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ボランティアの心得

ボランティアの心得

ボランティアに参加する際の注意

ボランティアは、社会のために自主的に活動するもので、原則として無償です。

災害ボランティアの活動は、物資の運搬や家の片付け、ごみの処理、炊き出し、子どもの世話、高齢者の世話などなど多岐にわたります。

被災地ではボランティアセンターが立ち上がって、お手伝いを必要としている人たちのニーズを集約して、ボランティアの人たちに作業をお願いするといった形でマッチングを図っています。

現地のニーズは多様ですので、現地の社会福祉協議会やボランティアセンターで情報を確認してから行くようにしましょう。

ボランティアに行くには、自己完結が大原則です。

さらに、現地で必要としている水などの物資を、ボランティアの人たちが消費してしまっては、被災している人たちに迷惑がかかります。

移動だけでなく衣食住に関しても自分で手配して現地に迷惑をかけずに行くことが大切です。

 

◆交通手段

被災地に駆け付ける際の交通手段は自分で確保するようにしましょう。交通費は自己負担になります。

緊急車両や災害復旧作業の妨げにならないよう、極力マイカーでの乗り入れは控えましょう。

また、現地ではガソリンが不足しているケースも多く、注意が必要です。

ボランティア団体などが、バスをチャーターして被災地まで往復の団体バスを運行するケースが多くなっています。

こうした団体でのボランティア活動に参加するのも一つの方法です。

 

◆食事・宿泊場所

基本的には、食事・宿泊場所は用意されません。

自分自身で手配するようにしましょう。

食費・宿泊費は自己負担になります。

※レスキューストックヤードのHPから

 

ボランティアの心得

◆危険を予測する

どんな危険があるか、自分なりに最大限に危険予測をして関わりましょう。

◆「がんばって」は禁句です

被災者はすでに極限までがんばっています。この言葉は極力つかわないようにしましょう。

◆何でもやり過ぎない

できない部分をサポートすることは大切ですが、相手のできること、できそうなことまでやってしまう必要はありません。

◆笑顔を忘れない

ボランティアが無理して眉間にしわを寄せていたら、見ている方はもっと疲れるし、気をつかいます。

いつも笑顔がつくれるように心がけましょう。

◆「そうですね」を忘れない

お話を聞く時は否定せず聞き続けましょう。

心の苦しみを言葉に出すだけで気持ちが軽くなり、被災者のストレス軽減になります。

◆「いまどんな気持ちだろうか」を大切に

常に被災者の気持ちと状況を考えながら行動しましょう。

◆子どもの心のケアを

子どもはぴりぴりした空気を敏感に感じ取り、大人よりもストレスを溜め込んでいる場合があります。

子どもたちと思う存分遊び、話をたくさん聞き、ぎゅーっと抱きしめてあげましょう。

◆大きく物事を見る

一日のうちに必ず一歩はなれたところから全体を客観的に見る時間を持ちましょう。

◆無理をしないこと

自分のできる時に、できる範囲で行い、できない時はできないと断る勇気が大切です。

自分の生活や体調まで崩してしまうような活動はやめましょう。

◆ボランティアは行政のように平等でなくていい

平等にこだわり過ぎると動けなくなります。不平等過ぎない範囲で臨機応変に活動しましょう。

◆保険に加入するのをお忘れなく

万が一の時のために、ボランティア保険に加入しておきましょう。

(※情報提供:NPO法人 レスキューストックヤード、そのほか)

 

水害のボランティアの作業マニュアル  

※レスキューストックヤードHPから

https://rsy-nagoya.com/volunteer/image/suigai-manual.pdf

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