
昨年 日本テレビは、『日本テレビ×三浦半島4市1町 ブルーカーボンの取り組み』
の一環で、神奈川県三浦市三崎町諸磯で“早熟性カジメ苗移植による藻場造成”と
神奈川県三浦市三崎町城ケ島で“アマモ播種による藻場造成”を行いました。
三浦市の2か所で藻場の造成をしてから 5か月程度経った2025年3月に、
下記メンバーのご協力をいただき 現地でモニタリングをしてきました。
【藻場造成の指導役】
木村尚さん(海辺つくり研究会理事 海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト学術監修)
岩井克巳さん(海辺つくり研究会監事 海域環境改善技術の調査・コンサルタント)
【地元・三浦市の漁師とダイバー】
石橋英樹さん(三浦市の漁師 三和漁業協同組合 城ケ島支所理事)「ウミコイ」仲間
本間功一さん(三浦市のダイバー みうら漁業協同組合諸磯支所 ヨット管理主任)「ウミコイ」仲間
【協力者】
工藤孝浩さん(神奈川県東部漁港事務所)、見原直孝さん・小濱信一さん(三浦市経済部海業水産課)
<諸磯での“早熟性カジメ苗移植による藻場造成”モニタリング>
2025年3月11日、「ウミコイ」ロケで 三浦市のダイバー・本間功一さんを取材した際、
カジメ苗がしっかりと生長している様子を確認できました。
※詳しくは、2025年3月28日放送「ウミコイ」の内容をご覧ください。
<城ケ島での“アマモ播種による藻場造成”モニタリング>
2025年3月26日には、城ケ島で造成した アマモ場の様子を視察してきました。
囲い網をした効果もあり、アマモの種子を移植した枠内では
アマモが順調に育っていることを確認できました。
また、種子が網外に流れたからか…
囲い網の外側でも アマモが生長している様子をうかがえました。
また 嬉しかったのは、造成場付近に ワカメやテングサなどの海藻が生い茂り
アナハゼが 元気よく泳いでいる姿の確認が出来たことです!
“海洋生物多様性の保全が いかに重要であるか!!”を
改めて思い知らされたモニタリングとなりました。
『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』では、
次年度も 4市1町との連携をし、藻場造成に取り組んでいきたいと考えております。