ぶらり途中下車の旅

こちらは昭和7年創業の駄菓子問屋。
時代につれて、駄菓子は大量生産の新しいお菓子に押され、職人も高齢化や後継者不足などの理由で年々数が減ってきました。
ご主人は、「何とかして駄菓子を守りたい」という気持ちから、「幻の江戸駄菓子」といわれる金花糖を復活させようと試みています。
金花糖の始まりは江戸時代、お祝いなどに重宝され、昭和に入ると、駄菓子として大人気でした。ところが、時間と手間がかかるため、七年前、東京最後の職人さんが、ついに廃業。
意を決した、ご主人は木型を引き取り、金花糖作りに踏み出しました。
孤軍奮闘の日々が続いているそうです。