初めての一人暮らし 1万円で引越しはできるか !?
 もうすぐ旅立ちの春。学校へ、社会へ、旅立つ若者たちが一人暮らしをするために引越しを行う。しかし、引越しは経済的負担が大きい。最近は一人暮らし用の様々なパック料金などもあるが、もっと安くすませる方法はないのだろうか? そこで目標金額を1万円に設定して、引越しを行う。

 一人暮らしをこれからする人は必見 !!
1万円で引っ越しは出来るのか !?
国分、松岡の2人が、この春新しい生活をする2人をナイスフォロー。これを見て皆さんもやってみては・・・?
 それにしても、松岡くんは力持ちであった。両手に荷物、さらに口で机を持って2階から降りてきた。すごい。(松岡くんファンはチェック)
あと、太一くんが手伝った中野勇蔵くんのキャラクターにも注目。久しぶりに笑ってしまった !!

 今回引越しをするのは、
太一担当:
中野勇蔵くん(19)
横浜市在住。この春より東京の大学へ通うために親から自立、一人暮らしを始める。
松岡担当:
佐藤寿文くん(20)
柏市在住。都内の会計事務所で会計士を目指すため一人暮らしを始める。

 まずは、それぞれの実家へ行き、荷物をまとめて新居の新宿区へ向かう。全て荷物を運んだ時点で終了。1万円以内であればどんな方法でもOK! 引越しそばを食べて終了。ちなみに、そば代は1万円に含まれている。

 AM 10:00 スタート
 太一・中野くんチームは、移動しながら引越し方法を考える。
松岡・佐藤くんチームは、引越し業者に電話して探し、柏の佐藤くんの実家へ向かう。

 PM 0:00
 太一・中野くんチームは、実家の近くのレンタカー屋で、軽トラックを6時間5000円+250円(消費税)で借りる。残金は4,750円。運転は中野くん。太一に「とにかく命だけは助けて下さい」と祈らせてしまう腕前。

 松岡・佐藤くんチームは、実家に到着。お母さん、お父さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、お婆ちゃんの妹さん、弟さん、お姉さん、と次々に現れる。佐藤くんの家は大家族だった。そして、佐藤くんの部屋へ、まとめてあるという荷物を取りにいく。しかし、部屋を見た松岡は「全然したくできてないじゃん!」と口をとがらす。実は、前夜荷造りを始めた佐藤くんだったが、途中で飽きてしまって、そのまま寝てしまったのだった。

 その頃、太一・中野くんチームも実家に到着。お母さんから丁寧な挨拶を受け、中野くんの部屋へ行く。昨日、中野くんは、一人で段ボール箱を集めてきていて3時間かけて荷造りしていた。念のため荷物の積み方をチェックする。ぱっと見た感じはいいようだったが、食器をガムテープでぐるぐる巻きにして束ねていた。割れ物をただひとまとめにしていては、一度に壊れる恐れがあるので危険。新聞紙を使って包み直す。

 PM 1:20
 太一・中野くんチームは、早くも荷物を運び出していた。

 PM 1:30
 松岡・佐藤くんチームも搬出開始。そこに一台の軽トラックが到着。実は松岡はスタート直後に電話で、軽トラック専門のコンビニエンス引越しセンターに依頼をしていた。ここは東京と千葉に営業所があるので、その地域内であれば帰らずに近くの営業所に行けるためその分の手間がいらない。このエリアに限り、特別な割引をしてもらえる。
 業者の方が、ふたのない箱などをラップでとめる。ラップは粘着性もあり、はがすのも楽。引越しの時の裏技のひとつ。そして、トラックに積み荷を開始する。2人が手伝う間もないほどの見事な手際。トラックには小さな荷物から積んでいく。これは、大きい荷物が後の方が引越し先ですぐにおろせてセッティングがしやすいためである。積み込み開始からたった10分で、作業完了。

 PM 2:00
 太一・中野くんチームは、荷物を積み込んだ軽トラックに乗り込み、出発。東京を目指し首都高速にのる。
首都高速横羽線代 500円
平和島料金所で首都高速代 700円
残金 3,550円

 PM 3:30
 松岡・佐藤くんチーム、引越し先に到着。すぐに荷物運びが始まった。
引越し代金 9,000円
残金 1,000円
佐藤くんの部屋は、とやま荘205号。8畳・3畳・キッチン・トイレ付きで、家賃は53,000円。

 PM 3:35
 太一・中野くんチーム、引越し先到着。
中野くんの部屋は、高木アパート201号。4畳半・共同トイレで、家賃は25,000円。
太一が窓を開けて外を見ると、松岡・佐藤くんが見えた。実は、佐藤くんと中野くんの新居は隣同士だったのだ。玄関に面した道路が違っていただけだった。

 PM 4:00
 松岡・佐藤くんチーム、レイアウトも決まって、無事引越しは完了。

 PM 4:20
 太一・中野くんチーム、こちらもようやく引越し完了。そして、広めの佐藤くん宅を訪問。ここで最後の儀式である引越しそばを注文する。しかし、太一・中野くんチームは借りていたトラックを返しに行かなければならなかった。

 PM 4:30
 太一・中野くんチーム、レンタカーを返しに向かう。
首都高速代 700円
首都高速横羽線代 500円
軽油代 11.48リットル 886円
残金 1,464円

 その頃、松岡・佐藤くんチームは引越しそばを食べていた。
ざるそば代(2人前) 1,000円
残金 0円

 そして、なんとかトラックを時間内に返した太一・中野くんチームも、ざるそば代(2人前)1,000円で、残金は、464円。

卒業写真を作ろう! −群馬県下仁田町立西中学校−
 自分たちの卒業写真は自分たちで作る!
カメラ作成から現像まで全て自分たちで行い、思い出の卒業写真を作る。もちろんカメラは超巨大カメラ。はたして、夢は現実となるか?

 群馬県下仁田町が、今回のロケ地!
内容は、この場所にある下仁田西中学校の3年生と卒業写真を作ろうという企画。ただし、フツーのカメラで写真を撮るDASHじゃありません。今回使うカメラは、ピンホールカメラ!
しかも学校にあるものを使って!
見所は、松岡くん、長瀬くんと中学生との巨大なカメラ作りと、トシ君(通称ゴリさん)という松岡くんの子分とのやりとり!

 校庭・下駄箱・音楽室・・・学校に通っていた頃は見慣れた風景だったのに、卒業して何年もたつと、本当に1つ1つが懐かしく感じる。長瀬くんは給食の時間に「あー懐かしい」を連発し、松岡くんも休憩中みんなでサッカーを楽しんで「いいなー、こういうの、いいよなー」と感傷にひたっていた。2人の学ラン姿(?)は一見の価値有り。下仁田西中での1日は、生徒の皆さんだけでなく我々スタッフにとっても思い出深い1日になりました。


 手作り巨大カメラで卒業写真を撮る。インスタントカメラの仕組みさえ、よく分からないスタッフ。ロケに同行したカメラマンも、こんな大きいの作ったことないと言う。そんな不安も、松岡くんと長瀬くんが吹きとばす。3年生全員の力をひとつにまとめ、超巨大カメラを完成させる。熱い男たちの力と、3年生全員の思いが作り上げた卒業写真。本当に写っているのか! それは僕にもよく分からない。なぜなら、あふれでる涙が、僕のピントを狂わせてしまったから・・・。結果は、放送にて !!


 群馬県の下仁田っていうさ、ねぎとコンニャクで有名な町にさ、行ってきたのよ。ただ、観光に行ったわけじゃなくてさ、あのTOKIOの松岡くんと長瀬くんがさ、その町の中学校に卒業写真を撮りに行くなんて言うもんだからさ、思わず付いて行っちゃったわよ、お弁当持って。でもね、ただ卒業写真を撮りに行ったわけじゃないのよ。さすがよねー、TOKIOは、とんでもなくでっかいカメラを作っちゃったんだから。

 思いでの詰まった卒業写真。だから、自分たちの手で特別なものに仕上げたい。青春の思い出、卒業写真に写ろう!
 この、番組からの呼びかけに全国から3000通以上の応募があった。そして、その中から選ばれたのが、群馬県下仁田町にある下仁田町立西中学校。全校生徒67名の内、今回の主役となる3年生は28名の1クラス。卒業生が少なく費用がかかるため、卒業アルバムを作ることが出来ない。

 卒業写真撮影の日。ガクラン姿に身を包んだ長瀬・松岡がクラスのみんなに説明をする。卒業写真は手作りピンホールカメラで撮影する。ピンホールカメラとは、レンズの変わりに針のような小さな開口部から光を取り込んで被写体を撮影するカメラのこと。

 「せっかくだったらみんなででっかい写真を」ということで、グランド内にある体育倉庫をカメラにする。そのためには、倉庫の中を完全に真っ暗にしなければならない。ピンホールカメラの注意点として、カメラとなる箱の中に入る光を遮断し、レンズの代わりとなる穴を真円にしなければならないのだ。

 3年生が二手に分かれ作業開始。
まず、倉庫の中にある荷物を外に運び出す。そして、わずかな光の侵入も許されない倉庫内部をガムテープなどで目張りしていく。そして、生徒たちが整列する机と椅子の運び出し。自分たちの卒業写真を撮るため、自分たちの手で作業は進んでいく。レンズとなる穴をドリルで開ける長瀬。テストとして、倉庫内にホワイトボードを入れ、風景を映し出すが、どうもピントがあっていない。これは、穴が大きいためで、もっと穴を小さくして、その穴が真円であればもっとシャープに写るはず。今度は、アルミ板に針を刺して穴を作る。

 給食の後、撮影開始。
撮影の際、重要なポイントがあった。ピンホールカメラは、小さな穴から光をゆっくり取り込んで写真を撮るため、印画紙に長時間光を当てなければならないのだ。30秒間静止をしなければならない。みんなが撮影のため整列をしようとしているとき、どこかで聞いたことのある声が聞こえてきた。それは、自転車に乗って現れた福澤アナだった。

 撮影開始。そして、30秒の後、すぐに現像をする。しかし、画面は光が反射しやすい白い所以外は、黒く潰れてしまっていた。これは撮影時間の短さが原因。
 ということで、今度は撮影時間を2分に設定して再度挑戦。しかし、今度はほぼ全員の顔がボケてしまっていた。これは、きちんと静止できていなかったのが原因。さらに、長瀬・松岡は特に静止できていなかったため、体が透け、手や足が二重に写ってしまっていた。またもや失敗。
 今度は、少し日が陰ってきたこともあり、撮影時間を4分に設定し、撮影。しかし後少しのところで太陽に雲がかかってきてしまった。撮影時間が延長される。結局撮影時間に7分を費やした。

その後、3年生のみんなから文集のような形でメッセージが届いた。
「中学校生活で最高の思い出づくりを松岡くんと長瀬くんと一緒に楽しくできてよかったです。しかしあの7分間はきつかった。残り少ない中学校生活を思いっきり楽しんで、みんなと無事に卒業できたらいいなと思っています。」