海岸線を黒く染める大量のわかめ。
ここ朝日町の晩春の風物詩、
灰付わかめは古来から海を生業とする人々の間で伝えられてきた
伝統の製法で、100年以上も続けられているという。
この付近の岩礁で採れた
生わかめに灰をまぶして
広い海岸に広げて天日で干す。
すると、灰の抗酸化作用によって
日持ちがよくなり
さらに、うまみ成分のグルタミン酸を
逃さない効果もあるため
より味わい深いわかめとなるのだ。