日本一の巨大迷路を抜け出せるか!
誰でも一度は道に迷ってしまった経験があるはず。それは、自分の目指す方向が分からなくなってしまう、など色々な原因が考えられる。
 しかし方向感覚の優れている人は、たとえ細い路地に入った時でも、常に目指す地点の方向を認識し、道に迷わない。
 そこで日本一路地が複雑に絡みあっていると言われる、世田谷区経堂で、方向感覚に優れているはずのプロのドライバーなどを集めて、TOKIOと共に、果たして本当に方向感覚が優れている人が道に迷わないのか、を実験!
世田谷区経堂。その昔は一帯に田畑が広がり、それを囲むように曲がりくねった農道が走っていた。昭和2年、小田急線が開通し、経堂駅ができるとともに、その農道を基に宅地化が進み、年々ふくれあがる住宅・住民の数に区画整理が追いつかないまま、現在にいたった。

 スタート地点には、周辺の地理にはうとい4人(城島・松岡・山口・国分)が、それぞれ場所が分からないよう目隠しをして連れてこられた。さらに、青森県八戸市で26年のキャリアを持つタクシードライバー中山重夫さんが、参加。ただし、東京の街を走るのは今回が初めて。長年培った勘で、この巨大迷路を抜け出すことができるのか?

 今回のルールは、経堂3丁目のスタート地点から3台の車が、経堂を囲む3本の幹線道路、すなわち西・環八通り、北・甲州街道、東・環七通りに抜けられれば、ゴール。
甲州街道を目指すのは、リーダー・松岡。
環八通りは、達也・太一。
環七通りタクシードライバー中山さん。
 制限時間は1時間。知っていればそれぞれ20分程で出られる道。ただし、地図を見る、人に聞くなどは厳禁。

 午後1時スタート。

 スタートから15分。
達也・太一は、スタート地点に戻ってしまった。
リーダー・松岡は、結局逆方向へ。
中山さんも、逆へ向かっていた。

 スタートから35分。
3台それぞれわずかな手がかりから方角を確認。後は、前進あるのみ。

そして・・・

タクシー(中山さん)、スタートから環七通りまで、所要時間45分で、見事ゴール。
達也・太一、スタートから環八通りまで、所要時間56分で、なんとかゴール。
リーダー・松岡、スタートから甲州街道まで、200m手前で、というところで時間切れ。

・はるばる東北から単身で大都市東京に乗り込んできたベテランタクシー運転手。話によると、影さえみれば自分がどの方角へ向いているのか分かるという。
 はたして勝のはタクシーか、それとも巨大迷路経堂か?

 ちなみに下見に行ったスタッフは、経堂から抜け出せなくなり、会議に遅れました(AD 平野)。


・実験の舞台となるのは、東京都世田谷区経堂。この街を巨大迷路に見立て、車3台でSTART !! 参加するのは、城島&松岡チーム、山口&国分チームに加え、東京の街を一度も走ったことがない青森のタクシードライバー。

はたして、街の迷路から抜け出すことはできるのか !?

 地元のタクシーでも迷ってしまうと言われている恐怖の街、経堂!
一方通行、行き止まり地獄、不規則に並ぶ細道など、ペーパードライバーの城島がどこまでやれるか注目して下さい。

神秘の力! 双子にテレパシーはあるのか!
DNAの組み合わせは、50億通りもあるといわれている。つまり、この世に同じDNAの人はいないということで、これを利用して、DNAによる判別が警察の捜査にも導入されている。
 しかし、唯一の例外といえるのが、全く同じ遺伝子をもって生まれてきた双子。そこには神秘的とも思われる共通性が宿ると考えられている。
 そこで、とある場所に離れ離れになった双子が、その神秘的な共通性を発揮して、無事に出会う事が出来るかどうかを実験!
今回募集をして、集まった双子は総勢50組・100名。この中から、よりパワーの強そうな双子を選ぶため、いくつかの実験をした。


実験・1
5色のブロックを好きな順に並べる。一致する確率は120分の1。
実験・2
強い刺激臭をかいだ時の無意識の反応を見る。

実験・3
吸ったストローに穴が開いていたときの反応を見る。

実験・4
突然電柱が倒れてきた時の突発的反応を見る。

 以上の実験の結果、選ばれたのは、工藤ひとみさん(姉)・工藤かずみさん(妹)。

この2人を、ある広大な場所へ連れていき、遠く離ればなれの状態にして、無事に再会できるかを試す。頼りになるのは、互いに呼び合う心のテレパシー。

 A.M 10:00。目隠しをして、ヘリコプターで移動。城島・山口も同じく目隠しで同行。目隠しをした状態で、飛行機に乗り換え、数時間後、実験場所へ到着。姉・ひとみさんと城島、妹・かずみさんと達也に別れて、車でさらに移動。

 姉チームは、道にある看板から、この場所が八城島ということを知る。妹チームは、電柱の標識から分かった。

 羽田から南へはるか290km。太平洋に浮かぶ東京都八丈島。全周59kmは、山手線一周とほぼ同じ。南北に2つの山を持ち、切り立った崖が周囲を囲む。

 それぞれに、八丈島の地図、コンパス、双眼鏡、自転車が与えられる。スタート地点は、姉チームが三原山山頂。妹チームは、14km離れた荷浦海岸。

 スタートから3時間。中心部を縦断した妹チームは、姉がいると読んだ三原山の方へ。下山中の姉チームと出会えるのか?

 間もなく日没。両者の距離は、スタート時点よりも離れて、16km。

 翌朝、妹チーム、起床はA.M 5:30。すぐに行動開始。
姉チーム、A.M 7:00起床。姉ひとみさんの勘で島の中心部へ引き返してみる。やがて見つけた車屋でレンタカーを調達。これで移動がスピードアップ。

 温泉地でのニアミスから、またも離れていく双子。互いに今までの道を逆にたどっていく状態となった。姉チームは東の海岸。妹チームは、街へ出てレンタカーを調達。

結果・・・
スタートから28時間、無事再会。

・ずっと「24時間生DASH 」を担当していたので、久々のレギュラー復帰。緊張するね。今回、一卵性双生児100人ほどをオーディションしたのですが、本当に不思議でした。外見は勿論、ちょっとした仕草とか、質問に答えるタイミングとか、笑いどころとかがビックリするほど似ていました。さらにいくつか、やってみた実験も、「おいウソだろう!」ぐらいスゴイ結果。今回の実験は絶対成功だね、フッフッフ。と、いう調子で目隠しした双子と、山口君、城島君をヘリコプターに乗せて、とある場所へ連れていったのですが・・・やっぱり大変なロケになりました。果たして離ればなれのTOKIO と双子は無事に出会えたのでしょうか!


・とにかく暑かった !! 達也お約束の玉の汗もしっかりたくさん出ていた。こんな時、キーンと冷えたビールが飲めれば・・・と思う僕と達也でした。なかなか会えない双子・・・。思ったより大変なロケでした。 果たしてで会えるのか・・・!?放送をお楽しみに !!


・ロケはドキドキの連続でした。AD歴半年の僕は、ただただ唖然とするばかり。奇想天外な発想で双子のミラクルに期待大。そんな僕らも期待大。
 とにかく見て下さい。きっとあなたもハラハラワクワク。一生モノの感動を味わうことでしょう。