2022.1.30 - 愛媛県『今治焼豚玉子飯風』『たこ蒸し』『0円ラーメン』

 愛媛県『今治焼豚玉子飯風』『たこ蒸し』『0円ラーメン』

愛媛県今治市周辺で集めた食材で作ったのは、お米の代わりに細かく刻んだ里芋と、その上に焼豚、目玉焼きをのせた、今治名物『今治焼豚玉子飯風』、紅ショウガ風の赤大根、青のりに見立てたレタス、ぶつ切りにしたタコを卵の殻に入れて蒸して作った『たこ蒸し』、アジの骨と鯛の頭でとった出汁で作ったスープに、焼豚やゆで卵、メンマ代わりの白菜をのせた『0円ラーメン』。

0円食材

白菜&レタスの外葉

丹下園芸で頂いた食材。
丹下さんご夫婦は白菜やレタス、ブロッコリーなど数多くの野菜を育てており、出荷する際に、葉野菜の外側の葉は全て捨ててしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

丹下 省二さん

代財 八恵さん

中華麺の切れ端&チャーシューの切れ端

道すがら見つけた老舗製麺所『伊藤本舗』で頂いた食材。
小麦粉を水で固め中華麺にする際、製麺機から出てくる最初と最後の部分は規定の長さや重さに足りないため商品にはできず、切れ端は毎日のように出続けるため、まとめて捨ててしまう中華麺と、形を整える際に切り落としたチャーシューの切れ端も従業員の方が持ち帰ることもなく捨ててしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

伊藤 信英さん

規格外のマダコ

大島にある宮窪漁港で頂いた食材。
藤本さんは市場に出荷するタコは500g以上と決めており、200g以下の小さいタコは処分してしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

藤本 和寛さん

ラップをかけ忘れて変色した牛肉&豚肉の切れ端

3代続く老舗精肉店『西屋』で頂いた食材。
加工する際に出る、スライサーでも切れない端の部分は、通常、ラップをかけて冷蔵庫に保存し、ある程度まとまったところでミンチにしているのだが、ラップをかけ忘れた肉が残っており、変色して商品にできないということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

西 統三さん

規格外の媛かぐや(里芋)

里芋農家さんから頂いた、今治の特産「媛かぐや」。
選別の際に、虫に食われたりサイズが小さい物は出荷できず、ご自宅でも食べきれないので、捨ててしまうということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

正岡 八重さん

割れた紅芯大根

直売所で見つけた農家さんから頂いた食材。
近本さんは、ご家族3人で東京ドームおよそ2個分の畑を管理しており、大根やレタスなど、10種類以上の野菜を育てているが、悪天候の影響で割れてしまったり、虫に食われた野菜は、捨ててしまうということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

乾 美和さん(旧姓:近本)

規格外の二黄卵&殻がザラザラの卵

養鶏場『冨田養鶏』で頂いた食材。
規格外の二黄卵や表面がザラザラした卵は、殻が薄く輸送の際に、割れる可能性があるため商品にはならず、余った分は捨ててしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

冨田 泰広さん

アジの骨&鯛の頭

水産加工場の『となりの魚や』で頂いた食材。
瀬戸内海で水揚げされた新鮮な魚を仕入れ、骨を一本一本手作業でとって、切り身やアヒージョなどの商品にしているが、その際にでる中骨や頭は、使い道もないため捨ててしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

安部 あすかさん

粟田 未来さん

0円料理

今治焼豚玉子飯風

1.牛肉&豚肉を醤油・酒・砂糖を加えた鍋に入れて煮る。
2.里芋を5ミリ角に細かく刻む。
3.刻んだ里芋を3分茹でる。
4.水気をよく切り、器に盛る。
5.4の上に、1の焼豚、半熟の目玉焼き、焼豚の煮汁をかけて完成。

たこ蒸し

1.皮を剥いた赤大根を薄く切って千切りにし、レタスを細かく刻む。
2.1の赤大根に塩をまぶして混ぜる。
3.タコを塩でよく揉んでぬめりを落とし、茹でる。
4.茹でたタコをぶつ切りにする。
5.包丁の角を使って、卵の殻を半分にする。
6.卵と小麦粉をよく混ぜて生地を作る。
7.6の生地を割った卵の殻(型)に注ぐ。
8.2で作った紅ショウガ風の赤大根、青のり風の細かく刻んだレタス、ぶつ切りにした茹でだこを加える。

9.蒸し器で8分蒸して完成。

0円ラーメン

1.牛肉を細かく切ってフライパンで炒める。
2.脂を出し切ってカリカリにして牛脂に。
3.鯛の骨、塩を振ったアジの骨を30分煮詰めて出汁をとる。
4.牛脂を加えて煮込み、ザルで濾す。
5.再び鍋に戻して、塩・酒・醤油で味を調え、焼豚の煮汁を加える。
6.麺を3分茹でる。
7.麺とスープ、メンマ代わりにごま油で炒めた白菜、ゆで卵、チャーシューを盛り付けて完成。

直売所

直売所 さいさいきて屋

愛媛県今治市にある、売り場面積日本最大級の直売所。
瀬戸内海で獲れる鮮魚や柑橘類、今治特産の『媛かぐや』など、1000人の契約農家さんが作る採れたて野菜を求め、週末の開店前には100人を超える行列ができる。