雪の坂道を止まらずにどこまで行けるか !?
 坂道をペダルをこがずにどこまで行けるのか?
しかも今回は雪道で競う。雪道ならではの出来事が続出。リーダー、達也、太一の3人は海を目指して坂を下りる。海まで出られるのは誰なのか !?

 とにかく今回のロケは時間がなかった。TOKIOは当日入りの当日帰り。正味ロケ時間は4時間。ケッコー辛かった !! しかし今回リーダーの進んだ道は最高の結末を迎えた。それに、達也・太一の進んだ道も面白かった。今回は全てよし !!

P.S 紋別の味処「あづまや」さん、本当においしいカニをありがとうございました。みなさんもし機会があれば、行ってみては・・・


 寒かった・・・。これで北海道は何回目なのだろうか !? シュミレーションでリーダーの乗った三輪の自転車に乗ってみたのだが、滑ってとても怖かった。ロケ中どこから洩れたのか現場ではすごい人だかり。TOKIOの着替えているところをのぞくチビッ子達なんかもいて・・・。

今回、紋別市役所の方に大変お世話になりました。この場を借りてお礼を言います。観光課の木原さんありがとうございました。

 舞台となるのは、真冬の北海道、オホーツク海に面した紋別市。一面の雪におおわれるこの町には、毎年1月から3月にかけてオホーツク海冬の風物詩・流氷がやってくる。冬の平均気温−4度、積雪量50cm。

 スタート地点は、町を一望できる高台、紋別公園の頂上。自転車は坂道を下る勢いだけで進みこぐのは禁止。止まったら終了。分かれ道の選択など、選ぶルートは各自その場の判断で決め、その距離を競う。

 使う自転車は、
達也・・・悪路に強いマウンテンバイク(ノーマル)
太一・・・マウンテンバイク(スパイクタイヤ)
城島・・・安定性抜群の三輪自転車(ノーマル)

 午後2時スタート!
最初の二股の道を、達也は右、太一・城島は左を選んで進む。

 達也が選んだルートは、この先急な下り坂とアイスバーン。それをクリアし市街地を横切れば、海に出る。

 初め、海とは反対の方向へ進んでいた太一は、やっと方向を修正した。難所はこの先の積もった雪。

 城島も海とは反対の方に進んでしまっていて、太一、達也が市街地に出ていたときも、まだ山道を下っていたが、ようやく住宅街へ向かう。

 そして結果は、達也、太一は海まで到着!
先に海へたどり着いた達也は、ルート選びが大成功だった。効率よく、ほぼ直線的に1.6km走ってゴール。一方、太一は遠回りで山を下り、距離を稼ぐことに成功。2.0kmでゴール。

 その頃城島は、まだ走っていた。そして、城島を襲う緊急事態が・・・!
下り坂でスピードが抑えられず、正面の駐車場に入ってしまい、積みあげられていた段ボール箱に突っ込んでいってしまった。
城島海までたどりつけず、撃沈 !!
ただ一人海までたどりつけなかった城島。さんざんルート選びに悩みつつ、1.8km進んだもののリタイア。

ラジコンボートは海に出られるのか !?
 福岡県柳川市は水郷の街と呼ばれるほど運河が多い。昔、城を守るため堀が発達、さらに田んぼが多いため農水路が発達、現在の水路が多い町となった。そこで今回のラジコンボート大実験 !! 達也・長瀬ペアと、松岡・リーダーペアが2チームで有明海を目指す。

 有明海といえば、潮の満ち引きの差が激しい所。思わぬハプニングが続出 !! リーダーが川の中に入ってしまって・・・。

 福岡は柳川。その柳川の運河を抜けてTOKIOが操縦するラジコンボートは有明海まで出られるのか? しばらく雨が降っていなかったため、柳川の水位はすごく低かった。いくらラジコンボートとはいえ、この中を進むのは辛い。

 ここだけの話ですが、この日長瀬君と山口くんは風邪を引いていて、前日は39度もあったらしい。そんな体調でありながらも、一生懸命ロケをしてくれたTOKIOの根性はすごい!

 日本のベニスと呼ばれる町、福岡県柳川市。四季折々に風情が変わる運河は「日本の道百選」にも選ばれ、人々に親しまれている。
 その歴史はおよそ400年前にさかのぼる。当時の柳川城城主・田中吉政が、軍事目的から城を中心に堀を迷路のように張りめぐらせ戦いに備えた。
 また、水が乏しかった柳川の農地開拓のため用水路が引かれた。複雑伸びているこれらの水の道を全てあわせると、距離にしておよそ470km。街中方面は分かれ道が多く、農地方面は行き止まりが多い。
 柳川市民にとって、運河は400年以上も生活の一部として身近な存在である。

この巨大迷路を行くのは、ラジコンボート。
JET ARROW号
(全長:717mm 全幅:214mm 重量:1200g 操縦:2ch 船体:ABS製 最高速度:30km/h)
優れた運動性と安定した加速を持つ。
操縦士 長瀬智也
副操縦士 山口達也

VIPER-R号
(全長:635mm 全幅:225mm 重量:1400g 操縦:2ch 船体:ABS製 最高速度:30km/h)
軽快な旋回性能を持つ。
操縦士 松岡昌宏
副操縦士 城島茂

 スタート地点は、柳川市高畑の三柱神社。直線で10km先の有明海を目指す。しかしこの有明海は、舟の往来に支障を来すほど、干潮・満潮の差が激しいことで有名。この日の干潮時間は午後5時の予定。その30分前の午後4時30分をタイムリミットにしなければ、ゴールの有明海には出られなくなる。

 PM 0:00 スタート。

 スタートから30分。
2台のボートは500m進み、市街地手前の国道橋付近。ここからは広い運河となる。

 九州地方は晴天続きで、約1ヶ月柳川方面は雨が降らず、通常より運河の水位が1mも減少しているため、泥が顔を出し、度々ボートは乗り上げてしまった。

 スタートから1時間。
 運河は市街地の入口へ。そのまま農地方面へ進むと、ルートは単純だが行き止まりが増える。一方、街中方面へ進むと、コースは大小さまざまに別れ複雑に入り組んだ状態になる。達也・長瀬チームは、分かれ道の多い街中方面へ、城島・松岡チームは行き止まりの多い農地方面へ進む。

 運河沿いに道がないため、川の中を歩く達也・長瀬チーム。そこへ通りかかったどんこ舟に乗せてもらう。途中、町の中心にある日吉神社で式を挙げ披露宴会場まで舟に乗って移動する「川下り結婚式」に遭遇する。

 城島・松岡チームは、進んでいった先が水門になっていて行き止まりのため別ルートへ軌道修正。

干潮タイムリミットまで残り2時間30分。
有明海まで残り約8km

 城島・松岡チームは、農地から街中へ。
 達也・長瀬チームは、町の中心へと入る。

干潮タイムリミットまで残り2時間。
有明海まで残り約7km

 達也・長瀬チーム、入り組んだ街中のコースを探り海へ向かっていたつもりが、ぐるり回ってもとの所へ戻ってしまった。しばらく進むと、そこは水位が下がったためにコンクリートの水門が露出してしまい、どんこ舟が通れない。ここから先、運河沿いを歩いていく。
 城島・松岡チーム、どんこ舟に乗り海を目指す。

干潮タイムリミットまで残り1時間30分。
有明海まで残り約6km

 達也・長瀬チームがリード。漁船で海を目指す。
 城島・松岡チームも漁船を見つけ乗せてもらう。干潮が近いため船が接岸できないので、橋から縄ハシゴで乗船する。

干潮タイムリミットまで残り45分。
 達也・長瀬チーム、有明海まで残り約4km。
 城島・松岡チーム、有明海まで残り約5km。

有明海河口付近はかなり潮が引いてきていた。

結果・・・
 達也・長瀬チーム、3時間58分で有明海到着!
 城島・松岡チーム、4時間26分で有明海到着!