第10話

満大(菊池風磨)は、脚本家という夢を諦め、“バベル”の世界に入り込んでしまった。
親友・健(髙地優吾)とともに出席した自分たちの「新作映画発表記者会見」で、父・勝(上地雄輔)や記者たちに例の言葉=「ここにいる」と言わされそうになる。



満大の手元にあるのは脚本ではなく、ただの白紙で、自分が書いたのにタイトルが全く思い出せない。健は「俺たちの映画のタイトル、言ってやれよ」と満大を焚きつけ、勝は「邪魔をするな!」と言い放ち襲いかかる。これまでの優しい父親から豹変した勝、迫り来るくらまし…満大の目の前にいる勝は、一体何者なのか。

大九朔が“バベル”の世界をつくった真の目的とは。
許されざるこの世界を、果たして満大は壊すことができるのか。



ついに、“バベル”に秘められた最大の謎が明かされるー
現実と理想の狭間で、満大が下す最後の決断は…

「バベル九朔」いよいよ、クライマックスへ。
すべてはこのビルで起こっているー



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