2016.11.20 - 長野県『0円オムそばめし風』『0円かき揚げ』『0円アップルパイ』
長野県飯山市周辺で集めた0円食材で作った3品。 |
0円食材
カラスに突かれたリンゴ
里芋の親芋
城島が出会った農家さんから分けて頂いた0円食材。
こちらでは、年間約1万2000個のリンゴを収穫。
ネットをかけ遅れたため、カラスに突かれたリンゴと、実がかたいため捨ててしまうという里芋の親芋を頂いた。
分けて頂いた方
市川 澄人さん |
虫に食われたキャベツ
城島が、道すがら出会った農家さんから分けて頂いた0円食材。
こちらでは、道の駅には出荷せず、キャベツ、小松菜、人参、白菜など10種類以上の野菜を自家栽培している。
分けて頂いたのは、虫に食われて穴が空いたキャベツ。
城島が来なければ、近所にもあげず、そのまま捨てる予定だった。
分けて頂いた方
前沢 里美さん |
傷モノの玉ねぎ
長瀬と共に訪れた農家さんから分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、夏に収穫して倉庫に保存していた玉ねぎ。
日数が経って柔らかくなってしまい、食べることもなく、捨てるということで分けて頂いた。
勝手にできたムカゴ
玉ねぎをいただいたあとに城島が農家さんの庭で見つけた。
長芋の切れ端を捨てたら、そこから勝手にムカゴが出てくるようになった。
最近は出てきても食べることはないというので分けて頂いた。
※ムカゴとは、自然薯やヤマイモの肉芽のこと。
葉の付け根にできて、落下すると無性的に新しい芽を出し、種のような役割をする。
分けて頂いた方
田中 米吉さん |
たみ子さん |
規格外の野沢菜
大倉が農家さんから分けて頂いた0円食材。
分けて頂いたのは、大きくなりすぎてしまったり、小さすぎたりした野沢菜。
大きくなりすぎたものや、小さいものは道の駅に出荷しないため、畑に放置していた。
分けて頂いた方
八井沢 清隆さん |
機械からこぼれた蕎麦
大倉が、創業70年の「桝田屋食品」で分けて頂いた0円食材。
分けて頂いたのは、乾燥室に運ぶ途中で落ちてしまった蕎麦。
そば生地を麺状に切断した後、乾麺にするため、上の階にある乾燥室へと機械が運ぶが、その際、下に落ちてしまったそばは捨ててしまうとのことで頂いた。
分けて頂いた方
隅田 佳郎さん |
殻の割れた卵(大倉と一緒にGET)
長瀬と大倉が、養鶏場の「吉越ファーム」で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、1日約1万2000個のたまごを選別・出荷。
分けて頂いたのは、殻が割れてしまったり、ヒビの入っている卵。
採卵時、ケースに斜め向きに入れたものは、その上にケースを重ねたときにケースにぶつかり割れてしまう。殻が薄く、鶏が産み落とした際に、金属のケージにぶつかり割れてしまう。
自宅でも食べ切れないほど出るため、捨ててしまう。
分けて頂いた方
吉越 洋治さん |
小さいシメジ
長瀬が、奥信濃農園で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、1日約8000パックを出荷している。
分けて頂いたのは、出荷の際にふるいにかけて出た、小さいサイズのシメジ。
従業員が持ち帰りきれないものは、捨ててしまうという。
分けて頂いた方
大日方 望さん |
0円料理
0円オムそばめし風
1.そばを細かく刻み、フライパンで炒める。 |
2.里芋を米粒状に切り、弱火で15分煮て、(1)と一緒に炒める。 |
3.卵を溶き、半熟状に焼いたら、炒めたそば、里芋の上にのせる。 |
4.キャベツ、玉ねぎを刻み、シメジを加え、ソースと水溶き片栗粉を加え、あんかけを作る。 |
5.(3)の上にあんかけをかけ、最後にミジン切りにした野沢菜を散らしたら、完成! |
0円かき揚げ
1.野沢菜を1cmほどに、玉ねぎをくし切りに、ムカゴを半分に切る。 |
2.シメジを加えて、衣を絡めて、180度の油で揚げる。 |
3.きつね色になったら、完成! |
0円アップルパイ
1.リンゴを皮ごと一口大に切る。 |
2.グラニュー糖をまぶし、水分を飛ばすように煮詰める。 |
3.茹でた里芋をマッシャーですり潰し、砂糖、塩を加える。 |
4.(3)に卵、小麦粉を加え、型に入れ薄く伸ばす。 |
5.煮たリンゴを(4)の上にのせ、そばを編み、網目状になるようのせる。 |
6.表面に卵黄を塗り、230度のオーブンで20分焼いたら、完成! |
道の駅
道の駅 花の駅 千曲川
千曲川の中間地点にあり、長野県最北端の飯山市にある道の駅。 地元で採れた野菜がおよそ200種類も並び、名産の野沢菜やリンゴなども大人気。 毎朝、開店と同時に地元の人が新鮮な農産物を求めて押しかける。 |