ついにスタート!神奈川県三浦市での諸磯カジメ場造成 【日本テレビ×三浦半島4市1町 ブルーカーボンの取り組み】
2024年10月22日
トピックス

 今年5月 日本テレビでは、三浦半島4市1町が ブルーカーボンに関する会議体を作り

継続的に課題解決に向けた手法や知見を共有していく取り組みに対し、

“企業版ふるさと納税”などを行う事を発表しました。

 第一弾の取り組みとして、2024年10月15日・16日の2日間、

海辺つくり研究会/神奈川県水産技術センター/三浦市経済部海業水産課/みうら漁業協同組合諸磯支所/

三重県志摩市甲賀地区景観環境保全会などの海洋専門家だけでなく、

ウミコイ仲間の2名:川畑友和さん(鹿児島県指宿市の漁師でJF全国漁青連 顧問)、

石橋英樹さん(神奈川県三浦市の漁師で三和漁業協同組合 城ケ島支所理事)にも ご協力いただき、

神奈川県三浦市三崎町諸磯で “早熟性カジメ苗移植による藻場造成”を行いました。

 藻場造成メンバーは 小型の船に乗り込み、出発地・諸磯ヨットオーナーズクラブを後にします。

 まずは、諸磯港で、防護ネットと土嚢を積み込むことに。この土嚢には、日本製鉄よりご提供いただいた

藻場の造成を助けるビバリー®ユニットが入っており、埋設利用をします。

 

 続いて、船は カジメ場造成場となる地点へ移動。食害などを防ぐ 防護ネット(20m×20m四方)を張り 

重しとなる土嚢を入れ込み、カジメ場の造成場所を整備していきます。

 その後、藻場造成メンバーは 海に潜り、県水産技術センターが陸上水槽で育成した早熟性カジメの苗を

等間隔で 網に括り付けていきます。

無事、諸磯での“カジメ苗移植による藻場造成”は終了。ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。

 余談になりますが…藻場造成をしている際、ミノカサゴとオクヨウジなどの生き物を発見!

改めて、生物多様性の重要性を実感しました。

 次回は、三浦市三崎町城ケ島で、藻場造成を行う予定です。

皆さま、引き続き『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』にご期待ください。

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