ぶらり途中下車の旅

「風雅すたいる」は和紙繊維で作られた衣料の販売とお茶漬けをメインとするカフェが併設されたお店です。
１０年前、和紙職人たちの構想により、和紙の糸が作られ、現在では福井の工場で和紙の糸が作られています。
こちらの会社以外にも和紙の糸は作られていますが、柔らく、衣類等の肌に触れる製品として活用されている和紙の糸はこちらのもの以外にはないそうです。
和紙の糸は、繊維の表面に凹凸がある多孔構造により、吸着性が特に優れ、消臭性や抗菌性、調湿性などの特性があります。
最初は靴下から始めた商品開発も、その和紙の特性を最大限生かすことのできる製品開発を広げ、今では、肌着・ストール・洗顔クロスなどといった製品も販売されています。
また、併設されているお茶漬けカフェでは、卵かけ茶漬け「ＴＫＣ」の他、「ゆばちりめん豆乳茶漬け」や「鶏肉の栗のお茶漬け」など、個性豊かなオリジナルのお茶漬けが約１１種類もいただけるそうで、中身も外見も癒してくれる空間になっています。