PHS（いまどこサービス）特殊なPHSより１秒ごとに発信される電波を受けて、ここから送られる情報を本社のコンピュータがキャッチ。コンピュータ上でその位置を認識することができる。

凶悪犯　　松岡昌宏
新米刑事　国分太一
警部　　　城島茂
刑事　　　宇梶剛士
刑事　　　誠直也
午後１時、新宿駅東口前、犯人松岡は大都会の人ごみの中へ消えた。
10分後に捜査開始。今回のルールは、位置探査機付きPHSを持った犯人松岡が逃亡。５分置きに入る松岡の位置情報を、捜査本部の城島刑事がキャッチ。その情報を同じくPHSを持った３人の刑事に逐一連絡する。捜査班は本部のデータをもとに逃亡犯を追跡。本部となるのは、港区芝のNTT中央パーソナル通信網(株)。

午後２時半、錦糸町・西武百貨店の２階に松岡がいることをコンピュータが捕らえた。西武の前に来た３人の刑事は、２階の喫茶店の窓際に座っている松岡を発見。誠は出口で待伏せ。太一と宇梶は、松岡のいる２階へ。果たして松岡はこちらの動きに気付いているのか !?
実は３人がデパートの入り口付近に到着した時、それに気付いて、間一髪逃亡。

その後、京葉道路上で、急接近。とうとう３人は、松岡の姿を確認したらしい。全力疾走の３人に、ついにカメラも置いていかれた。
その時、ボス誠がこけた !! ボス負傷。その間に松岡は、タクシーに乗込み、京葉道路を荒川方面へ。松岡、なんとか捜査班を振切った。

荒川の土手に人だかり。これは松岡がいる証拠だとそこに向かう。それに気がついた松岡は逃げる。なぜか裸足になって追いかけた宇梶刑事は、足を負傷。
（履いていた靴のサイズが小さかったかららしい・・・）

船に乗った松岡が、お台場に行くと推理。お台場海浜公園へ到着。松岡を待ち物陰に潜む３人。船に乗っていた松岡は、３人に気付き、船の中のトイレに隠れる。船から降りてきた人に、松岡が船の中にいると聞いた太一は船の中へ。

午後５時45分、お台場水上バス乗り場にて身柄確保。４時間45分の逃亡時間だった。

JAFの出勤までのシステム
突然車にトラブルが発生した場合、ドライバーからの依頼は各地域の指令センターが受信。トラブルの詳細を聞き出すと、現場を管轄エリアとする基地へファックスにて指令を送り、隊員出動となる。
そして、早速の出動指令が。ファックスの情報では、「パンク」。
渋谷区神宮付近、トラブル車両発見。まずは、お客さんを安全な場所へ誘導。そして、作業前に周囲への安全対策を。声をだして車両状況を確認。先輩の指示を受け、慎重にジャッキアップ。ガソリンスタンドでのバイト経験がある達也。タイヤ交換は得意分野。手際よくタイヤ外し完了。そして、本部へ無線連絡。

夜11:00、渋谷区表参道の現場へ到着。
トラブルは、バッテリー上がり。原因はライトを付けっぱなしだったから。こちらも無事作業完了と思われたが、走り出した時、再び止まってしまったが、この原因は、エンストだった。

午前2:30、続いての作業は得意のタイヤ交換。

そして、達也の課題であるドアロック解除の依頼が。果たして10分以内に解除できるのか？ 無理に解除しようとすると壊れてしまう。以前苦心の末、助手席側のドアから開けた経験があるので、今回も途中で助手席からチャレンジ。しかし、とうとう10分経過。これ以上お客さんを待たすことはできないので、運転席側から先輩も作業に取りかかる。作業開始から13分後、諦めかけたその時、やっとドアが開いた！ 長かった作業なんとか終了。しかし、今回も目標時間をオーバーしてしまった。依然残るドアロック解除。朝７時、本日の作業はようやく終了。JAF山口隊員のあくなき挑戦は続く。