2014.1.12 - 兵庫県『相生カキづくしメニュー!』

兵庫県『相生カキづくしメニュー!』

相生市の名物の相生カキをふんだんに使用した、カキづくしの3品! 初参加の『関ジャニ∞』の丸山が作ったのは、スナック菓子を衣がわりにした『うまいか衣のカキフライ』。太一が作ったのは、ネギや大根の葉、シイタケ、そしてカキを、味噌で塗った鍋で仕上げた『野菜たっぷりの相生カキの土手鍋』。城島が作ったのは、すりおろしたレンコンを焼いて作った、焼きレンコンの間に、肉に見立てたシイタケ、カキを挟んだ『0円バーガー』! 三者三様のアイディアと、名産の相生カキ、そして相生市の食材が詰ったメニューとなった。

0円食材

色や形の悪いシイタケ

相生市でシイタケを栽培している深山農園さんで頂いた0円食材。
菌床栽培でのシイタケづくりが特徴。
形が悪い物は、スライスされて乾燥シイタケなどの加工品になるというが、それでも形が悪い物などは廃棄される。そんな加工品にもならないしいたけを分けて頂いた。

分けて頂いた方

深山 幹郎(みきろう)さん

傷つきやねじれたレンコン

名産の姫路レンコンを栽培している農家の船引さんに分けて頂いた0円食材。
傷がついた物や形が変な物は、自宅で食べたり、近所に配っているという。
それでも、数が多く、配り切れず捨ててしまうレンコンがあるという事で分けて頂いた。

分けて頂いた方

船引 政則さん

白菜の一番外側の葉

自宅で食べるように白菜などの野菜を栽培している木村さんに分けて頂いた0円食材。
農薬を使わずに育てるため、白菜の一番外側の葉は、固く、虫に食べられたりしており、収穫しても捨ててしまうという事で分けて頂いた。

分けて頂いた方

木村 義博さん

傷がついたり破れているカキ

殻付きカキ、生カキの加工、出荷を行っている舛本水産で分けて頂いた0円食材。
相生湾は、周りが山で囲まれており、自然が豊かでプランクトンが多く海の栄養が豊富。
そのためカキがよく成長し、身が大きく味もいい。
さらに鰯浜漁港では1人につきカキ棚を6台と制限をかけ、漁場が悪くなるのを防いでいる。
舛本水産で、加工する際に出てしまう、傷がついたり、破れてしまい、小さくなってしまったカキを分けて頂いた。

分けて頂いた方

舛本 成治さん

ほったらかしのネギと大根の葉

自宅や知人にあげるように野菜を栽培している福丸さんに分けて頂いた0円食材。
うまく育たなかったネギや、収穫の際に捨てた大根の葉はいらないということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

福丸 ツヤ子さん

丸山が頂いた食材

訳あり商品にもならないスナック菓子

相生市周辺の名産のスナック菓子『うまいか』を製造販売しているミナト水産に頂いた0円食材。
形にばらつきがあり、太くなってしまった物や厚みがある物、2本くっついてしまった物、茶色く揚がってしまったものなど、訳あり商品にもならず捨てられてしまう物を分けて頂いた。

分けて頂いた方

藤本 精一郎さん

0円料理

野菜たっぷりの相生カキの土手鍋

土手鍋とは、みそを鍋の内側の側面に土手のようにぐるりと塗りつけ、鍋の中にだし汁を入れ、みそを少しずつ溶きながらカキや野菜などを煮て食べる鍋料理。

1.しいたけ、大根の葉、ネギを切る。

2.鍋の内側に味噌を塗る。

3.しいたけ、大根の葉、ネギ、カキ、レンコンを入れる。


4.お湯を入れて煮る。
(中火10分~弱火10分)

5.完成。

うまいか衣のカキフライ

1.うまいかを細かく刻む。

2.カキに塩、胡椒で味付け。

3.水で溶いた小麦粉、うまいかの衣をつける。


4.揚げる。(180度で2分)

5.完成。

カキとシイタケをレンコンではさんだ0円バーガー

A:レンコンのバンズ

1.レンコンの皮を剥いてすりおろす。水気をきる。

2.レンコンに小麦粉を加え混ぜる。

3.フライパンに油を引きハンバーグの形にしたレンコンを焼く。


B:シイタケのハンバーグ

1.しいたけを刻む。

2.刻んだしいたけに塩、醤油、料理酒で味付けし、片栗粉を混ぜ合わせる。

3.薄く焼き、切る。


C:カキの竜田揚げ

片栗粉をつけたカキを揚げる。


D:白菜の外葉の湯通し

1.白菜の外葉を茹でる。

2.白菜の外葉を切る。


E:レンコンのバンズに、焼いたしいたけ、白菜の外葉、カキの竜田揚げをはさんでケチャップで味を調え、爪楊枝をさせば完成。

道の駅

道の駅 あいおい白龍城(ペーろんじょう)

兵庫県相生市にある道の駅。冬の名物カキをはじめ、新鮮な野菜・海産物・土産物など揃う。
白龍城のもう一つの大きな目玉は「ペーロン温泉」。
露天風呂、薬槽、サウナ、ジャグジーなどがあり露天風呂からは相生湾を一望できる。
道の駅の名前にもある白龍(ペーロン)とは、中国から相生市に伝わる「ペーロン競漕」から来由来。

相生市観光協会
1655年に長崎県に伝来し、大正11年に長崎出身の播磨造船所従業員によって伝えられ、この異国情緒あふれるペーロン競漕を絶やすことなく続けたいと、戦後「相生港まつり」として現在の祭り「相生ペーロン祭」が海上行事として行われている。

立寄り処

花畑製麺所手延素麺揖保乃糸を求めて訪ねた製麺工場の1つ、花畑製麺所。
昼間に麺を乾燥させなければならないため、午前3時から揖保乃糸作りを行っている。
太一と丸山がお邪魔した時には、すでに「門干し工程」と呼ばれる作業が終わっており、麺を干す際に切れてしまった物は、廃棄された後だった。

出会った方

花畑 正信さん