて見たい方はHuluで
https://www.happyon.jp/another-sky-2