放送内容

2014年6月22日

世界一うまいラーメンを目指す男達の熱く長い挑戦。
前回、北海道小清水町で長瀬が手に入れたのが、日本が世界に誇る最高級小麦の「春よ恋」の貴重な種。
その種を蒔き、最高の小麦を育てる場所として選んだのは、福島県。
TOKIOにとって、福島は、「自分の手で、耕し、育てる」という全てを学んだ場所。
達也と長瀬がやって来たのは、福島県南部にある西白河郡の山あいの畑。
元々レタスを作っていた畑だったが、3年前に放棄され、荒れ放題。
長瀬「雑草は気を付けないと、小麦の栄養を持っていかれる」

しかし、TOKIOは知っていた。問題なのは、雑草よりも土。
掘り返してみると…
達也「いい土。掘り返せばよみがえるんじゃない?」
長瀬「見る限り、水はけも良さそう」
この辺りの土は、火山性土で水はけが良く、小麦の栽培に適している。
長瀬が種をもらってきた北海道の畑も同じく火山性土だった。
そう、最高の小麦には、この土が必要だった。

達也「よーし、やってみよう」
早速、小麦を植えるために作業開始!
そこで、地元農協の本柳さんのご協力で、地元の農家さん達が応援にかけつけてくださった。
まずは、草刈り。それに使うのが、トリチュレーターと呼ばれる巨大な草刈り機。
24枚のカッターが回転し、雑草を粉砕する。
操縦するのは、重機を扱うのは13年ぶりの長瀬。
かつてDASH村では1日がかりだった作業が、わずか30分で終了。

続いては、「牛糞」を撒く。
長瀬「土に栄養をね」
荒れ地に堆肥を撒き土に栄養を与え甦らせる。
これもDASH村で学んだこと。

堆肥をまぶせば、いよいよ…
達也「じゃあ、土を返しますか」
土を掘り起こす機械、プラウを使って、パワフルに土を撹拌。
これを操縦するのは、4年ぶりの達也。最初は慎重に。
達也「よっしゃ、完璧だね」
トリチュレーター粉砕した雑草と土を、プラウで撹拌し混ぜる事で、土の中で腐って栄養となる。
こうして、1時間かけ、縦50m横25mを甦らせた。
達也「こんないい土ないぞ」

続いて、掘り起こした土を長瀬が整地する。
土を平らにするロータリーの操縦も久しぶりの事。
長瀬「いけいけ!」
もちろん、この作業もDASH村で学んだ。
1時間、ゆっくりと丁寧に整地し、畑の準備は整った。
長瀬「小麦の種を蒔きますか」
達也「どんな感じで?」
長瀬「クワで2~3cmの深さで掘って溝を作って種を蒔いていく」

達也も小麦づくりの経験はあるが、このやり方は初めて。
DASH村では、小麦は畑の上に蒔き、足でさらっと土をかけるだけ。
このやり方でも、小麦は強い生命力を持つためすくすくと育つ。
だが、最高級小麦「春よ恋」は、植える場所が浅いと太陽の熱で焼けて芽が出なくなり、逆に深いと土の湿気で腐りやすくなる、ナイーブな品種。
丁寧に優しく種を蒔いていく。

長瀬「最高の小麦を。世界一うまい麺を作りたいよね」
達也「まだまだこれからだ」
こうして自らの手で蒔いた「春よ恋」。
一週間後には、芽を出し、スクスクと生長!
ここからどんどん大きくたくましく育つのを願うばかり。
一方、その頃、松岡は、汗をかきながら、何かを見つめていた…。
その真剣な眼差しの先にあるのは…塩!?

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