放送内容

2015年4月12日

世界一うまいラーメンを目指す男たちの挑戦。
この日、集まったTOKIOの前には、3つの醤油。
千葉県の濃口醤油、兵庫県の淡口醤油、北海道の魚醤。
それは、自分たちが日本各地で探し求めた、究極の醤油。
男たちが目指す、世界一うまいラーメンに見合う醤油はどれなのか?
醤油と出汁を合わせてみて、味を確かめる事に。

達也が北海道で見つけた、旨味の王様、真昆布。
城島が高知県で手に入れたソウダガツオで作った、強いパンチのある、手火山式の宗田節。
松岡が石川県で作った海塩を加えた出汁は、旨味が強くパンチがある。
そこに加えるのは、ラーメン激戦区の環七で行列を作る人気店、『せたが屋』の店主・前島氏からお借りした鶏油。

まず試したのは、太一が千葉県富津で出会った濃口醤油。
達也「出汁と醤油の香りがしっかりしてる」
しかし、食べ続けているうちに気づいた。
麺と一緒に味わうと、TOKIOの出汁に、濃口醤油は…
達也「麺の味がちょっと弱まっちゃったかな」
長瀬「この濃口醤油、良くも悪くもズンとくる」
濃口醤油では、味が強すぎて、せっかくの出汁や麺の小麦の風味を損なってしまう。

次に試すのは、達也が兵庫県たつので出会った淡口醤油。
原料に使われる揖保川の水は、全国でも珍しい、超軟水。
不純物がほとんどないため、上品な味となり、出汁の旨みを引き出す。
松岡「深いね。出汁の味を生かしてる。ちゃんと出汁を醤油で立ててる」
出汁の旨味を引き出す淡口醤油に決まりか…
長瀬「もう少し醤油感が欲しい気がする」
麺と一緒に食べ続けると、次第に感じる物足りなさ。
TOKIOの出汁に、淡口醤油は弱すぎるか。

濃口醤油では強すぎ、淡口醤油では弱すぎる。
そこで最後に試したのは、松岡が北海道釧路で出会った魚醤。
原料は、旨味が強い青魚のサンマ。
内臓を取り除き、身だけを使うことで混じり気のない魚醤を生み出す。
松岡「昆布を立たせる、この魚醤は」
しかし、魚介の旨味が強すぎて、スープを飲むごとに飽きてしまうか。
太一「最初はいいんだけど、最後まで味にカドがある気がする」

どの醤油も、まさに一長一短。すると、松岡が…
松岡「醤油をブレンドする」
濃口醤油を3、淡口醤油を2、魚醤を1の割合でブレンド。
そんなブレンド醤油と出汁、そして麺との相性は…
長瀬「うまい!バランス最高!醤油の向こうにカツオが見える」
達也「小麦も感じる」
松岡「食べた後の口の残り香が良い」
その出来栄えは、前島氏も舌をうつほど。
醤油は、このブレンド醤油に決定か。

続けて、男たちには決めなくてはいけないものが…
松岡「今度は油にこだわらないといけない」
スープに深いコクを与え、麺にスープを絡ませる油。
第一印象に大きく影響を与え、やみつきになる旨さを与える、うまいラーメンには欠かせない大事な要素。
そんな究極の油とはいったい…!?

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