ぶらり途中下車の旅

冷暖房機能付き三角コーンを開発しという的場さん。
的場さんはものつくり大学を卒業後、学んだ知識を元に研究を続け、「ヒューマンインターフェース」と呼ばれる分野において、光学ディスプレイや情報端末機器の開発に携わっています。
そんな研究開発を続けている中で生まれた冷暖房機能付三角コーン。三角コーンから伸びるノズルを、ズボンの裾や上着の隙間に差し込むことで、冷風や温風を服の中に送り込むことが出来ます。
工事現場など外で長時間働く人たちの助けになればと考えたそうで、仕事中の人が周りの目を気にせず扇風機やストーブに当たることは出来ないかと考えた結果、三角コーンと冷暖房の合体を思いついたそうです。
現在、三角コーンの防水化、ミスト機能の追加、暖房のポータブル化など、新機能を継続して研究中とのことで、ものつくり大学の学生の中には、冷暖房機能付三角コーンの開発を卒業研究のテーマにしている生徒もいるそうです。