2023.1.1 - 台湾・桃園市『0円焼き小籠包』『0円台湾風エビオムレツ』『0円パッションフルーツタピオカ』

台湾・桃園市『0円焼き小籠包』『0円台湾風エビオムレツ』『0円パッションフルーツタピオカ』

台湾・桃園市周辺で頂いた0円食材で作ったのは3品。
「0円焼き小籠包」は、麺を細かく砕いてこね直した生地に、台湾野菜の皇宮菜(ホァンゴンツァイ)や台湾バジル、キャベツの外葉をペーストにして練り込み、白と緑の2色に。
餡には刻んだバナメイエビとポークジャーキー、グアバやネギを入れて旨味を凝縮させた絶品料理に。
「台湾風エビオムレツ」は、クルマエビと鴨の卵を使い、そこにクルマエビの殻でとったダシで作ったソースを。
「0円パッションフルーツタピオカ」は、メロン瓜と台湾フルーツのレンブ、スダチで100%ジュースに。そこにパッションフルーツの果肉で作ったタピオカを入れ、ドラゴンフルーツとスターフルーツの飾りつけ、見た目も可愛く本場台湾でも食べたことがない食感に。

0円食材

三人で頂いた食材

傷んだメロン瓜とグアバ

三人で伺った青果店「上青平價鮮果」で頂いた0円食材。
運搬時に傷んでしまったものは、売り物にならず捨ててしまうということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

黄 菊琴(コウ ジュウチン)さん

種類の違う麺の切れ端

「六六製麵」で頂いた0円食材。
機械を使って製麺する際、複数の種類の麺が混じった麺の切れ端はこね直して再利用することができないため、捨ててしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

林 裕添(リン ユウテン)さん

熟して割れたドラゴンフルーツ、農園に落ちていた鴨の卵

「蜂花雪葉」で頂いた0円食材。
台湾バナナやパッションフルーツなど、様々なフルーツを栽培しており、セイヨウミツバチで養蜂も営む。
熟して割れてしまったドラゴンフルーツは、売り物にならず捨ててしまうということで頂いた。
また畑に落ちていたパッションフルーツと敷地内に産み落とされていた、鴨の卵も食べないということで分けていただいた。

分けて頂いた方

羅 鎮廷(ラ チェンティン)さん

間引きしたネギ、キャベツの外葉、台湾バジル、スターフルーツ、スダチ

野菜やフルーツを育てる「大地農莊」で頂いた0円食材。
キャベツの外葉や傷ついたエーサイ、間引きしたネギや台湾バジル、熟して落ちてしまったスダチやスターフルーツは家でも食べないということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

黃 麗雲(コウ リーユン)さん

賞味期限ギリギリのバナメイエビ

竹圍漁港の市場で頂いた0円食材。
台湾各地から仕入れた魚を叩き売りしているが、売れ残ってしまうものも。それらは、一度冷凍庫に保管するが、賞味期限が切れそうなものは廃棄してしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

呂 居榮(リョ ジュウロン)さん

息絶えたばかりのクルマエビ

竹圍漁港の市場で頂いた0円食材。
息絶えたクルマエビは買取りもなく、卸売業者も廃棄してしまうということで頂いた。

分けて頂いた方

葉 蕙菁(イェー ホエジン)さん

焦げて売り物にならないポークジャーキー

豚肉や牛肉を加工する「大王食品」で頂いた0円食材。
ジャーキーを専用の機械で焼いていく際、どうしても出てしまう焦げた部分は、持ち帰ることもなく捨ててしまうということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

呉 嘉彬(ウー ジャビン)さん

刈られる直前だった皇宮菜(ホァンゴンツァイ)

「一級棒農場」で頂いた0円食材。
畑の無駄な野草を刈り込む時期で、食用の野草・皇宮菜(ホァンゴンツァイ)も一緒に刈り取られる直前だったため分けて頂いた。
他にも商品にならないアスパラガスとレンブも頂いた。

分けて頂いた方

劉 小榕(リョウ シャオロン)さん

0円料理

0円焼き小籠包

餡作り

ポークジャーキーを細かく刻んで、熱湯で柔らかくする。
柔らかくなったらみじん切りに。
グアバ、ネギ、バナメイエビも細かく刻む。
刻んだ具材に黒ごま油、白コショウ、片栗粉を入れよく混ぜ合わせると小籠包の具が完成。

皮(生地づくり)

麺をざく切りにしてフードプロセッサーで細かく砕いて、粉の状態に戻す。
お湯を注いでよくこねる。
台湾バジル、皇宮菜、キャベツの外葉を手でちぎり、フードプロセッサーでペースト状にする。
ペースト状になった台湾の野菜を生地に混ぜ込み、ボウルに布巾などをかぶせ30分程度寝かせる。
麺から作った白と緑の生地をドーナッツ状にして、5cm程度ずつ切り分ける。
右手で麺棒を使い、生地の2/3を伸ばし、左手で生地を45度ずつ回転させ薄く丸型にしていく。
皮に餡をのせ左手の親指で飛び出してくる具を抑えながら、右手で生地を折りたたむ。
最後の折り目は最初の一折り目に押し込んで小籠包の形に。
玄米油を敷いて温めたフライパンに小籠包を乗せ、水を加えて蓋をして10分待つと、焼き小籠包の完成。

0円台湾風エビオムレツ

クルマエビの殻と身を分ける。
殻(頭と尻尾など)を台湾では定番の玄米油で炒め、そこに料理酒を加える。
エビのダシが取れたら、殻を取り出し、スープにスイートチリソースとキノコソースで味をつけ、水溶き片栗粉でとろみをつけるとソースの完成。
殻をむいたエビを炒めたら、水溶き片栗粉を加え、鴨の卵を落として軽く崩したら、アスパラガスとエーサイをのせて焼く。
両面焼いたら、お皿に移してソースをかけると完成。

パッションフルーツタピオカ

メロン瓜とレンブを一口サイズに切って、スダチを絞り、フードプロセッサーに入れてジュースにする。
パッションフルーツを使った生地を棒状に伸ばす。
パッションフルーツの生地に片栗粉をまぶして、1cm程度にちぎって丸める。
全て丸め終わったら、沸騰したお湯で15分。浮かんでくるまで茹でる。
フレッシュジュースにパッションフルーツタピオカを入れ、ドラゴンフルーツとスターフルーツを飾れば完成。