日本の真裏に行ってみよう !!
幼い頃に誰もが思う、地面を掘り続けると一体どこへつながっているのだろうか・・・という疑問がある。そこで私たち日本の真裏は果たしてどういう所なのか、電話、GPS、座標などを使い真裏を調べ、実際に真裏へ行って確かめてみる。

 今回、日本側は国分太一と山口達也。そして強力な助っ人、番組の一般公募で選ばれた棚橋恒太くん、太和田基くんが日本の真裏へ行く。果たして真裏とは一体どこなのか !?

日本の真裏を目指すメンバーを募集したところ、全国から応募総数 30,270通。過酷な旅が予想されるため、その多数にして多彩な応募者の中から、体力的、年齢的、日程的などの、条件による第一次選抜、さらに面接による第二次選抜で選ばれたのは・・・。

 イギリス、フランス、中国留学したこともあり、海外経験豊かなフリーターの太和田 基(タワダ ハジメ)君(23歳)と、まだ1度も海外経験がない九州の大学生、棚橋 恒太(タナハシ コウタ)君(22歳)。

 GPS(Global Positioning System 携帯型位置測定システム)を持たされた2人はまずブラジルへ向かう。その間、国分・山口チームは東京タワーで待ち、ブラジルチームがブラジルに着いたら連絡を取ることにする。

 成田空港からブラジルのサンパウロまでの距離はおよそ18,500km、飛行時間は23時間15分。

 東京タワーの座標は、北緯35度39分20秒、東経139度44分55秒。
東京タワーの真裏の座標は、南緯35度39分20秒、西経40度15分05秒。サンパウロの南東、海上約2,500kmだった。

 そこで、きちんと計算をして、ブラジルと陸地で重なる日本の地域を探してみると、沖縄県だった! 日本チームは沖縄へ向かい、ブラジルチームは、沖縄県庁付近の真裏の座標、南緯26度、西経52度の、サンパウロから南西へ約700kmのパットブランコを目指す。
沖縄へ着いた日本チームは、広く見渡せ移動しやすい残波ビーチ(北緯26度25分52秒、東経127度43分04秒)へ行く。
残波ビーチの真裏は、パットブランコから南東へ約40km。真裏の地点まで約100mだったが、ジャングルが深く、川が流れていて、これ以上進むことができなかった。これ以上の密林移動は困難のため、今度は日本側が移動することに・・・。真裏地点まで北へ約400m。しかし、そこは海だった。

 両チーム、沼、米軍基地などの障害が行く手を阻み、何度も移動した。

 そして、スタートから、46時間18分、日本の真裏地点到着!


日本側 沖縄県中頭部読谷村付近
北緯26度25分15秒
東経127度44分10秒
真裏地点ブラジル側 サンタカリナ州シャンシェリの丘の上
南緯26度25分15秒
西経52度15分50秒

・今回のロケはけっこーつらかった。
まずは"かゆみ"。真裏のポイント近くは蚊とダニが多く、スタッフ全員刺されまくり、恒にキンカンを塗っていた。
そして"寒さ"。南半球、日本の真裏ブラジルは、真冬。現地の人は皮ジャンやコートを着ていたのに、スタッフ全員はなぜかTシャツ姿。日中はこれでも過ごせたが、夜中は、もう寒いのひとこと。持っていたウインドブレーカーだけでは、さすがにこたえた。最後は"移動"。ブラジルまで飛行機23時間、しかもエコノミー席で、さらに満席。バスにトラック、歩きと、常に移動しながら撮影しているこのロケ。結局3泊5日のロケスケ。一度もホテルに泊まらず、車内泊だった。
(追伸)
帰国後、沖縄班の真っ黒に日焼けした顔、体を見て、すっげーむかついた。今年の夏も終わった・・・。
(追伸2)
今回ブラジルに行ったのは一般応募の中から選ばれた2人だったが、彼らは、DASHのロケがこれほどつらくしんどいということが身にしみて分かったと思う。


・ビバ沖縄 !!
ロケの日の天気は快晴 !!おもいっきり真っ黒になってしまった。当然、達也と太一も真っ黒 !!次の日、帰りの飛行機は夕方だったため、TOKIOの2人と一緒に沖縄のビーチへGO!ひとときの休みを楽しんできました!ビーチで2人に会えた人は超ラッキーですね。ブラジルチームごめんなさい。

流れ星 1日で何個見られるか?
「流れ星に願い事をすると必ずかなう...」そんな幼い頃からのはかない夢...。そんな流れ星をもっともっと見たい !! と立ち上がったのが、松岡・達也ペアと太一・増田明美さんペア。両ルートに別れて、1晩で流れ星をいくつカウントできるのか !?

流れ星とは、地球の回りに漂う小さな宇宙のちりが、地球と接触し引力によって大気圏に飛び込み、大気との摩擦によって燃えて輝くこと。8月12日をピークにペルセウス流星群が活動。一年を通して夏は流れ星が多く見られる。

 しかし、ロケ当日、関東は雲におおわれていた。スタート地点は、新宿中央公園。制限時間は午後7時から翌朝の日の出まで。流れ星の撮影には、わずかな光鮮明に撮れる高感度カメラ(高感度ハーピコンポータブルカメラSK-H5)を使用。

山口・松岡チーム
目黒・西郷山公園 --> 東京湾上アクアライン海ほたる --> 神奈川・湘南平 --> 伊豆・城ヶ崎海岸(ここで初めて星を確認) --> 熱海

国分チーム
池袋のサンシャイン60の屋上展望台 --> 豊島・雑司ヶ谷霊園(ここで増田明美さんと合流) --> 富士見パノラマスキー場 --> 長野・入笠山(流れ星を確認したかと思ったが、人工衛星だった)

結果


山口・松岡チーム
流れ星 0個
国分・増田チーム
流れ星 0個
人工衛星 1個


 ・・・晴れていたら流れ星は見えていたのだろうか? 撮影の2日後、スタッフだけで同じ場所に行って再度挑戦してみた。
山口・松岡チームがいた伊豆・城ヶ崎海岸 12個
国分・増田チームがいた長野・入笠山 7個
計 19個の流れ星を見ることができた。

・皆さん、流れ星を見たことがありますか !? えっ、見たことがない !! それは一大事 !! そこで、そんな皆さんのために、この企画がDASHで行われました。
 「流れ星 一晩でいくつ見つけられるか !?」 今回は山口くん・松岡くんチームと、太一くん・増田明美さんチーム。ロケの日は、最悪のくもり空。しかし、太一くんのパートナー、太陽のような増田さんが、明るくおしゃべりをするので、ロケはいつもなごやか。しかも夜9時頃から翌朝5時頃まで、そのトーンは変わらない、まるで2人は漫才コンビ。そこで、私は気付いた。やっぱり増田さんは根っからの長距離ランナーなんだと。


・この流れ星のロケは夕方集合、スタートのロケだったので夜行性の番組スタッフ、TOKIO共に最後まで元気でした。今回のロケのおかげで星空のよく見えるポイント、素敵な夜空の見れるポイントをしっかりと覚えました。


・東京に住んでいる限り、一生に数回見れるかどうかの流れ星。そんな流れ星を僕はこのロケハンで何十個も見てしまった。でも、一つも叶わない願い事。願い事はただ1つ、とにかくたくさん眠りたい・・・。 ロケ当日、TOKIOも流れ星を見ようと目を輝かせていた。(TOKIOにも見せたい !! )という思いが高まる。 しかし、そんな気持ちをよそに空の雲行きは怪しくなるばかり。一体どうなる !?