だん吉が体を張って戦った闘牛は、鎌倉時代、隠岐に流された後鳥羽上皇を元気づけるため、雄牛を集めて闘わせたのが始まりとされている。 また、この闘牛の文化はお隣中国でも盛んにおこなわれており、ここ都万村には中国の制作した闘牛のモニュメントが建立されている。
都万村佐山牛突き場では、隠岐「牛突き」を代表する最も歴史のある「八朔大会」が毎年9月1日に行われており、村の無形民族文化財に指定されている。 この大会は昔から、壇鏡神社八朔祭の祭典として行われているもので、大会前日からの準備などのしきたり、牛の参詣、宴席、出祝い式など、貴重な文化が継承されている。