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できるだけ風の抵抗を受けるように作られた服を着て、足にはローラースケートのような靴をはいて実験する。 場所は、風が最も強いといわれる北海道の襟裳岬。 挑戦するのは、国分、山口、城島の3人。風の力だけでどこまで行けるのだろうか。 |
年間平均風速が日本一大きい北海道、襟裳岬。日高山脈の南端が海に突き出している荒々しい断崖の岬。この地形の影響による強い局地風で年間平均風速8.3m/秒。そして、風速10m/秒を越える日が年間290日以上も続く。
スタート地点は襟裳岬の最先端。ここから、帆の要領で体に受けた風の力だけで進む。風向きを考慮して風を捕らえるのがポイント。果たして、風に吹かれてどこまで行けるか !? スタート前に3人が訪れたのは、襟裳岬にある「風の館」。どんなに強い風も操れるように、ここで風速25m/秒を体験する。これは、大型台風並の風速。 13:00 スタート。現在の風速11.0m/秒。しかし、向かい風で進めない。この時間はちょうど西北西からの風で向かい風になってしまう。ここからのスタートでは前に進めない。そこで追い風となる新たなスタート地点へ移動。襟裳岬を目指す方向となった。 14:00 再スタート。現在の風速2.0m/秒。一向に進まない。そして、牛を発見したリーダーは、ホーミーを始めた。(ホーミーとはモンゴルに伝わる1人で同時に2つの音を出す発声法。これにより動物を心地よくさせる。)だんだんと牛が集まってくる。いつしか3人はすっかり牛達に囲まれていた。そこに風が来たので3度目のスタート。風速2.0m/秒。再度待つ。 1時間経過。現在の風速0.0m/秒。・・・これでは日が暮れてしまう。この状況について問い合わせてみると、「1年でもめったにない」とのこと。 18:00。この間何度もスターとしようと挑戦したが、風がないため今日はここで無念のロケ終了。 翌日13:00。この日は風も11.0m/sと充分。内陸から襟裳岬を目指してスタート。決して真後ろからではない風の微妙なバランス。自分の体で上手く生かす工夫が必要。 スタートから1時間。妙にこつをつかんだ城島がダントツで、860m地点。達也650m地点。試行錯誤の太一490m地点。 スタートから2時間。3人ともに1.3km進む。道が二手に分かれる箇所で、城島・達也は左の道、太一は上り坂の右に進む。 スタートから3時間。城島・達也1.6km進んでややリード。太一1.5km。ここで城島・達也は二手に分かれる。一方、風向きが変わった太一は失速。結局、1.7km地点で終了。そして、城島は進んだ先が行き止まりで、岬までたどり着けず2.0km地点で終了。残る達也は海に出る。風の力でどうすることもできず、海に転落。1人残った達也も2.4km地点で終了。風に吹かれて海までは行けた・・・。 |
・今回の舞台は、日本一風の強い「風極の地」とまでいわれている襟裳岬。しかしロケ当日、風はほとんどなく、森進一の襟裳岬の曲だけが耳にクリアに聞こえてくる。(襟裳岬では一日中この曲がかかっている)そして、とうとう日没。襟裳岬に風は吹かなかった・・・ロケ終了。 しかし再び・・・・・・・ ・最近DASHのロケは天候に恵まれないことが多い。今回のロケも自然の前では例外じゃなかった。年に何回かしかない微風の日。 スタート地点から風の力では動かなかった。しかしそこで思いもよらぬ懐かしい光景が! スタート地点の横は牧場。そこに数頭の牛・・・。リーダーがホーミーを始めた。(深夜放送の頃「ホーミーで動物とコミュニケーションは取れるのか !?」というネタで、モンゴルに伝わる独特の発声法を使い、牛を呼び寄せたことがある)なんとまたしても、ホーミー成功 !! 牛の群が集まってきた。ロケそっちのけで記念写真を撮るリーダー。やっぱりホーミーの力はすごい !!・・・あれ !? これ風に吹かれてのロケじゃなかったっけ? ・今回のロケは失敗に終わったため、なんと2回もあったのでしたが、襟裳岬は寒いし、変な格好はさせられるし、TOKIOはきっと散々だったはず・・・。ところで1回目と2回目、衣装が改善されているのだが皆さんは気付くかな? ちなみに2回目の風を受けるところの布はなんと#19阪神ロケのパラシュートの布なんですよ。無駄なく節約につとめるDASHなのでした。 TOKIOは襟裳岬でカニを買っていた。しかもタラバガニ。私も毛ガニを買ったが家で生きているカニが脱走しようとしてちょっと困った。 |
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前回の阪神電鉄との対決で惨敗したTOKIO。再挑戦に向けて練習を始めた。果たして効果はあるのだろうか? |
特訓ということで、リレーのプロフェッショナル・井上悟さんをコーチに招いた。TOKIOの走りをビデオでチェックしてもらった。「一番最悪な人を言って下さい」という言葉に「リーダー...」と答えるが、それでもちょっと練習すればいけそうだと言う。
井上コーチの指導のもと、独自の練習メニューを行う。 早く走るための条件(1) フリスビー 早く走るための条件(2) フォーム 早く走るための条件(3) パラシュート そして、井上さんが決めたリレー走者順発表。
早く走るための条件(4) バトンパス ジェットカートの対決シュミレーションとして、JR相模線の原当麻駅へ。JR相模線は、最高速度85km/h、加速度2.18km/h(毎秒)。ジェットカーよりやや遅め。ドアが閉まるのを合図にスタートし、250mをリレーで走る。これに勝てなければ、ジェットカーには勝てない。 結果は、TOKIO相模線に圧勝 !! 最強の敵、阪神ジェットカーに次週再挑戦 !! |
・昨年のアテネ世界陸上400mリレーでアジア新記録をマークした、リレーのプロフェッショナル井上悟選手を特別コーチに迎えてリレーの練習をしたのだが、井上さんが関西人丸だしの人で、いいキャラクターを出しまくっていた。TOKIOより自分が走りたくてしょうがないような感じで「自分がコーチして阪神電鉄に勝ったら、もうオレ出演できなくなるなぁ」など、まるでDASHのレギュラーを狙っているよう。練習の成果はあったのではないかと思う。OAをチェックして変わったTOKIOをよーく見て下さい。
・このロケはちょっと身体がきつかった・・・。徹夜で編集、そして朝はADの平野君が時間を早くし過ぎてしまい1〜2時間ロケ先で寒さの中待ち、ロケ後スタジオ収録と大忙しでした。今回ゲストでいらしていた井上悟さんはとても素敵な人でした。さわやかで、走るとき、めっちゃ足が長く見える。またロケに来て下さいね。 |
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東京の夜空にそびえる、あのシンボルタワーを舞台に、史上初の壮大な試みが行われる。そう、それは東京タワーに巨大な影絵を映し出そうというもの。この挑戦のために急きょ、集まったメンバー5人が力を合わせ、果たして、何を映し出したのか !? |
巨大影絵プロジェクト その1 まずやってきたのが、神奈川県横浜市にある劇団かかし座。ここは、1952年の創立で、日本で最初の影絵専門劇団。まずは手影絵の世界を見せていただく。太一・達也・長瀬も「キリン」「アヒル」「オオカミ」などの手影絵に挑戦。 続いては、切り絵にチャレンジ。下絵書きを開始。その絵を切り抜き、布で体を作る。太一は「オオカミ」、長瀬は「魔女」、達也は「ゴリラ」を作る。 スポンジの影絵を作成し、回り灯ろうを見せてもらう。そして、自分たちでも作成する。まず、下絵作り。周り灯ろうは様々な色も楽しめる影絵なので、セロファンで色づけをする。完成したデザインを灯ろうに貼り付ける。この出来映えに満足した3人は、これを持って街でみんなに見せることにする。 巨大影絵プロジェクト その2 巨大影絵プロジェクト その3 苦心の末たどり着いたのがこのプラン。東京タワーに3段重ねに光を当て、光源と東京タワーの間にイントレ台を設置。その上で巨大な灯ろうを回す。果たして映し出せるのか? 夜7時、プロジェクト一行が東京タワーのもとに到着。深夜12時の消灯に向けてセッティング開始。光の当たる角度を考え、光源ライトを設置する。さらに、高さ7m、3台のイントレを組み立てる。そして、最も重要な回り灯ろうの制作を開始する。型どりの難しいDASHのロゴマークは長瀬が担当。1文字およそ1m。これらを切って灯ろうに貼り付ける。さらに思い思いの切り絵を作る。回り灯ろうは直径5.4mの大きな骨組み。これに透明なアクリル板を取り付ける。そして、切り絵を貼り付ける。夜10時。100kgを越えるの灯ろうを半分にして、イントレの上へ吊り上げる。これを組み直し、1体目セッティング完了。続いて2体目は、カラーフィルターを付けた灯ろう。これも完了。一方、照明のプロの渋谷さんも入念な最終チェック。 役割分担で、灯ろうを回すのは、松岡、城島、達也の3人。太一は現場監督。長瀬は、自らデザインしただちょう君を映し出すという。 東京タワーの消灯12時を待ち、いよいよ巨大影絵をライトオン。長瀬のだちょうや、DASHの文字もきちんと読むことができた。 夜更けの東京タワーに突如現れた巨大影絵はいたるところで目撃されていた。小さな手影絵から始まり、ようやく行き着いた巨大な手作り作品。大都会の夜に鮮やかに回り続ける。 |
・茂君、誕生日おめでとう! 来年の誕生日もDASH で祝いたいですね。 今回はロケも楽しかったし、編集中も大笑いでした。そして、スタジオも盛り上がった。なんだか深夜、初期のDASH みたいな勢いを久々に感じる、すごくいい仕上がりになっています。TOKIO
って、ほんとに面白い、いつも楽しそう、としみじみ感じて下さい。 |