日本有数の魚の宝庫である豊後水道を抱え、リアス式で波の影響を受けにくいこの地域は、古くから養殖業が盛んに行われていた。 なかでも高級魚として知られるヒラメは、多くの養殖業者によって様々な試行錯誤が行われてきた。
とはいっても、ヒラメは海底に住む魚なので海の中での管理は難しく、陸上で浅いプールを作りその中で育てることになる。 そういった天然ものとの生育環境の違いから、味・安全性などにこだわった結果、現在では全国有数のヒラメ養殖地として知られるようになった。