2018.4.8 - 愛知県『0円すき焼き』『0円グリーンサラダ』

愛知県『0円すき焼き』『0円グリーンサラダ』

愛知県大府市周辺で頂いた0円食材で作ったのは2品。
「0円グリーンサラダ」は、キャベツにブロッコリー、さらにわかめと、グリーン一色。赤味噌と和えたそぼろ風の鶏つくねで頂く。そして、「0円すき焼き」は、ブランド牛「あいち知多牛」に、城島お手製のホウボウと木の山芋で作った、焼き豆腐風の具材で頂く、贅沢な一品。

0円食材

自然に生えたシイタケ

シイタケを栽培している「冨田椎茸園」で頂いた0円食材。
ビニールハウスの中でシイタケを栽培しているが、ハウスの外に置いた、菌が植え付けてある原木から自然に生えてしまったシイタケは、大きく育ちすぎてカサが開き、形が悪く商品にならないとのこと。

分けて頂いた方

冨田 信夫さん

傷んだ木(こ)の山芋

直売所で見た「木(こ)の山芋」の生産地、木の山地区の方から頂いた0円食材。
食べ切れずに残しておいた木の山芋を捨てようとして忘れていたとのこと。傷んでいる部分を切り落とせば食べられるということで頂いた。

分けて頂いた方

山口 富子さん

花が咲いた白菜

大府市内の畑で白菜を育てる方から頂いた0円食材。
収穫時期を過ぎた白菜は、薹(とう)が立ち、開いてしまった葉は固くなって、味が落ちてしまうため、捨てようとしていたということで頂いた。

分けて頂いた方

井田 政司さん

乾燥ワカメの先端

師崎漁港の漁師さんから頂いた0円食材。
シケが多い冬場は、ワカメを収穫して乾燥ワカメを作るが、その際、ワカメの先端は色が抜けてしまい、味が薄く、見栄えも悪いため、ちぎって捨ててしまうという。

分けて頂いた方

村井 利男さん

色が抜けたホウボウ

師崎漁港近くの鮮魚店「赤羽商店」で頂いた0円食材。
鮮やかな赤い色が特徴の高級魚・ホウボウは、釣ってから時間が経つにつれ、色が抜けてしまう。従業員が持って帰ることもないということで頂いた。

分けて頂いた方

赤羽 正明さん

傷ついたブロッコリー&外葉が傷んだキャベツ

直売所で見つけたキャベツの農家さんから頂いた0円食材。
虫に喰われ傷んでしまったキャベツは、外側の葉をめくれば食べられるが、商品にするには一回り小さくなってしまうため、選別の際、はじいて捨ててしまうという。

分けて頂いた方

花井 津多子さん

あいち知多牛の脂身&硬いスジ

ブランド牛肉を加工販売する「肉の近江屋」で頂いた0円食材。
愛知県のブランド牛「あいち知多牛」を加工する際、塊の表面にある「鬼スジ」と呼ばれる部分を取り除く。そこにわずかに身が残るが、スジから剥がすのに手間がかかるので、使わない脂身とともに捨ててしまうという。

分けて頂いた方

加藤 晴代さん

加藤 久晴さん

ヒビ割れた名古屋コーチンの卵

大府市内の養鶏場「花井養鶏場」で頂いた0円食材。
日本三大地鶏と言われる名古屋コーチンの卵は、出荷基準も厳しく、わずかにヒビが入った卵でも加工に回さず、従業員が持ち帰ることもなく、捨ててしまうという。

真空パックが解けた鶏つくね

卵を頂いた「花井養鶏場」で頂いた0円食材。
こちらでは、直売所で売るため鶏つくねの真空パックを製造しているが、稀に袋に傷が付き、空気が入ってしまう。それらは売り場から回収するが、従業員が食べきれない分は、捨ててしまうという。

分けて頂いた方

花井 祐輔さん

日和(ひより)ちゃん

美由紀さん

0円料理

0円すき焼き

1.牛スジ肉を茹で、水で冷やした後、食べやすいようにスジから身を薄く切る。
2.ホウボウを三枚におろして、ぶつ切りにしたら、塩を加えてフードプロセッサーでミンチにする。
3.ホウボウのミンチに、すりおろした木の山芋を加え、フードプロッセサーでさらに混ぜる。
4.混ぜ合わせたものをタッパーに詰めて、オーブンシートで蓋をして蒸す。
5.蒸しあがったら、表面にバーナーで焦げ目をつけて焼き豆腐風に。
6.牛スジ肉の茹で汁に、醤油、砂糖、みりんを加え、すき焼きの割り下を作る。
7.白菜、シイタケ、長ネギをそれぞれ適当な大きさに切る。
8.すき焼き鍋に牛脂で油を敷き、切った野菜と牛スジ肉、焼き豆腐風を並べ、割り下を加え、煮詰めたら完成!
9.生卵を溶いて頂く。

0円グリーンサラダ

1.鶏の肉団子をミンチ状に刻み、合わせてネギもみじん切りにする。
2.牛脂でフライパンに油を敷き、刻んだネギ、ミンチ鶏肉の順で炒める。
3.これに赤味噌、みりん、砂糖、酒、唐辛子を水で練ったものを加えて肉味噌を作る。
4.生わかめを一口大に切って湯通しし、水で冷やす。
5.キャベツを一口大にちぎり、ブロッコリーはフライパンで蒸す。
6.皿にキャベツ、湯通ししたわかめ、蒸したブロッコリーを盛り付け、肉味噌を乗せ、仕上げに、刻んだ乾燥わかめを散らしたら完成!

直売所

直売所 JAあぐりタウン げんきの郷

東京ドーム1.5個分(7ヘークタール)の広大な敷地面積を持つ、日本で最大級の産地直売所。生産量全国1位を誇るフキ、畑のうなぎと呼ばれる木(こ)の山芋など、500人以上の地元農家さんが採れたて野菜を持ち込み、あいち知多牛や知多豚などのブランド肉、名物の大アサリなども並ぶ。さらに、地下1500mからくみ上げる天然温泉もあり、年間230万人が訪れる。