DASH島開拓史

造船計画始動NEW2025/1/12

初上陸からの相棒、帆船ディーノ号は限界を迎えていた。
13年間、何度も荒波を越えてきた船体はボロボロだった。
そこで、船長・太一がディーノ号とのお別れを決断。
代わりに、自分達で一から舟を作る、造船計画を始動した。
船長の理想の舟が、沖縄の伝統的な木造帆船“サバニ"。
太一自身が17年前、その抜群の安定性と操作性を体感し、新たな舟の候補として目をつけていた。
特徴的な流線形が荒波を割ることで、船体が安定してスピードに乗り、オールの操作で舟の向きも簡単に変わる。
しかし、一枚の板から作り出されるサバニ、その製造には想像を超える過酷な作業が待っていた。