December 13,1999

PICT 街がしだいにあわただしくなってきました。

この時期になると、銀座のティファニーのガラスケースに人がいっぱいたかるようになるので、年の瀬が迫っているのを感じます。いろんなメディアからは、Y2K問題を報じるニュースや、ミレニアムを機にサタンが攻めてくるという映画など、危険な世紀末イメージが流れてるけれど、街はそんなことはお構いなしの、いつも通りの平和な日常です。

ただ「海のオーロラ」はコンピューターで作る映画なので、Y2Kは他人事ではありません。これまでこつこつやってきた血と汗と涙の結晶は、ハードディスクの中にデータとして存在するだけだから…ちょっと心配。とりあえずOSの入れ替えも済んで対応はバッチリですけど。

以前に、ぼくたちがどんなコンピューターを使ってるかってことに触れましたが、CGを作るためにはハードウェアだけじゃなく、ソフトウェアも必要です。
「海のオーロラ」でメインに使っているソフトはカナダ製のソフトイマージ(http://www.softimage.com)というソフト。これにイタリアのフェニックスツールズ(http://www.phoenixtools.com)が出しているプラグインを入れて使っています。

数年前までCGといえば、なかなか個人の手に届くものではなかったけれど、今では趣味としてCGを作る人も増えてきました。技術的にはまだ発展途上だけど、それだからこそ、これからさらに面白くなりそう、ですよ。

インターネット係長
kakaricho@ntv.co.jp

追記:たったいま日本テレビホームページを運営しているディレクターから、「海のオーロラ」ホームページのアクセス数が少しづつだけど毎週伸びてることを教えてもらいました。いやあ、うれしいですね。テレビで流している番組じゃないのに、見てくれてる人がいるってことは。

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