鉄鋼スラグを利用した「海の森づくり」  日本製鉄 技術開発本部・シーラボを取材!
2024年01月29日
トピックス

 

毎週水曜よる9時54分~放送中

うみスケが巡る、日本全国“海に恋する仲間”探しの旅 『ウミコイ-今 海にできること-』

2月7日放送では、ウミコイパートナー企業・日本製鉄が行っている

鉄鋼スラグを利用した「海の森づくり」について、特集をしていきます。

千葉県富津市にある日本製鉄 技術開発本部にお邪魔した 番組制作スタッフとうみスケ。

こちらに、海に恋する仲間がいるということで…、「シーラボ」という研究所へ急行!

番組制作スタッフとうみスケを出迎えてくれたのは、

日本製鉄 技術開発本部 環境基盤研究部で働いている 小杉 知佳(こすぎ ちか)さん

小杉さんは、水産学部出身という経歴で、主に“鉄が 海草・海藻の成長を促す”ことを研究し

鉄鋼スラグを使った ブルーカーボンの実用化を進めているという。

※鉄鋼スラグ:鉄鋼製造工程において副産物として発生するもの

「鉄」と「海草・海藻」、一体どんな関係があるのか⁈

シーラボの一角には、巨大な水槽が鎮座しており、水槽内を見てみると アマモが揺れ、

隅には 鉄鋼スラグで作った人工石が数多く置かれている。

小杉さんが、番組スタッフへ アマモが生えるメカニズムを解説してくれました。

日本製鉄では、近年の研究で “鉄分”が 海草・海藻類の成長を促す栄養素として知られている事を理由に、

鉄鋼スラグと腐植土を原料とした 鉄分施肥材「ビバリーⓇユニット」を開発。

潮の満ち引きから日照時間を 24時間 機械でコントロールした水槽内は

まさに“自然の海の浅瀬”を再現しており、その環境下で アマモを生育し 研究をしているのだ。

番組制作スタッフは、アマモが生えるメカニズムを知るだけでなく、

スラグで作った人工石や製鋼スラグを 特別に触らせていただき、大興奮!!

日本製鉄では、持続的な藻場の再生・回復を目指し

全国50か所以上の沿岸で、この海の森づくりの活動を行っている。

海洋環境改善と地球温暖化防止への貢献に チャレンジをしているとの事。

2月7日放送『ウミコイ-今 海にできること-』、みなさま是非ご期待ください!!

※都合により、放送日時が変更する可能性有り。

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