想いはめぐり、時代を超える。ちはやふる新章、開幕。
競技かるたに青春をかける
高校生たちの姿を熱く描いた、
累計発行部数2900万部越えの
大ヒット漫画『ちはやふる』。
2016年、2018年に3部作として
実写映画化され、
人気俳優を多数輩出し、
“青春映画の金字塔”と評されました。
そしてその映画『ちはやふる』から
10年後の世界を
原作者・末次由紀先生と共に紡いでいく
オリジナルストーリーの制作が決定!
ほとばしる情熱は、色褪せることなく
新たな世代へめぐっていく。
バトンを受け継いだ令和の高校生たちが
青春全てをかけて競技かるたに挑みます。
次世代のスターたちと打ち立てる、
新たな青春ドラマの金字塔、
連続テレビドラマ
「ちはやふる−めぐり−」
2025年7月スタート!
末次由紀『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」所載)
累計発行部数2900万部超! 競技かるたに情熱をかける高校生たちの鮮烈青春ストーリー!!
まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー。
原作者プロフィール末次由紀
1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。22年に「ちはやふる」は完結50巻を発売し、現在は千早たちが卒業してすぐあとの瑞沢かるた部を描く「ちはやふる plus きみがため」を「BE・LOVE」にて連載中。
舞台は千早たちが卒業してすぐあとの瑞沢かるた部。
一年生の長良凛月は全国制覇を目指し部活に取り組んでいるが、なかなかうまくいかない。
それでも真摯に真剣に向き合う彼の姿勢は、周囲をそして自分自身の"心"を突き動かしていく…。
その強き意志は、誰がために――。
あらたな『ちはやふる』始動!
ショーランナー
小泉徳宏
監督
藤田直哉本田大介松本千晶吉田和弘
脚本
小坂志宝本田大介松本千晶金子鈴幸
脚本協力
モノガタリラボ
音楽
横山克
プロデューサー
榊原真由子巣立恭平中村薫平田光一
企画・プロデューサー
北島直明
チーフプロデューサー
松本京子
制作協力
ROBOTウインズモーメント
製作著作
日本テレビ
コメント
原作者末次由紀
「ちはやふる」が新しい挑戦に踏み出します!映画の世界線を基にしつつ、原作にはないオリジナルストーリーで展開するドラマ化。私も原作者として脚本のプロット段階から関わらせていただきましたが、映像で立ち上がった時どれほど輝くのかと、ずっとワクワクしています。10年後の新キャラ達が息吹を得て動き出す様子には、毎回「この『ちはやふる』も良い!」と感激しています。
そして、競技かるたの練習に励む俳優さんたちの成長ぶりには驚きの連続です。練習を重ねるごとに上達していく姿は、まさに凝縮されたドラマ。その真剣な姿勢と俳優さん達の個性に、物語がさらに深みを増していくのを実感しています。
この作品がテレビを通じて、お子さん達やご家族に頑張ることの楽しさをお届けできることを心から願っています。一緒にこの新しい「ちはやふる」の世界を楽しんでいただけたら幸いです。
ショーランナー小泉徳宏(映画『ちはやふる』監督・脚本)
劇場用長編映画「ちはやふる」3部作を発表してからおよそ10年が経ちました。
今でもなお、作品の感想や自身への影響などを聞かせて頂ける機会が多く、作った当時の自分が心から願ったその通りに、長く長く愛して頂ける映画になっていると感じ、作り手冥利につきる思いです。
一方でこの10年という月日は、百人一首に比べれば僅かな時間でしょうが、私たちのような有限の存在にとっては決して短くなく、
変わらないものの中にも変わるものが多くあったのは、皆さんご存知の通りです。これまでの10年間、映画「ちはやふる」は特に若い世代を中心に彼ら彼女らを励まし、どこかでその人生に希望を持って頂くのに一定の役割を果たせたかも知れません。
でも、これから先の10年はどうだろう。
自分の中で映画「ちはやふる」は完結している、その考えに変わりはありません。でも、1000年前の歌にも今様があったように、そこに描かれる感情についてはアップデートが必要かも知れない。そう思った時、次の10年に向けた新たな物語の必要性を感じました。
「ちはやふる−結び−」でも描いた次世代へと継承していく精神にのっとり、今回のドラマ作りにおいて、主だった役割は次世代へと託します。かといって、そういった美辞麗句を隠れ蓑にしてすべてを丸投げするのではなく、私は複数の脚本家と共同で執筆していく「ライターズルーム」というシステムの中で、それらの脚本を統括する「ショーランナー」という新たな立場で参画いたします。
原作から映画になり、更にその映画から派生するオリジナルドラマというこれまでにない挑戦を快諾してくださった末次先生には、
いちクリエイターとして感謝と尊敬の念を抱かずにはおれません。末次先生と共に慎重に検討を重ねながら、次の10年、願わくば1000年。皆さんの大切な「宝物」になるような、そんな物語を目指して参りたいと思います。
監督藤田直哉
「ちはやふる−めぐり−」の監督・演出をさせていただきます、藤田直哉です。
末次由紀先生の「ちはやふる」を初めて読んだとき、個性的で魅力的なキャラクターたちが、ひたむきに青春を謳歌しているのを見て、何かに一生懸命になることはなんて美しく、なんて素晴らしいことだ、と自分自身も背中を押され、気持ちが軽くなったのを覚えています。
今回ドラマ化の話を頂いたときはとても驚きました。
映画「ちはやふる」では、小泉監督、北島プロデューサー、プロフェッショナルのスタッフの皆さんが素晴らしい実写映画を製作し、青春映画の金字塔を打ち立て、当時自分の周りの多くの人を感動させているのを目の当たりにしてきました。もちろん私も感動を受けたその一人です。
その世界線の未来を、オリジナルストーリーとして新しい形での映像化に携われるなんて、夢にも思っていなかったのでとても嬉しく、ワクワクしています。
一方で、「ちはやふる」を愛し、大切にしてきた全ての皆さんに、喜んで頂けるようなドラマをお届けせねばならないというプレッシャーがあり、身が引き締まる思いでもあります。責任と覚悟を強く持って作品に向き合います。
制作にあたっては、末次先生と何度もお話しさせていだだき、一緒に作り上げてきました。わたしたちを信じて、「ちはやふる」を預けていただいている末次先生に本当に感謝いたします。
今回一緒に制作するスタッフは、新しい世代の、才能溢れ、信頼できるメンバーばかりが揃っています。この新しい世代で作り上げる「ちはやふる」が、今までの青春ドラマを刷新していくものになると信じています。
プロデューサー榊原真由子
まずは、この度の「ちはやふる−めぐり−」の制作にあたって、「ちはやふる」という大切な作品をお預けいただいた末次由紀先生に心より御礼申し上げます。
何度も監督、脚本家、プロデューサー陣とディスカッションを行なってくださり、先生が作品にこめている想いやキャラクターたちへの愛、競技かるた界や百人一首に対する想いをお聞かせくださいました。今回、オリジナルストーリーを制作しますが、その根幹はもちろん漫画「ちはやふる」であり、先生のお言葉ひとつひとつです。物語自体はオリジナルでも、答えは全て原作にあると思い、折に触れて原作に立ち返り制作を行なっております。
末次先生が「今回、新しく生み出すキャラクターの人生にきちんと責任を持ってほしい」とおっしゃったことが強く心に残っております。先生が「ちはやふる」のキャラクターひとりひとりを愛し、その人生に意味を与えたように、「ちはやふる−めぐり−」のキャラクターの人生を大切に紡いでいくつもりです。
また、制作にあたって多くの競技かるた関係者の皆さまにお話を伺い、これから始まる撮影においてもたくさんのご協力を賜っています。この場を借りて、皆さまに御礼申し上げます。
「ちはやふる−めぐり−」を共に紡いでいくため、新たなキャストにも集まってもらいました。皆、昨年夏から必死にかるたの練習をしてくれています。映画「ちはやふる」にご出演された数々の先輩俳優たちからバトンを受け継いだ彼らの活躍にもぜひ、ご注目ください。
そして私自身も映画「ちはやふる」を制作した北島プロデューサーからバトンを受け継ぎ、ドラマのプロデューサーを務めさせていただきます。大切な大切な「ちはやふる」を、作品に宿っている熱を決して冷ますことなく、お届けできるよう日々、その責任の重さを実感しながら制作にあたっております。
皆さま、7月の放送開始まで、ぜひ楽しみにお待ちください。
映画『ちはやふる』
企画・プロデューサー北島直明
実写映画化に向けて動き始めたのは2014年でした。「ちはやふる」原作者の末次由紀先生に初めてお会いし、末次先生が我が子として愛している「ちはやふる」をお預かりしたあの日の緊張感は今も忘れられません。漫画の中で躍動し、努力し、悔しがり、泣き、喜ぶ魅力的な登場人物たちをどうやって実写化すべきか、人の心を震えさせる感動の物語展開をどうやって脚本に落としこむべきか、当時、小泉徳宏監督と何日も何週間も悩み続けました。映画が完成し、末次先生にご覧頂いた日の事も忘れられません。正直、怖くて仕方なかった。でも、試写室から出てきた末次先生の笑顔はそれまでの苦難を全て帳消しにしてくれました。
そんな、とても大切な大切な「ちはやふる」をもう一度、映像化したいと思ったのは、コロナ禍によって青春を奪われてしまった子供たちの姿を見た時です。エンターテインメントは未来への希望を創出する事が使命だと思っています。
しかし、いざ動き出すと問題山積…広瀬すずさん達、当時の出演キャストは皆、大人になってしまっているし、原作の続きをそのまま描く事は難しい…。色々と悩んだ末に生み出たものが「ちはやふる-めぐり-」。映画の世界線の未来を描いた完全オリジナルストーリーです。末次先生と一緒でなければ決して作る事が出来なかった物語です。先生に心より感謝申し上げます。
《めぐり》のサブタイトル通り、物語だけでなく、スタッフ・キャストにもバトンを渡します。新たな「ちはやふる」を紡ぐのは、新進気鋭の藤田直哉監督、脚本家の小坂志宝、本田大介、松本千晶、金子鈴幸。そして、プロデューサーの榊原真由子、中村薫。全員で何度も末次先生とミーティングを重ねてきました。2000人を超える大オーディションを勝ち抜いた新たな出演者たちにもご期待下さい!この作品が青春ドラマの最高到達点に至る事を確信する、最高のメンバーが揃いました。
末次先生・スタッフ・キャスト一同、視聴者の皆さんに楽しみをお届けしたい一心で絶賛製作しております。
製作の進捗については、随時、ドラマ『ちはやふる』の公式からご報告させて頂きます!