|
舞台は瀬戸内海に浮かぶ島々中でもひときわ大きく美しい島、小豆島。人口3万8千人のこの島で作られる手延べ素麺は400年以上もの歴史を誇り、直径9.375mm、長さ19cm、地域特産のオリーブ油を使った特にすべりがよくなめらかなもので手延べの歯ごたえと喉ごし、艶やかな輝きを持ち、「島の光」の名称で全国に親しまれている。まさにキングオブ流し素麺! この日本一ともいえる流し素麺に挑むため、幾多の強敵との対決を経てきたあの男たちが立ち上がった。「マウンテンバイク山口」こと達也、「茂ちゃんマンカーブ」を武器とする3輪車・城島、そしてメンバー随一のロードレーサー、自転車・長瀬の3人。 まずは、プールの滑り台を利用して、流れるそうめんのスピードを把握しておこうとジャンボすべり台の出口に立つ達也と長瀬、箸とお椀を手に、流れてくるそうめんを待ち受けていると,流れてきたのは、なんと、ド太い巨大そうめん!? と、思いきや、白の全身タイツを着た「城島そうめん」だった。「(私を)食べてぇ?」流しそうめんのスピードを知るというより、水中コントに終わる3人。 今回は小豆島にある香川県池田町「ふるさと村」にコースを設定。地元素麺工場の人々が地域の祭りのために設定した竹作りのコースに要した竹はコースだけで160本、土台部分も竹で組んだため、コースに要した竹の総本数は1,040本に上った。実は、この島では、平成6年に一大イベントが行われ、「全長555mの巨大流しそうめん」が話題になった。小豆島はまさしく、流しそうめんの聖地なのである。その経験を活かした流しそうめんのコース作りは、職人技の結晶とも言える。 決戦の地に着いた、城島・達也・長瀬。巨大流しそうめんコースを目の当たりにし、その壮大さに圧倒される。と、そこへ現れたのは、小豆島素麺組合のおじさんたち。「そうめんの方が速いですよ!」おじさんの一言に、対する長瀬は「流しそうめんサンに負ける訳にはいかないですよ!」と反撃。戦いを前に火花が散る。 さらに“アヒル隊長”に偵察をかねて実際のコースを泳いでいただき、流れ具合をチェック! 自転車を上回ると思われる、恐るべき直線のスピードに3人、ただ驚くばかり。 ここで、ルールとコース説明(特別協力:アヒル隊長) 自転車チームの第一走者は、山道のスペシャリスト、マウンテンバイク・達也。その区間最大の難所は、大回りを余儀なくされる、190m地点の第2コーナー。急勾配からのってきたスピードを抑えつつ、コーナーを回りきったら、またすぐ加速。いかにコーナーを無駄なく回り、続く直線にスムーズに入れるかがポイント。 その先、240m地点には、最初のリレーポイント。ここで、バトンタッチを受けるのは、3輪車・城島。そして、城島の肩に乗ったアヒル隊長。3輪の安定感を活かし、この地点で待ちうける難所、420m地点の第4コーナーへ突入する。今回のコースで最も急角度となる、このヘアピンカーブをクリアしたら、自転車はストレートの急な坂。ここで、そうめんはコースが別れ、林の中のストレートへ。 そして、480m地点の次なるリレーポイント。城島から勝利を託されるのは、アンカーであるロードレーサー長瀬。その先、600m地点には、勝負の行方を占う重要なポイント、立体交差が待っている。山越えからラストスパートに入るそうめんと、最も急勾配の坂でラストスパートをかける長瀬が、この地点でクロス。立体交差を先に通過した方が、勝利の可能性が高い。 今回、固定カメラ12台、可動カメラ17台、車載カメラ6台、合計35台のカメラをコース各所に設置、両者の競り合いをくまなくとらえる。 伝統ある小豆島のそうめんは、細さと滑らかさが命。昔ながらの手延べ作りを守り、職人による箸分け作業で、手早くほぐして伸ばし、ハープの弦のように美しく揃えられる。そして、乾燥は天日で門干し。瀬戸内の風と光を一杯に浴びて出来たそうめんは、丁寧に長さを揃えられ、ようやく箱詰め。一本一本、丹精こめて作られる「島の光」は、まさにキングオブ流しそうめんなのだ!! スタート地点にて、気合の入る城島・達也・長瀬。特に長瀬は「先にゴールして流しそうめん食っちゃうよ!」と余裕しゃくしゃく。そこへ、「でも油断は禁物だよ、みんな!!」と、城島の肩に乗るアヒル隊長から、甲高い声で活が入る。(声担当・城島) まもなくスタート。 達也はスタート地点に。城島と長瀬は、それぞれリレーポイントへ移動。 そうめん工場の人々が、流しそうめん台の最終チェックに入る。水を出し過ぎれば、そうめんがコースからこぼれてしまう。流水の勢いにも微妙な加減が必要なのである。 自転車チーム、それぞれのスタート・リレー地点に立つ。 さあ、スタート地点では、マウンテンバイクの達也が、早々位置に着いた。 その頃、対する「島の光」三色混合そうめんもお湯の中に入れられスタンバイ開始。そして、茹であがった艶やかなそうめんは、器に盛られ、そうめん台に流し込む大役を担う、小豆島素麺組合理事長の中西明さんに手渡された。 スタートラインに立つ両者、熱い視線を交わす。レースクイーンならぬ、浴衣姿の「小豆島そうめん娘」に日傘をさしてもらい、レース開始を待ち受ける。 スタート秒読み。そうめん娘が両者から離れた。 そして、運命の瞬間, 位置に着いて、よーいスタート!! DASH史上初のみならず、人類史上初の壮大な戦いがはじまった!! スタート直後の戦い、さっそうと流れるそうめんを横目に、砂利道を焦り気味に飛ばす達也。100m地点を先に通過したのは達也。幾分遅れてそうめんが通過。 いよいよ、第1リレーポイント。そこには、3輪車で待ち受ける城島とアヒル隊長の姿が。バトンタッチは上手く行くのか!? そして、運命の第2リレーポイント。城島からアンカー長瀬へ、今度はスムーズにバトンタッチ成功。すべての勝敗を託され、長瀬がスタートを切った。と、その後ろで、気が抜けたのか!? 城島がすっ転んだ!! そんなカッコ悪い城島を放っておいて、長瀬、第5コーナーを難なくクリア。 いよいよラストスパート! わずかに遅れて、長瀬もゴール!! 終始安定した巧みな流れで、流しそうめんの勝利。
スタジオでは、リベンジをかけて、既に城島が次なる対戦相手を考えていた。それは,ラーメン。 (でも、円に交換したら1万でした) |
|
現代の我々の生活にはなくてはならないもの、電気…。 しかしその消費量はこの不況の中でも増え続けている。限りある資源。しかしまもなく迎える21世紀のエネルギーとして環境を汚さない地球に優しい力が求められ研究が進められている。その中でも特に注目されているものがある。 それは「太陽エネルギー」 そしてこの太陽の光をエネルギーに変えるものとして登場したのがソーラーシステム。太陽の光を充電し、熱や電力に変える画期的なシステムは温水器などの熱利用だけでなく電卓や夜光る道路標識のように電力に変換して利用する方法が身近で日用的なものになってきた。技術の進歩に伴いソーラーパネルも小型で高性能になりつつある。 そこで実験! 挑戦するのは “達也・長瀬チーム” と“城島・太一”チーム。 充電のポイントは… スタート地点は、日の出を確認し、移動しやすい東京湾上、アクアラインの「海ほたる」。勝つのは果たして、機動力を誇る、達也と長瀬か?地道に稼ぐ、城島と太一か? 日の出前の午前4時。場所はアクアラインの海ほたる。誰もが寝静まっているこの時間に,「♪僕らはみんな生きている〜」。探検隊の衣装をまとい、異常なほどハイテンションで登場の長瀬。次いで、「♪生きているから歌うんだ〜」投げやり気味で歌う達也が登場。さらに、「♪手のひらを太陽に〜」こちらは、長瀬以上にハイテンションの太一。 この日の東京の日の出は「4時33分」 ところが、陽射しの気配すら全くない。この時の、気象衛星ひまわりによると、日の出にも関わらず、関東地方には厚い雲がかかっていた。 日の出から30分が経過 同じく東京を諦め、晴れを狙う城島・太一も、一気に大阪へ向かった。 午前6時現在。 城島・太一、大阪空港(伊丹)に到着。この移動は成功なのか!? 空を見上げると、雲が出ているものの、時折、太陽の光が射しこむ。とりあえず良しとする2人。 その頃、愛媛県の松山空港に着いた達也と長瀬。綿密な作戦を練ったにも関わらず、一面、曇り空。晴れ間の気配も無く、立ち往生する2人。しかし、困っている場合ではない。とにかく移動することに。 一方、大阪。城島と太一は、より強い陽射しを求めて、モノレールで移動。その間も、窓際で充電を続ける。地味ながら、コツコツとエネルギーを貯める2人。やがて、太一があることに気づいた。モノレールの進行方向によって、陽射しの位置も変わってしまうのだ。そこで、2人が行動に出た! その頃、達也と長瀬も同じく移動車内で充電中。松山駅からJR予讃線で瀬戸内海沿いを移動していたのだ。すると、わずかながらも陽射しを発見!! すぐさま途中下車、今治駅のホームに降り立った。その場で直ぐに充電開始。ホームから見渡す住宅街には、ソーラーパネルを取り付けている民家が結構多い。そこで長瀬は思った,「あれぐらいなら背負えません?」小さいパネルよりも、民家の大きなパネルを背負って充電した方が、効率が良いと言うのだ。対する達也,「感電しそうだな!」 充電開始から30分が経過。四国での太陽の中、充電完了。そして、電池を交換し、さらに充電を続ける。尚も続きそうな晴れ間。しかし、気象情報では次第に曇る予報。 充電開始から1時間。再び充電が完了するも、薄い雲で陽射しは少しずつ弱まってきた。日没を考えると、いずれにしても、西の方に向かわなくてはならない。そして、やがて太陽は雲に覆われた。 午前11時現在。 大阪は、依然として快晴が続く。中心部の梅田駅に着いた城島と太一。ここからは、大阪に詳しい城島が案内し、ある絶好の場所へ歩いて向かうことに。移動中、わずかな陽射しにも目ざとい2人。 一方、達也と長瀬は、瀬戸内海上の橋を自転車で渡っていた。四国から、晴れ間の続いている瀬戸内海を渡り、広島方面へ出て、日没の遅い西へ向かおうという作戦である。もちろん、移動中の充電も欠かさない。瀬戸内海上空が次第に晴れてきた。 その頃、大阪の城島・太一は、梅田スカイビルの展望台へ向け、エスカレーターで上昇中。屋根ガラスから射しこむ、わずかな光にもパネルをかざす。そして、屋上ビルに到着するが、相変わらずの曇り空。結局無駄足か?と、思ったら,太陽が顔を出し、充電のペースは一層上がる。 現時点で、城島・太一は104本に到達。 そして、達也と長瀬、今度は新幹線でさらに西へと、充電しながら移動中。窓越しにソーラーパネルをかざすと,直ぐにトンネルが邪魔をする。再び光が射しこみ、パネルをかざすと,またトンネルが邪魔。また光が射しこみ、今度こそは,同じ繰り返し。人間心理を微妙にくすぐるイジワルなトンネル。そして、とうとう長いトンネルに突入してしまった。しかし、くじけない達也は、車内の蛍光灯の光で、せめてもの充電。やはり、蛍光灯の光では、微々たるエネルギー。 一方、大阪湾に着いた城島と太一。 一方、達也と長瀬は広島駅のホームにいた。新幹線を待っている間も、充電を欠かさない。そして、乗るはずの新幹線が到着。しかし、一向に乗りこむ気配のない2人。そう、ドアが開いても、乗りこむギリギリまで、貴重な充電時間なのだ。発車の合図がなり、ようやく充電を止めて乗車。達也と長瀬は、少しでも日照時間を延ばすため、日没の遅い九州方面へ行く作戦をとった。そのため、広島で「こだま」から「のぞみ」に乗り換えたのだ。 ここまで、城島・太一は120本。 午後5時30分、福岡・博多に着いた達也と長瀬。早速、車で移動するが、予想に反して空は曇り。福岡の日の入り時間は午後7時30分。あと1時間30分しかない。 同じ頃、スタート地点の東京は雨に見舞われていた。 気象衛星ひまわりによると、雲の流れは意外に早く、九州から沖縄へも雲が伸びていた。日没までの残り時間、両者共にわずかな晴れ間を探すしかない。 車で移動中の達也・長瀬は、日没まで残り54分。依然、焦る2人。すると、遠くにわずかな陽射しを発見! 運転手の達也と、慌ててソーラーパネルをフロントガラスに設置する長瀬。少しでも雲が無くなることを祈る。 一方、達也・長瀬も依然、車の中。渋滞に巻き込まれながら、とにかく、わずかな陽射しに望みを託すしかない。 夕立に見舞われてしまった、城島・太一。日没まで、あと30分しかない。そこへ、太一、前方の空に、かすかな晴れ間を見つける。日没前に間に合うのか!? 残り少ない時間、2人は雲の切れ間を求めて走る。 達也と長瀬も渋滞の中、残り時間30分を迎えた。ここで苦肉の策に出た。長瀬がサンルーフから顔を出し、ノロノロ運転を利用して、パネルを車の屋根に設置したのだ。半信半疑の長瀬であるが、もう他に策は無い。 そして、沖縄の城島・太一。前方の晴れ間も消えてしまった。雨の中、打つ手は無し。と、ここで気づいた。午後7時25分、ついに、日没を迎えた! 城島と太一、沖縄で何もできずに終了! 大きな溜め息をつく太一。相手チームの居場所が気になる城島。 その頃、達也と長瀬は、海にいた。わずかな残り時間、少しでも高い位置から充電しようと、海の家の屋根によじ登った。もはや太陽は見えないが、遠い雲の隙間に、祈る気持ちでソーラーパネルを向ける。 そして、午後7時30分。達也と長瀬、福岡県博多湾で日没を迎えた! 太陽を求めて飛びまわった両チーム。 しかし、勝敗の行方は、充電した乾電池を利用して、機械を動かした時間で決めることになった。 後日、ある一室に揃った城島と長瀬。早速、実験開始!! 続いて、達也・長瀬チームの160本で実験。勝利を確信する長瀬であるが、「数じゃない!」と言いきる城島。確かに本数ではなく、あくまで充電した量だが,。そして、長瀬の手によって、扇風機のスイッチオン! 勢いよく回りだした。 記録 達也・長瀬チームが、扇風機においては5分5秒上回る結果となった。 ちなみに、フル充電した同じ個数の電池で、蛍光灯の電気スタンドでテストしてみると、扇風機に比べ、かなりの持続力。 電気スタンドの記録 さらに同じ電池の量を使い、ビデオ付きテレビで実験!! ビデオ付きテレビの記録 結果、1日分の太陽エネルギーで、家電製品を充分に動かせることが判った!! |
|
(これまでのハーロー城島ダイジェスト) 振りかえること、昨年(1998年)11月。当初の元金100万円をドルに両替し、後日、円に戻して、+2,551円の儲けとなった。 この時点で、「100万2,551円」 これに味を占め、昨年12月には、全額をドイツマルクに両替。ところが、手数料という計算外の出費で、−8万2,172円の損。 ここで、「91万7,828円」に。 そして、1999年2月。考えた末に、チケットショップで全額をデパート商品券に換えた。 1999年2月、ハーロー城島は、すべての金額を金765gにかけていた! 変動する世界経済の中、ハーローは金相場に運命を託し、高値で手放すタイミングを計った。相棒であるトニー松岡と共に、辿り着いた結論は!? そして、運命の7の月を迎え、ハーローは悩んでいた。いざ決断の時期になってみると、「売ろうかな」「いや待てよ」優柔不断さが加速を増す。 金を購入したのは2月。その直後、相場はグンと跳ね上がり、ハーローは大喜び。1g当たり、購入価格だった1,100円台から、一気に1,190円となって、総額91万350円に。ところが、直ぐに下落。徐々に持ち直したものの、乱高下の5月には、ついに購入価格を割ってしまった。1g当たり、1,100円、総額84万1,500円に。そして、6月には、さらに下落。1g 1,032円まで下がってしまった。総額は78万9,480円。 ここから、当初の100万円に戻すには、運命の7の月に、金相場が1g そして、7月中旬。ロケの合間も、ハーローは相場が気になってならない。車の陰で、経済新聞に食い入るハーロー。と、そこで目にしたものは!? また、CS金融専門チャンネルのニュース(ブルームバーグテレビジョン)でも金の相場が記録的に下がり続けているとの報道が。 その原因は!? 運命の7の月に入り、手放す時期を楽しみにしていたハーローだったが、 うなだれるハーローの前に、トニー松岡が現れた。未だ持っている金を手に、「何であるのよ、ここに!下がってる一方だよ!」と、怒りあらわ。「どうしよう」腰抜けハーローに、あきれるトニー。思わず、つけヒゲ(?)を投げ捨て、試合放棄か!? 店員によると、現在の金価格は、26年ぶりの安値だという。それは、ハーロー城島3才の頃の値段である。 この時点で、総額996円×765g=「76万1,940円」 ハーロー、この先どうする!? 突如、ハーローは毅然と立ちあがった!! 一体何があったのか!? 世界には、まだまだ多くの市場がある。国を動かし、世界を変える、恐るべき国際金融市場。そこに新たな手立ては!? 100万円を取り戻すことはできるのか!? その答えを見つけるべく、決意の男、ハーローは飛び立つ。「このままでは引きさがれない」 ついに、新たなステージへ!! もしかして海外!? 只今作戦進行中、乞うご期待!! |