百人一首は「5・7・5・7・7」の和歌で構成されています。
「5・7・5」の部分を上の句、「7・7」の部分を下の句といいます。
上の句が詠まれたら、下の句の書かれた札を取る競技です。
上の句を詠む人を「詠み手」あるいは「読手(どくしゅ)」と呼びます。
①試合を始める前に
100枚のうち、使用する50枚を無作為に選びます。
その50枚をさらに25枚ずつに分け、お互いに3列に並べます。これが陣です。
自分側の陣を自陣、対戦相手側の陣を敵陣と呼びます。
②暗記時間
15分間でお互いの陣の札の位置を暗記します。
③試合が始まったら
読手が上の句を詠むので、その下の句の札を相手よりも先に取れば「取り」です。 自陣の札を取った場合は、自陣の札が1枚減ります。
敵陣の札を取った場合は自陣から1枚札を敵陣に送り、自陣の枚数を1枚減らすことが出来ます。(送り札)
これを繰り返し、先に自陣の枚数をゼロにしたほうが勝ちです。
監修:講談社BE・LOVE編集部