松岡が熱望した、養殖池で育てた生き物、第一号。 クルマエビの仲間で、原産地はメキシコ沿岸などの東太平洋。 稚エビは河口域に生息し、成体は全長20cm程度で、年間を通して水温20℃以上の海域にのみ生息する。 病気への耐性も強い上、塩分濃度の変化に強く、淡水に近い水質でも生きられるため、養殖に向いている。 東南アジアを中心に養殖が盛んで、日本で流通するバナメイエビの90%は輸入に頼っている。 無人島で養殖に成功すれば、バナメイエビ養殖の新たな可能性も広がる。