ぶらり途中下車の旅

こちらは北京宮廷料理の名店。
オーナーの張さんは中国でもトップクラスの料理人を集め、今まで日本では知られていない中国料理を数多く出しています。
中でも満漢全席は皇帝が宴会などで食べていた宮廷料理で108品の料理があります。
こちらのお店ではそのうちの36品が味わえます。
こちらの満漢全席は中国の西太后が満漢全席を食べたという中国北海の名店にいた方が料理長を務めていたことがあり、そのレシピを素に再現。
満漢全席は15人までの予約制。手間暇がかかるので15人までしか作れないそうです。
満漢全席の一品としても提供されるデザート・龍須面は小麦粉と水だけで作った生地を13回伸ばすことで麺を細くしていき最終的に8192本一本1.70m全長13926.4mの麺を作ります。
龍須面は細くて熱に弱いので、60度の低温の油で揚げ、シロップをかけていただきます。
こちらのお店では、龍須面づくりのチャンピオンがおり、お祝い事の時などにはお客さんたちの前で技を披露してくれます。
“龍須”とは龍の髭のことでその見た目から名づけられたそうです。