2015.5.10 - 茨城県『0円サバのかば焼き丼 天ぷらのせ』と『0円ほうれん草の大豆和え』
茨城県日立市周辺で集めた食材で作ったのは、サバをウナギのかば焼きに見立て、さらに白菜とエビやタコなどの魚介類を加えたかき揚げ天ぷらを乗せたかば焼き丼。小麦粉を加えて蒸して作った、モチモチの食感のシラスをご飯の代わりにした、アイディアが光り、食が進む一品に。 |
0円食材
城島が頂いた食材
イカ・タコ・エビが混ざったシラス
日立市留町の「小松水産」から分けて頂いた0円食材。
創業75年で、サンマのみりん干しやイカの珍味である、「いかかば」、「シラス干し」などを製造している。
選別の際に出てくる、イカやタコなどをはじいた際に、一緒にはじかれるシラス。
社員の方も食べないというので分けて頂いた。
分けて頂いた方
二村 好昭さん |
機械に落ちていた大豆
常陸太田市馬場町の「水府納豆」で分けて頂いた0円食材。わらつと納豆に加え、麦納豆(納豆に対して1割麦を入れている)がオススメ。
1回の作業で2000~3000個の納豆のパックを作るという。
大豆を洗浄機に入れる際に、こぼれて隙間に入ってしまった大豆を分けて頂いた。
分けて頂いた方
安島 孝雄さん |
長瀬が頂いた食材
葉っぱが傷んだほうれん草
常陸太田市芦間町にある、栗原農園で分けて頂いた0円食材。
栗原農園の社長のお母さんが作っているほうれん草。
そんなほうれん草だが、葉が傷んでしまったものは選別して捨ててしまうという事なので分けて頂いた。
分けて頂いた方
栗原 ミサ子さん |
「ねぎでええやん」の固い葉っぱ
常陸太田市芦間町にある、栗原農園で分けて頂いた0円食材。
こちらでは「ねぎでええやん」という名前のねぎを栽培している。
栗原農園の生産物の80%を占める主力商品。
子ねぎの名称で、水耕栽培で行っている。
選別の際は、空気の圧力を使って水とエアーを吹き出し、根などを吹き飛ばして行うが、その時に出る、外側の固い葉を分けて頂いた。
分けて頂いた方
栗原 玄樹さん |
身が柔らかすぎるサバの干物
日立市久慈町にある、「仙台屋田所半五郎商店」で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、さんまのみりん干しなどを作っているが、ノルウェー産のサバを加工した際に、稀に干物にしても身が締まらないものが出てきてしまう。
食べると脂が乗って美味しいが、干物には適さず、店の人も持って帰らないという事で分けて頂いた。
分けて頂いた方
田所 貴史さん |
白菜の花
常陸太田市芦間町の白菜農家さんから分けて頂いた0円食材。
白菜は菜の花と同じアブラナ科の仲間なので、収穫せずに放置しておくと、菜の花と同じような花を咲かせる。
商品にはせずに、そのまま捨ててしまうという事なので分けて頂いた。
分けて頂いた方
後藤 敏男さん |
0円料理
0円サバのかば焼き丼 天ぷらのせ
1.サバを半分に切り、小麦粉をまぶす。 まぶしたサバを180度の油で約6分揚げる。 |
2.醤油、酒、みりん、砂糖を鍋でとろみが出るまで煮つめ、かば焼きのタレを作る。 |
3.揚げたサバを焼き網の上で、かば焼きのタレを塗りながら両面をじっくり焼き、完成。 |
4.シラスをたっぷりの湯で約5分茹でる。 湯でている際に、浮いてきたタコやエビをすくい、水気を取っておく。 塩分が抜け、茹で上がったシラスも水気を取っておく。 |
5.水気を取ったシラスに小麦粉を少しまぶし、茎イングシートを引いたフライパンで7分程分蒸す。 |
6.小麦粉を水で溶いたものに、シラスを茹でる際に取ったタコとエビを加える。 その衣に白菜の花をつけて、揚げると白菜の花の天ぷらの完成。 |
7.蒸したシラスを丼に盛り、かば焼きのタレをかける。 その上にサバのかば焼き、白菜の花の天ぷらを乗せ、最後に切っておいた小ネギをふりかけ、完成。 |
0円ほうれん草の大豆和え
1.ほうれん草の根を切り落とし、使える葉を取り出し、約2分茹でる。 |
2.大豆をから煎りし、オートミルで粉末状にする。 大豆の粉末に味噌とみりんを大さじ2杯加え混ぜ合わせる。 |
3.茹でたほうれん草の水分を絞り、一口大に切り分ける。 |
4.ほうれん草の上に調理した大豆ダレをかけて完成。 |
道の駅
道の駅 日立おさかなセンター
茨城県日立市にある道の駅。 地元漁師さんが経営するお店など、4軒の鮮魚店が鮮度と値段を競っている。 名物は、サヨリやホタテなど30種類以上ある新鮮なネタの中から、好きなものを身勝手に選んで乗せる「味勝手丼」。 その他、地元農家さんの有機野菜や、名物の納豆、常陸秋そばなどの名産品も並ぶ。 |