ハーロー城島 緊急報告!
  

 最近、新聞ニュースなどで見かける「景気回復」の兆しの文字。「首都圏の分譲マンション契約率の上昇」や、「労働者の残業時間の増加」また、「アジア向けの輸出の増加」といったニュースから推測すると、どうやら日本経済が上向いてきた気配か? ならばこのチャンスを生かさねばと再びこの男が立ち上がった。ハーロー城島、29歳。

 しかし何とか現在の76万円から100万にしたいハーロー城島、ついに新たなる作戦を決行することに。果たしてそれは何なのか、そしてうまくいくのか?


  
 これまでの数々のチャレンジに失敗し、後がないまま経済誌を読みふけるハーロー城島。すると、遠くでそろばんを弾く音…もしや「トニー?」とハーローが辺りを伺うと、そこに現れたのはトニー松岡ではなく、福澤アナウンサーだった。

 ハーローは今回、福澤アナに同行してもらい、ある大物の元へ向かった。そこは、東京千代田区の帝国ホテル。その大物は、ホテルの一室に事務所を構えているという。緊張ぎみのハーローと福澤、恐る恐る扉を叩く。奥のソファにいたのは確かに大物だった! 

 その人とは、評論家・竹村健一。国際事情や経済にも精通しており、数々の著書も執筆している。また竹村氏の辛口にして的確な分析とわかりやすい理論は、政治経済にうといといわれた日本人の意識を変えたと言われている。さらに、世界各国に幅広い人脈を持ち、刻々と変わる世界情勢を常にクールな視線でとらえる。そのグローバルな知識とアドバイスなら、借金にあえぐハーローも救われるはず!

 まずはハーロー、竹村氏にこれまでの100万円の経緯を説明する。

『ハーロー城島・1999年の動き』
 今年(1999年)の2月、全額をはたいて金765gを購入したハーロー。そして、運命の7の月に賭け、莫大な大金に化けることを祈っていたが、7月に入ると、金1g当たりの購入価格1,100円台から、一気に1,000円台を割り、痛恨の大暴落! たちまち−23万8060円の借金にあえぐこととなった。

 経緯を聞いて不気味に笑う竹村氏、金購入前の「ドル、マルクへの換金」や「商品券の購入」など、ハーローのこれまでの試みを「見当違いという事はあるかも分からんなぁ」と冷たく一蹴。

 しかし、何とか借金を取り戻したいハーロー、竹村氏から必死にアドバイスを求める。すると、竹村氏が手に取ったのは「金融を知らんと明日は大損!」の本(自著)。

 ハーローの希望は、1〜2週間以内にでも借金を取り戻したいということ。すると、短期間の資金増を狙うなら株という話が。竹村氏によれば、1週間で大きく上がる株も中にはあるという。「株?」しかし、素人同然のハーローには目利きが難しい。そこへ、竹村氏から提示された方法が、「投資信託!」

 「投資信託」とは、多くの投資家からゆだねられたファンド(基金)を資金とし、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが、景気の動向を見て株や債券などで運用するシステム。

 竹村氏曰く、プロに任せるこの方法で、資金が2倍に膨れ上がったケースが実際にあるらしい。これならハーローも確実に資金を増やせるか? ところが、同じ投資信託でも、損している投資信託もあるという。

 例えば、定期預金は元金が保証されているため、受け取り額が減ることはないが、投資信託にその保証はない。投資した株などが下がれば、受け取り額が元金より減ったり、逆に多くの分配金で膨れ上がることもある。難しいのは委ね先の選び方とタイミングの見極め方。

 ちなみに、昨年度1番お金を儲けた人物は「ソフトバンクの孫正義社長」は成長する産業は何かを勉強し、特にインターネット関連の株が伸びると予測、アメリカで100社以上の株を購入した。その中で「ヤフー」という会社の株が100億円投じた金額が100倍に膨れ上がり、なんと1兆円を儲けたという。もし、ハーローが3年前に100万円でヤフーの株を購入しておけば、1億円になっていたという計算。これを聞いたハーロー「僕らはヤフーというよりもアホーですな」と落ち込む。

 「頑張ります!」と士気を高めようとするハーローに「すぐ日本人は頑張るというが方向が違っていては何にもならない」と一喝。目からウロコ状態のハーローと福澤アナであった。

さらに竹村氏は、これからは「自己責任の時代」「勉強」「度胸」と今後必要なポイントをハーローにアドバイスしてくれた!

 為になるアドバイスを気を取り直すハーロー。こうしてハーローは竹村氏と硬い握手を交わし、福澤アナと共に帝国ホテルを後にした。

 竹村健一氏からの提案「投資信託」、ハーロー次なる手はこれだ! ようやく見えた希望の光…だが、ハーローの表情は浮かない。投資信託に挑むには、様々な経済の勉強が必要。今のままでは人手が足りないと嘆いていると、福澤アナから、右腕としてある助っ人を紹介されるハーロー。

 果たして、ハーローの右腕となる謎の人物とはいったい何者なのか? そして、新たなコンビで100万円を取り戻すことはできるのか? 間もなく訪れる新時代、希望に満ちた2000年! ハーロー城島、大躍進なるか!? 今後の展開に乞うご期待!!

・ロシアはウォッカの国。(ロシア弁で「ウォトカ」という)
今回のロケは、それをつくづく思い知らされることとなった。ロケ中だっつうのに現地スタッフは堂々とウォッカを持ち、グビグビあおりながら仕事をするのだ。彼らはまるで「ウォッカ駆動のロボット」だと思いつつ、おかげで帰りの飛行機に乗り損ないそうになったりして大変だった。


・無事ロシアに入国できて一息したのもつかの間。両替所が閉まっていて円からルーブルに変換できないまま移動。途中、お店に寄るがもちろん円では買い物もできない...。飲まず食わずの二日間。


・ロケハン〜ロケまで一週間、ほとんど車の中で寝たハードなロシア生活。帰国してからも体調不良。昨年のハワイ以上に辛いロケでした。日本では幻の魚といわれる鮭の仲間「イトウ」がそこらじゅうで釣れるのにはびっくり。川辺でモンゴル系の原住民が生でパクパク食べていました。
はとバス vs 定期観光バス 1日でどれだけお土産買えるか?
 
 
 旅に出て、ふと目にする楽しみは、「おみやげ」。日本全国津々浦々、名物、銘菓から意外な珍品まで、1日でいったい何種類のみやげ物を買えるのだろうか?

 そこで実験! 1日でおみやげは何種類買えるのか?

 今回は東京観光の代名詞「はとバス」と世界的観光都市の京都「定期観光バス」が舞台。ルールはそれそれバス観光コースを選択し、そのツアーの中でおみやげを買うというもの。また、今回おみやげとされるのは、その場所ならではの名物、みやげ物だけ。よって種類がダブってはいけない!

 東京は「太一&長瀬」のコンビ。対する京都は「ぐっさん」こと達也とあの15minutesのマネージャー清準一郎が助っ人として参加。

 両ペアは東京駅、京都駅でそれぞれ観光するツアーを選択し午前9時スタート。

 しかし、ツアーはあくまで「団体行動」。ツアー中は団体行動を乱さないようバスガイドさんの指示に従わなければいけない。ということは、自由時間以外に勝手に動き回って買い物ができない!

 観光ツアーのガイドさんの注意事項を守りながら、タイムリミットの午後11時までに、果たして何種類のおみやげを買えるのか?

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 東京駅のはとバス営業所へ向かった太一と長瀬。AM8:00、まずはどのルートのツアーに乗るかをチェック。この時期のはとバスは、都内観光を中心に約72ものルートがあり、ツアー時間の長さと立ち寄るスポットの多さで、2人は「東京・横浜名所めぐり 特別便(9,000円)」を選択。東京湾周辺の若者に人気のスポットを、8時間半かけてまわるコース。

 すると、長瀬が早速カウンターで「はとバスグッズ」を発見! 超合金の「2階建てはとバス」、「ミルクアーモンド」、お菓子の「はと娘(こ)」、「はとバスカメラ」など、合計5個のおみやげ。出発前のカウンターで思わぬ収穫!

 対する達也と15minutesのマネージャー清は、京都駅の定期観光バスチケット売場にいた。京都駅発のツアーは、市内観光を中心に18ルート。頼れる助っ人の清によると、どこもみやげ物屋は多い京都の観光地の中でも、清水寺が狙い目だという。そこで、清水寺へ立ち寄る「京の1日コース(7,530円)」に決定! 紅葉の秋、人気の神社・仏閣をまわる京都の旅。そして、カウンターでチケットを購入すると、こちらも早速、京都みやげの「テレフォンカード」を発見!まずは一枚ゲット。

 こうして両ペアは、それぞれが目指すツアーバスに乗り込み、AM9:00、東京駅と京都駅を同時に出発!

 「東京・横浜名所めぐり 特別便」の太一と長瀬は、早速購入した「はと娘」を味見しながら移動。すると、ガイドさんからの説明がはじまった。「集合時間はお守り頂きますように!」果たして、2人は約束を守れるのか?

 一方、「京の1日コース」の達也と清は、早速最初の名所に到着。そこは、参道に60軒以上ものみやげ物屋が並ぶ「清水寺」。早くも大量ゲットか? が、まずは団体で境内を散策するため、勝手におみやげを買う事は許されない。ついみやげ物屋に目を奪われる達也であるが、「まだですよ!」とガイドさんの厳しいチェックが入る。

 そして、東京の太一と長瀬は出発から30分、最初の観光ポイント・お台場に到着。が、こちらもまずは団体で移動。おみやげを見られず、もどかしげの2人。

 その頃、清水寺の達也と清は、団体で「仁王門」を見学し終え、自由行動か? と思ったら、次は「清水の舞台」へ移動。みやげ物探しが待ちきれない2人。すると、ここでようやく30分間の自由行動に! 2人はまず、縁結びの神「地主神社」で「幸福の鈴(500円)」を購入。続いて待望の参道では、おみやげの王道「ペナント」、「唐傘(からかさ)」、関西を代表する懐かしい飲み物「冷やしあめ(250円)」、さらに「忍者二刀流」を発見するが、これは製造元が東京であるためアウト! そして集合まで残り15分となり、別のお店では、本場の「清水焼湯呑み(1,000円)」、将棋の駒の形をした「京都通行手形(350円)」、京都の代表みやげ「つぶあん入り生八ツ橋(530円)」など大量購入に成功!

 一方、お台場の太一と長瀬は、新交通「ゆりかもめ」の体験乗車を経て、船の科学館駅に到着。そこへ、売店でお台場みやげを発見するが、団体行動中のため買えず。続いて「フジテレビ」や、ショッピングモールの「デックス東京ビーチ」がある一角へ到着すると、AM10:05ようやく自由行動に突入! 出発のAM11:30まで時間たっぷりの2人は、早速「デックス東京ビーチ」へ向かい一気に巻き返しをはかる…が、開いていない! 開店はAM11:00、まだ50分もあるため、2人は先ほどの「船の科学館駅」の売店へと戻る。

 その頃、清水寺の達也と清は、集合まで残り3分になっても、まだおみやげを探していた。そしてやっとお目当ての「木刀」を購入し、合計で23個の京みやげをゲット! しかし、集合時間に間に合わない! 慌てて走ること、ようやくバスに到着。他のお客さんは既にお待ちかね。ガイドさんに注意されながら、次の目的地へ出発!

 一方、船の科学館駅へ戻った太一と長瀬は、売店で10種類のお台場お菓子と、ゆりかもめが描かれた「トランプ(1,200円)」、2両編成の「チョロQゆりかもめ(1,200円)」、「キーホルダー」を3種類、全部で15個のみやげ物を購入。そして、開店時間に合わせて再び「デックス東京ビーチ」へ移動。が、まだ開いていない! 開店のAM11:00まであと5分、仕方なく待つことに。
 
 その頃、バスで移動中の達也と清は、先ほど購入した「冷やしあめ」で一息。すると、「甘ぇ〜!」と顔をしかめる達也に対し、何食わぬ顔で飲んでいく清、それを見た達也、「清くん?清くん…」構わず飲み干してしまった清に達也、思いっきり引く。

 そして、次なる目的地の「嵐山」に到着。見学時間の80分間は全て自由行動。顔がほころぶ達也、清と共にみやげ物売場へ急ぐ。ここでは、「嵐山漬け(520円)」、琵琶湖特産小魚の甘露煮「もろこ」など、たっぷりの自由時間で嵐山みやげ46個まとめてお買い上げ!

 一方、「デックス東京ビーチ」の太一と長瀬、待つこと5分、ようやく開店! 早速中へ入ると、長瀬は思いついた、「おダイバー(台場ぁ)ウォッチなんかあるんじゃない?」ということで時計売場へ向かうが、そんな物は無かった。続いて長瀬は「葉っぱが入ったオシャレな瓶」を発見。すると、「これお台場でとれた葉っぱでしょ?」すかさず太一、「違うよ!」と鋭いツッコミ。

 そして、輸入食品の詰め合わせだが、お台場キンチャクに入った「お台場おみやげセット(1,200円)」を購入。さらに、お台場醸造の「地ビール」を発見、1口ずつ頂くと、残りは容器へ移す。それもおみやげか? 集合時間まで残り10分となり、2人は別の店へ移動。そこでは、お台場グッズの「ステッカー」、「ポーチ」、「Tシャツ」を購入。そして長瀬が「レインボータウン(新聞)」を発見おみやげだと主張するが、新聞がみやげ物に入るかで太一と揉める。が、結局太一の独断でアウトに! 揉めている内に時間もなくなり、 慌てて走る2人。ギリギリセーフか? 待ちかねたガイドさんから丁重に注意を受け、バスに乗り込んだ。

 その頃、京都の達也と清は、次なる名所、世界文化遺産の「金閣寺」に到着。ここも境内からは自由行動。2人は、金色に包まれた「金閣寺ちょうちん(800円)」、料理やお茶、酒にも入れられる「金箔入りボトルキーホルダー(500円)」、その他、「お守り」「しおり」「和菓子」「文鎮」など、金色づくしの金閣寺みやげを23個購入。達也・清ペアは、ここまでのおみやげ合計「93個」となった。

 そして、先を急ぐ2人の行く手に、金閣寺が姿を現した。その美しさに2人とも感激! 清にいたっては拝み出す始末。さらに2人には、手に入れたい金閣寺名物があった。それは、「金箔入りのお酒」。集合まで残り10分となり、情報を頼りにお店を見つけ出そうとするも見つからない。 実は、金箔入りのお酒「金箔燦然(1,500円)」の販売期間は年に2回だけ。主に秋の行楽シーズンに販売される限定品のため、この時期は閉店中であった。

 こうして金閣寺を後にした2人は、バスの中で金箔酒の無念を晴らすべく、ミネラルウォーターにおみやげの金箔を入れてゴージャスに飲み干す。金箔だらけのゴージャスな唇になりながらも、満足げな達也であった。

 一方、太一と長瀬は東京タワーに到着。タワーの中にはみやげ物屋がいっぱい、これは大量ゲットのチャンス!! そして展望台へ上がると、早速2人はタワーの形をした「フォーク」、鉛筆削りの「東京タワー ミニシャープナー(300円)」、ライトアップもできる「東京タワープラモデル(1,600円)」を購入。すると、東京タワーイメージキャラクターの「ノッポン」が登場! これには長瀬が大喜び。「ノッポン」の案内で2人が向かった先は「ノッポングッズ」のコーナー。キャラクターの入った様々なおみやげも追加し、東京タワーみやげ、占めて51個!

 さらに2人は、記念写真を撮ってもらうと写真がそのままキーホルダーにプリントされる、「記念写真ホルダー(1,000円)」を自分達へのおみやげとすることに。続いて「記念スタンプ」を発見し、パンフレットに押し太一がおみやげとすると、「これがおみやげならさっきのお台場の新聞もおみやげになる」と今度は長瀬が否定、またも揉める。しかし、ここでも太一の独断で、今度はなぜかセーフに! ここまでの太一・長瀬ペアのおみやげ合計は「82個」となった。

 そして、買い物を終えた2人がエレベーターで地上に降りつくと、何やらタワーの麓でジャンプポーズを決める男の姿…それは、なんと城島! ちょうど雑誌の撮影中だった城島、バスに乗り込む太一と長瀬を見送りながら、「大変やなぁDASHって! ホンマにやるんやなぁ」

PM12:15、太一と長瀬を乗せたバスは、東京タワーを出発し、一路横浜「中華街」を目指す。

 その頃、達也と清は、先ほどの金閣寺と同じく世界文化遺産の「銀閣寺」へ到着。こちらも自由時間はわずかであったが、「おかめとひょっとこのお面セット」をはじめ、バリエーション豊かに25個お買い上げ。

 そして、移動中の車内では、おかめのお面を被りメガネをかけて遊ぶ清。負けじと達也もひょっとこに変身!

 一方、横浜「中華街」に到着した太一と長瀬、まずは団体行動で他のお客さんと一緒に「状元樓」で楽しい昼食。そして待望の自由行動になるが、買い物時間はたったの5分。ここでは「甘栗」など、6個の横浜名物に留まった。

 続いて、中華街から歩いてすぐの「山下公園」に到着。ここでは「餃子ちゃんキーホルダー(500円)」、横浜の異国情緒あふれる「ハマジャーキー(500円)」、さらに地元の「横浜ベイスターズグッズ」も購入し、横浜みやげは占めて18個。そして、山下公園から、遊覧船「マリーンシャトル」で横浜港を周遊。おみやげはひとまずお預けか? と思ったが、船内にも様々な横浜みやげがあった! 「タイマー」、「状差し」、「船長人形」、さらに船長ルックに着替えて撮った「プリクラ(300円)」と順調に購入!

 こうして一行を乗せた船が山下公園に戻った時、ハプニング発生! ガイドさんの先導でバス乗り場へ歩いていると、太一が一言「誰もきてないっすよ」なんと、歩いていたのはガイドさんと太一・長瀬だけ。慌てて戻るガイドさん、他のお客さんを置いてきぼり。あわてて元来た道を戻っていくガイドさんであった。そして全員無事に乗り込んだはとバスは、このツアー最後のおみやげポイントへと向かった!

 その頃、京都の達也と清は、「京の1日コース」最後の観光ポイントである「平安神宮」に到着。現在時刻はPM3:00、まずは他のお客さんと共に記念撮影。そして参拝を終えると、このツアー最後の買い物へと向かった。ここでは、「平安神宮右近の橘酒」、さらに「キーホルダー」、「ペンダント」もゲット!

 これで、京の1日コースは日程終了。おみやげの合計数も「133個」と順調に伸ばした。京都駅へ戻るバスの中で、2人は買ったお酒で早目の祝杯?をあげる。しかし、お酒が弱い清は、早くも顔面蒼白!

 一方、太一と長瀬は夕暮れの東京湾に浮かぶ「海ほたるパーキングエリア」に到着。ここまでのおみやげ合計は「121個」と京都チームに遅れをとっている。果たして、追い上げなるか!? 自由時間は20分、急いでおみやげ売場へ向うも店内は大混雑! まずは、海ほたる名物「海ほたる焼」を見つけるが、やはり売場は行列。そこで長瀬が行列に並び、その間に太一は別の名物を探す。すると、銚子で捕れたイワシのすり身に野菜を加えて揚げた「大漁揚げ」を購入。さらに順調にみやげ物を買い込む。相変わらず行列に並ぶ長瀬は、残り時間6分でようやくクリームが入った「海ほたる焼」を購入。すぐに表へ出て太一を探すと、そこには、大量のおみやげをワゴンで運ぶ太一の姿が! 海ほたるのキャラクターグッズからお菓子まで、一気に95個ゲット! あまりの多さに、運ぶのも一苦労。バスの荷台に積め込んで、何とか無事に出発!

 こうして、「東京・横浜名所めぐり 特別便」もツアー日程を終え、東京駅へと戻った。

 その頃、京都駅に戻った観光バスは、PM5:00京都駅でツアー解散。達也と清は、再び定期観光の窓口へ向かい夜の定期観光バスツアーから「京料理と祇園島原(7,850円)」のコースを選択。 京料理や京舞など、イベントも豊富なこのツアーで、さらに数を稼げるか? 2人は早速バスへ乗りこみ、夜の京都へ向けて出発!

 まず最初に降りたのは、食事休憩となる京料理の店「三十六峰東山店」。達也と清は食事もそこそこに、店内売店でみやげ物探し開始。そこでは「京茶漬け」、「ひょうたん型ちょうちん」など12個をゲット!

 その頃、東京駅に着いた太一と長瀬も、「夜のはとバスツアー」に出発! 果たして、2人が選んだツアーコースとは!? まずは東京大森の「道灌かがり大森店」で、しゃぶしゃぶ食べ放題に舌鼓。しかし、おみやげが気になる2人は、食事を早目に切り上げ、「ベルポート大森」のレストラン街でみやげ物探し。そして、料理店で「特製ドレッシング」や「お茶」を購入。
 
 一方、京都の太一と清は「舞子の京舞」を見学するべくヤサカ会館に到着。舞子さんを交えて、ツアー客と共に記念撮影。そして、舞台では「舞子の京舞」がはじまった。おみやげを買えない時間がもどかしいながらも、楽しそうに見学する達也と清。そして、舞台が終わると、残り5分で慌ててみやげ物を探す2人。会館の売店で「舞子さんTシャツ」など5個ゲット!

 その頃、大森を後にした太一と長瀬が次に向かった観光地は、「新宿歌舞伎町」。そして、一行が訪れた名所とは、ニューハーフショーが行われている「アルカザール」。 実は、2人が選んだ夜のはとバスツアーとは、「うわさのニューハーフショーと和風しゃぶしゃぶ食べ放題」のコースであった! まずは2人、ニューハーフから手荒い歓迎のキス攻撃。続いてニューハーフ達による魅惑のショーを満喫する太一と長瀬であるが、タイムリミットの午後11時まで1時間を切った。おみやげが気になるが、団体行動中は勝手に動けない。

 一方、次の観光ポイント「島原の太夫」にいた達也と清。舞台では茶会が催され、清は観光客代表として、1人舞台に招かれお茶をすする。そして最後の一礼を終え、太夫が菓子をさげようとしたその時、すかさず手を伸ばす清「おみやげに」と菓子を強奪! こうしておみやげ1個追加。そんな清に客席の達也は他人のフリ。

 そして、京都定期観光バス夜のツアーも終え、京都駅に戻った達也と清は、まだバスが走っているのを見て、市バスに乗り込んだ。目指すは、多くのみやげ物をとりこぼした最初の観光ポイント「清水寺」。

 その頃、ニューハーフショーを見学する太一と長瀬は、ようやくショーが終了し、みやげ物探しに走るかと思いきや、ニューハーフのお姉さんと記念撮影。「ニューハーフショー記念写真(1,000円)」これも東京みやげと言うことか? そして、夜のはとバスツアーも日程終了。今回は現地解散、太一と長瀬は重い荷物を背負い、夜の新宿みやげを求めて走り出した。

 一方、夜の「清水寺」参道へ着いた達也と清であったが、辺りのお店はどこも既に閉店。この時間におみやげはゲットできるのか!? すると、開いている店があった!「七味屋」では、七味唐辛子を使ったお菓子を中心に6個をゲット! タイムリミットまであと30分。続いてのお店「清水順正」では11個、さらに閉店間際の「岩月堂」では名物和菓子「雲龍(1,260円)」、「あけぼの亭」では、かんざしなど14個をゲット! 清水寺で帰るものはこれで全部と判断した2人は、タイムリミットまで15分となって、再び祇園へと戻る。

 その頃、太一と長瀬は「新宿ゴールデン街」に来ていた。ここにみやげ物などあるのか? 昭和30年代を彷彿させる建物もある道幅の細いスナック街をさまよい、とりあえず1軒のお店で聞いてみるが、やはりみやげ物など置いてない。

 一方、祇園の達也と清も手当たり次第にお店を訪ねるが、どこもみやげ物は置いていない。タイムリミットまで残り5分、どうする? そして、祈る気持ちでしゃぶしゃぶ屋「祇園平八」へ入ると、あった! 最高級のあずきを使った「京の祇園ぜんざい(630円)」を購入。

 その頃、新宿ゴールデン街の太一と長瀬は、スナック「クラクラ」へ突入。が、ここにもみやげ物は置いてない。タイムリミットまであと1分、とにかく何かないかと粘る2人に、ご主人が1枚のポスターを出してくれた。それは、俳優でもあるご主人の外波山文明さんが所属する椿組主催の芝居「丹下左膳のポスター(気持ちで100円)」であった。太一と長瀬、苦肉の策で1個ゲット!すると、店を出たところで、午後11時タイムアップ!

 そして、達也と清も夜の祇園の街でタイムアップ!

<記録>
京都 達也・清ペア「189個」
東京 太一・長瀬ペア「223個」

 東京VS京都、軍配が上がったのは、東京の太一・長瀬ペアだった!!

 スタジオでは、メンバーへのおみやげを披露! 松岡には京都みやげの「新撰組のはっぴ」と「木刀」。ナオコさんには横浜みやげの「赤い靴」をパロディにした「赤い靴下」。城島には京都みやげのお守り「若がえる」。そして、長瀬が用意した海ほたる名物の「大漁揚げ」には出演者全員、大好評だった