ウミトサカ科のサンゴの総称で、名前の由来はイチゴに似ていることから。 全世界に約20種が知られるが、日本近海にはその約半数の9種が生息する。 高さ2~8cm、直径1.5cmほどの円柱状の群体をつくり、水深5m以深の砂質の海底中の石に付着する。 海の中ではポリプが開き、触手を使ってプランクトンを捕食する。 触手の部分に微毒があり、食用には向かない。