2015.3.1 - 石川県『0円海鮮あんかけおこげ風』と『シマエビ衣の能登牛と長芋のコロッケ』
石川県志賀町で作った0円メニュー。長芋で作ったおこげに、シマエビ、シイタケ、能登豚の脂の旨味が詰ったあんをかけて作った「海鮮あんかけおこげ風」と、長芋と能登牛のミンチを混ぜて作ったものを、シマエビの殻で作った衣にまぶして揚げた特製コロッケ! |
0円食材
城島が頂いた食材
表面が傷んだ長芋
志賀町大西の農家さんに分けて頂いた0円食材。
長芋農家の川村さんは、5ヘクタールの面積の畑で長芋を作っており、年間約2万本を収穫。
11月に全て収穫し、倉庫で保存して、この時期はそこから袋詰めし、少しずつ出荷している。
石などの障害に当たって先が割れていたり、収穫の際に折れてしまったものは知り合いに配るが、土中の虫に表面をやられて傷んだモノは、捨ててしまうというので分けて頂いた。
分けて頂いた方
川村 光男さん |
傷みかけのシイタケ
志賀町中畠のシイタケ農家さんから分けて頂いた0円食材。
「のと115」という品種のシイタケを栽培しており、その中でも、かさの直径が8cm以上、厚み3cm以上、かさの丸みこみが1cm以上という条件を満たしたものは、「のとてまり」という名前のブランドしいたけになる。
金属や木などの障害物にあたって、かさの裏が黒くなってしまったものや、収穫が遅れて傷みかけたしいたけは出荷もせずに捨ててしまうとの事で、分けて頂いた。
分けて頂いた方
播磨 正幸さん |
長瀬が頂いた食材
能登牛の切れ端
牛脂
能登豚の脂身
明治37年創業(110年)の食肉加工会社「寺岡畜産」から分けて頂いた0円食材。
能登牛は、年間頭約700頭程度しか出荷しない希少な牛。
能登豚は、能登の天然水で手塩にかけて育てた豚。
いずれも、能登半島を代表する肉として人気。
頂いたのは、能登牛の切れ端、能登牛の脂、能登豚の脂。
脂身が多くついているものや脂身は商品価値が無いために捨ててしまうという。
分けて頂いた方
寺岡 一彦さん |
小さくて売れないシマエビ
日本海に面する富来漁港で分けて頂いた0円食材。
甘エビの水揚げ量は県内2位で、石川県で唯一、甘エビの『カゴ網漁』を行なっている。
瀬川さんは甘エビをメインで獲っているが、その中にシマエビが混ざっていることがあり、小さいものは値段がつかず、箱代にもならないので捨ててしまうというので分けて頂いた。
分けて頂いた方
瀬川 善彦さん |
0円料理
0円海鮮あんかけおこげ風
1.エビの殻を剥き、火で炙った後に鍋に入れて出汁をとる。 |
2.豚の脂は一口大に切って塩で揉み、しばらく置いた後に茹でる。 シイタケは薄切りにする。 |
3.エビの殻で取った出汁に、しょうゆ、酒、オイスターソースで味をつける。 豚の脂、殻を剥いたエビ、しいたけを加え一煮立ちさせる。 最後に片栗粉を入れとろみをつけ、火を止めた後に、香り付けのごま油とこしょうを入れ、あんの完成。 |
4.長芋は角切りにしたものとすりおろしたものに塩を少し加え、混ぜ合わせる。 |
5.混ぜ合わせたものを四角に切ったオーブンシートの上にのせて四角に形を整え、油で揚げ、おこげ風に。 |
6.最後に長芋のおこげ風にあんをかけ、完成。 |
シマエビ衣の能登牛と長芋のコロッケ
1.長芋の皮を剥き、輪切りにし、フライパンで蒸かす。 |
2.能登牛の切れ端と能登牛の脂を細かく刻みミンチ状にする。 |
3.フライパンに能登牛のミンチを入れ、しょうゆ、砂糖、酒、みりんを加え、炒めていき、そぼろにする。 |
4.蒸かした長芋をマッシャーで潰し、そぼろにした能登牛と牛脂を加えて混ぜ合わせる。 混ぜ合わせたものを俵状にする。 |
5.エビの殻をフライパンでから煎りし、フードプロセッサーで細かくする。 |
6.細かくしたエビの殻を衣にして、揚げる。 |
7.キツネ色になったら油から取り出し、完成。 |
道の駅
道の駅 とぎ海街道
石川県羽咋郡志賀町にある道の駅。 地元の漁港で水揚げされた、日本海の新鮮な魚介類が人気! 生簀では、近海で獲れた旬の甘エビや加能ガニが販売されている。 その日に収穫した旬の朝採れ野菜、塩辛、天然の岩ノリなども! さらに、米どころならではの米の加工品、地元が誇る能登牛の加工品も! |
立寄り処
大西生産組合城島がもちの加工品を求めてお邪魔した。 のしもちなど、様々な加工品を作っており、その加工の際に切れ端が出てくる。 これは、商品にはならないが、もったいないので、真空パックし、お客さんにサービスで渡しているという事で頂けず。 |
出会った方
森山 保さん |
橋谷 定四郎さん |