2024.4.28 - 神奈川県『0円小田原ラーメン』『0円小田原寿司』『小田原ミックスジュース』

神奈川県『0円小田原ラーメン』『0円小田原寿司』『小田原ミックスジュース』

小田原市の食材で作った3品。
魚のアラでとった出汁に、足柄牛ややまゆりポークの脂身を加えたWスープに、タケノコで作ったメンマや牛と豚の脂身で作った肉味噌、小田原の野菜をトッピングした『0円小田原ラーメン』。
お米の代わりにミンチにしたちくわとブリの身を蒸し、酢の代わりに柑橘類の果汁を加えて作ったシャリに、ブリの炙り、ちくわで作った煮穴子風、ソーセージで作ったタコとカニ、ブリの卵で作ったイクラ風をネタにした『0円小田原寿司』。
小田原のフルーツとビーツをふんだんに使った『小田原ミックスジュース』。

0円食材

小田原港でとれた魚のアラ

太一と藤原が、漁港からわずか2分の『さじるし食堂』で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、小田原で獲れた鮮度抜群の魚が食べられる。
ブリの頭やイシダイなどのアラ・卵など、小田原のブリが大量すぎてさばききれないとのことで分けて頂いた。

分けて頂いた方

岡部裕太さん

焦げが強い&亀裂が入ったちくわ

太一と藤原が、江戸時代後期から続く『伊勢兼商店』で分けて頂いた0円食材。
ご当地グルメ・小田原おでんにも使われる練り物の他、かまぼこや揚げかまぼこ、ちくわの3商品を製造。
ちくわを作る際、焦げ目が強くつきすぎたものや、逆に薄すぎるもの、割れてしまったものは、練り直すこともできないため捨ててしまうという。

分けて頂いた方

杉山勇人さん

傷ついてしまったタケノコ

太一が漁港の駅で見つけたタケノコ農家さんから分けて頂いた0円食材。
収穫時に誤って傷をつけてしまった部分は商品にならないというので分けて頂いた。

分けて頂いた方

立木隆之さん

木から落ちたはっさくときよみ

太一と藤原が『小田原オリーブ園』で分けて頂いた0円食材。
木から落ちた柑橘類のはっさくときよみは、メジロたちしか食べないというので分けて頂いた。

分けて頂いた方

加藤寅治さん

加藤幸枝さん

きよみ・甘夏・ひょうかん

松島が、『鈴木農園』さんから分けて頂いた0円食材。
小田原市は、ミカンの収穫量が神奈川県内で1位で、日当たりの良さと温暖な気候が最適な事から様々な柑橘類が栽培されている。
『鈴木農園』でも、「湘南ゴールド」などの30種類の柑橘類を栽培し、木から落ちた「きよみ」、「甘夏」、「ひょうかん」は、出荷もせず捨ててしまうというので分けて頂いた。

分けて頂いた方

鈴木栄子さん

畑に放置されたトレビス・のらぼう菜・ほうれん草・玉ねぎ・ビーツ・春菊

松島が、漁港の駅で見つけた『庄ちゃんファーム』で頂いた0円食材。
畑に放置されていた野菜を分けて頂いた。

分けて頂いた方

川口庄二さん

うどんの切れ端

松島が、明治10年創業の『かねこ製麺』で頂いた0円食材。
うどんやそばなど、およそ100種の商品を製造。
丸一日乾燥させた乾麺を、長さを調整し、商品にしていくのだが、その際、端っこの短い部分は使用用途がなく、捨ててしまうという。

分けて頂いた方

金子亮吾さん

変色した足柄牛&脂身・ゆまゆりポークの筋&脂身・破裂したソーセージ

藤原が、お肉屋さんの『門屋食肉商事』で分けて頂いた0円食材。
地元ブランド牛の足柄牛を1頭丸々解体し、サーロインやヒレなどに分けている。
解体の際に、酸素に触れると色が変わってしまうため、酸化がひどい部分は商品にならず、廃棄しているというので、変色した足柄牛と牛脂を分けて頂いた。
さらに、やまゆりポークの筋と脂身、破裂してしまったウインナーも分けて頂いた。

分けて頂いた方

二宮勝成さん

0円料理

0円小田原寿司

【ネタ1(イクラ風)】

1.ブリの卵を切り分ける。
2.薄くスライスしたビーツを煮て煮汁を出す。
3.塩、醤油で味付けし、ブリの卵を入れて煮る。

【ネタ2(煮穴子風)】

1.切ったちくわの皮を醤油と砂糖で煮詰めたタレに絡める。
2.片栗粉を加えてとろみを出す。

【ネタ3(炙り)】

1.ブリの頭の身をバーナーで炙る。

【ネタ4(カニ・タコ風)】

1.ソーセージに切り口を入れ、強火で4分焼く。

【薬味(ワサビ)】

1.春菊をみじん切りにし、すりおろした玉ねぎを混ぜる。

【シャリ】

1.ブリ、イシダイのアラから身をとる。
2.魚の身を叩いてミンチにする。
3.ちくわの皮と身を分ける。
4.分けたちくわの身を細かくみじん切りにする。
5.ミンチにした魚の身とちくわのみじん切りを混ぜる。
6.はっさくときよみを絞って果汁をとる。
7.絞った果汁を(5)に加える。
8.(7)を握って寿司のシャリの形に整える。
9.蒸して固める。

【寿司】

1.シャリにワサビをのせる。
2.作ったネタをのせ、軍艦の海苔の代わりにレタスの外葉を巻いて寿司にする。

0円小田原ラーメン

【具材1(肉味噌)】

1.豚肉の脂身を1cm台に切り分ける。
2.切り分けた豚肉の脂身をミンチ状に包丁で叩く。
3.牛肉も同様にミンチ状にする。
4.豚肉と牛肉のミンチをフライパンで炒める。
5.みじん切りにしたトレビスを加える。
6.酒、砂糖、味噌、みりんを加え、味をつけ、オイスターソースを隠し味にする。

【具材2(メンマ)】

1.短冊切りしたタケノコをフライパンで炒める。
2.砂糖と醤油で味を付けてさらに炒める。

【スープ】

1.魚のアラを煮てダシを取る。
2.ザルで濾す。
3.醤油と塩で味付ける。
4.牛肉と豚肉の脂身を炒める。
5.炒めた脂身をダシにいれる。

【盛り付け】

1.器にスープ、茹でた麺を入れる。
2.茹でたのらぼう菜、ほうれん草、メンマ、肉味噌をトッピングして完成。

小田原ミックスジュース

1.ひょうかん、甘夏の皮をくりぬく。
2.実をよく絞る。
3.ビーツの煮汁を加える。
4.くりぬいた皮に盛り付けて完成。

道の駅

漁港の駅 TOTOCO(トトコ)小田原

2019年にグランドオープン。小田原漁港から直送される相模湾で獲れたブリなどの新鮮な魚介類や水産加工物、地元産の野菜・果物などを販売。名物は200人もの行列ができる、マグロやサーモン、ブリなどを積み上げた高さ20cmの『とと丸頂上丼』などのグルメも。