海綿動物門に属する無脊椎動物の総称で、体を構成している細胞の分化の程度が低く、系統学上もっとも原始的な後生動物。壺状、扇状、杯状など様々な形態をもつ種が存在し、達也が洞窟で発見したのは、突起状の赤いカイメン。 他物に付着していて運動もしないため、1700年代には植物とされていたほど。ごく少数の種類は淡水にすむが、大部分は浅海に産し種類が多い。