村づくり実験 収穫できるか!?
全景

 国土地理院発行の日本地図に「DASH」の名前を載せられるか!?

 6月にはじまった村づくり実験…土地は20年間人の手が加わっていないのどかで広大な1万2000坪(約4万m2)、豊富な緑にきれいな湧き水、木も生い茂り四季折々の草花が広がる。この地を舞台に、夢の実現へ向け男たちの作業が始まった。 まずは家づくりの達人たちから手ほどきを受け、日本家屋の優れた特性を生かし、20年間放ったらかしだった家を見事に蘇らせた。

 続いて着手したのは、「畑」。雑草だらけの荒地に農作物を実らせようと、TOKIO、農業の達人・三瓶明雄さん、村の住人・清らの手によって畑づくりが始まった。 2000年8月9日、まずは540坪一面に伸び放題の雑草を刈り取ると、草は捨てることなく畑の肥料に。そして養分を失った土に、村の山から栄養いっぱいの腐葉土を運び入れる。この腐葉土の中には土を肥やしてくれるミミズもたくさん棲んでいる。さらに牛舎から堆肥化した牛糞をいただく。牛糞は優れた有機肥料。 これらを畑にまくことで、長年の荒地が畑の土として力をみなぎらせていく。

長く厳しい収穫への道のり…秋の収穫期を前に荒地を蘇らせ作物を実らせることはできるのか?

 種まきを前に、城島と達也は近くの中学校へやってきた。ここで残り物の「消石灰」を分けてもらう。消石灰は石灰岩という天然の生成物。三瓶さんによると、長年風雨にさらされた土は酸性となる。しかし農作物の多くは、ほぼ中性の土でないと育ちにくいため、アルカリ性の石灰をまくことで酸性の土を迅速に畑に適した土にするのだという。そして持ち帰ると、そのまま土の上にまきはじめた。スコップでまく達也、城島は学校でおなじみの「ライン引き」を使って走り回る。そして適度にまいたところへ、三瓶さんの知り合いがトラクターに乗って駆けつけてくれた。

プラウトラクターJD-6300」…排気量3,919cc、出力90ps(馬力)、最大トルク26kg 1,400r.p.m。後部についた「プラウ」と呼ばれる部分で、硬い土を起こして反転させ、石灰や養分をすき込み土中のすき間を多くする。

 ここで城島が運転に挑戦! これまでに培ったクレーン操作の腕前は通用するのか? 操作方法を教わりはじめての運転…ゆっくり動き出すと、土がみるみる耕されていく。運転のコツを掴むと5分程で半分を耕し終える程の速さ。しかし、耕し終えたところで新たな問題が発生! 固まりが解れていない土がある。原因はあまりにも深く張りめぐらされた雑草の根。すると、今度は新たなトラクターが登場!

ロータリートラクターT7000」…排気量3,856cc、出力69ps(馬力)、最大トルク36kg 1,500r.p.m。羽状の強力なロータリーが土とともに雑草の根を細かく砕く。土はより柔らかく耕され、砕かれた雑草やススキの根はそのまま肥料となる。

 こちらの運転には達也が挑む! 強力なロータリーの粉砕により一度掘り起こされた土がさらに細かく耕される。充分すぎる程の土づくりをしなければ、後で取り返しがつかなくなる。トラクター2台の入念な作業が繰り返された。だが、耕してはじめて分かった新たな問題…土に粘土分が多い。粒の細かい粘土質の土は固まりやすく、野菜の成長に欠かせない水や空気を通りにくくする。さらに大きな石もゴロゴロ埋まっており、達人の三瓶さんも頭を抱える…。それでもできる限りの手を尽くす。そして、三瓶さんが言った言葉。「作り方次第で何とかなる!」。すると、三瓶さんがある方法を打ち出した。その方法とは「1週間放っておく」。だが、それによって種まきも1週間遅れ、収穫時期を考えればギリギリとなってしまうが…。

 そして1週間が経過、再び畑に集まると、三瓶さんが土を調べはじめた。手にしているのは「土壌酸度計」、土の酸度を計測して酸性だった土がどれだけ回復したのかをチェック。ほぼ中性になっていれば畑に適した酸度だが…三瓶さんは1週間という時間をかけて土がより良い中和状態になるのを待っていたのである。その結果、土の状態は可能な限り良くなった。「ようやく種まきに突入!」と意気込む城島と達也だが、「まだまだ!」と三瓶さんからダメ出し! その前に、畑に作物を植えるための畝(うね)作りが待っている。この土は特に粘土分が多いため、通常よりも高めの畝にしないと根は充分に伸びない。

「畝」…畑に作物を植えるため、細長く土を盛り上げたところ。

 三瓶さんの手ほどきを受けて城島・達也・清が挑戦! まずは畑に適度な間隔でヒモを張り、鍬(くわ)で真っ直ぐに土を盛っていく。そこへ、三瓶さんから「それじゃあ、だめだめ!」とまたもダメ出し! 盛った土はきれいに慣らしていかないと種がまけない。通気性と水はけを考え、柔らかく土を盛る。丹念な手作業でなければ良い畝は出来ない。念願の種まきへ向け、最後の作業が最も重労働! 次第に日が暮れ、既に城島の手は豆だらけ…。

 そして休みなしで7時間かけ、ようやく畝づくり終了! これでいよいよ念願の「種まき」に突入! まずは畝に5cm深さのくぼみを等間隔につけていく。そこへ種が登場! 種をまくのは「大根」「春菊」「白菜」「きゅうり」「いんげん」「にんじん」「ほうれん草」「かぼちゃ」の8種類。はじめて目にした城島と達也、新鮮さを味わいながらの種まき開始! 1つの穴に種は2つずつ入れる。中には芽を出さないものもあるため、2つ入れるのが原則。土の深さ、まく間隔、土のかけ方、すべてが微妙な種まきも手作業でこなすしかない。辺りはもう真っ暗! 照明を当てながらの作業が続く。そして午後9時をまわり、2時間かけて種まき終了! この日は全員畑を後にし、八木橋もすっかりお休み…。

 こうしてまかれた8種類の野菜、芽を出し花が咲いて野菜が実り、順調に行けば2ヶ月あまりで収穫となる。だが、それは自然との新たな長い闘いでもある…。

 種をまいた翌日から村は厳しい残暑。日照りが続き、雨の気配がまったくない。畑は水をやってもすぐに乾いてしまい、栄養充分にもかかわらず潤いをなくした土は常にカラカラ…。畑全体が潤わなければ、良い発育は望めない。恵みの雨を待ちながら、適度に水をまき続けるしかない。

 そして種まきから7日目の8月25日、八木橋が鳴いた…これは雨の知らせ? すると、ついに1週間ぶりの雨が降り注いだ! これで畑も一安心か? この日の雨は畑に大きな変化をもたらした。大根の畝にセットした固定カメラを見ると、畝の上をアマガエルが通過し、そこに大根の芽が顔を出した! まず最初に芽が並んだ大根の畝。収穫に向けて大きな一歩!

 種まきから10日が経つと、続いて白菜とカボチャも芽を出した! 翌日の11日目にはきゅうりといんげんも発芽! 8月中に8種類のうち5種類が発芽した! やがて雨の日も多くなり、芽の出た野菜たちの発育は進む。

 ところが9月中旬、新たな問題が襲いかかる…。活発な秋雨前線により全国的に大雨が降った! その被害が全国に及び、DASH村も例外ではなかった。大雨の中、清が畑の様子を見に行くと、かなりの水が溜まっている…それでも野菜の芽は大丈夫だった! 三瓶さんの意見で畝を高くしたのが幸いしたが、低ければすべて雨に流されているところだった。しかしその後も大雨は続き、畝の土が徐々に雨で流され、ついに低くなってしまった! 後日、達也も訪れて清と共にすべての畝の補修作業を開始!
今回の反省から、雨水を畑の外へ出やすくする溝もつけた。

 近づく秋の気配…十五夜が過ぎると、いつしか冷たい風が吹き、赤とんぼが舞い、コスモスが咲いてススキの穂がそよぎ出す。そして種まきから27日目の9月14日、ようやくにんじんが芽を出した! 続いて29日目には春菊、31日目にはほうれん草がそれぞれ発芽! これで8種類すべてが芽を出した!

 種まきから36日目の9月23日、もうすぐ花をつけそうなきゅうり、大きな葉を広げる白菜、つるが伸びるいんげん、かぼちゃも順調に育ち、最初に発芽した大根も所狭しと葉を揺らす。そして八木橋は日を追うごとに大きく立派に成長! この日やってきたのは達也と長瀬、大根の畝を眺めていると、きれいに並んだ大根の中になぜかまばらに生えている場所がある。すると達也は思い出した…「リーダーだ!」。それは種まきの時、城島はその場所に大量の種をこぼしていたのだ! 達也と長瀬は話し合いのうえ、まばらな箇所は城島本人預かりとすることに。

 DASH村には秋の虫や栗の実、きのこやあけびもなり、後は収穫を待つばかり…と思ったら、今度は手強い敵が現れた! 畑の土を掘り起こしてみると、「エンマコオロギ」が大発生していた! 秋の風情ある虫と思っていたら、このままでは作物の葉が食べ尽くされてしまう…。しかも達也は虫が大の苦手! さらに新たな幼虫も見つけ、達也は恐怖のあまり奇声を発した!

「エンマコオロギ」…直翅目コオロギ上科、藪や畑地に隠れ住み、植物の葉などを食べる。
「カブラハバチの幼虫」…通称ドロムシと呼ばれる。食欲旺盛で大根や白菜が特に好物! 雨の後に葉を食べて穴を開ける。
「カブラヤガの幼虫」…通称ネキリムシ、作物の茎を好んで食べ、すぐに枯らしてしまう。

 この手強い虫から野菜を守る良い方法はないのか? ここで取った方法は、網を使っての虫捕り作戦! 達也・長瀬・清の3人で畑の中を駆け回る! その頃、八木橋にも虫がまとわりつき、飛び跳ねながら必死に追い払う! だが、網捕り作戦はあまりに効率が悪く、2時間経って捕まえられたのはほんのわずか。すると、一旦自宅へ帰った三瓶さんが一升瓶を手に戻ってきた。 さらに数種の食材を揃え、これで虫除け剤を作ろうというのだ。長年の経験から生み出した、手軽で無害の「無農薬農薬」、その材料は「とうがらし」「にんにく」「しょうが」「にら」「よもぎ」「茶殻」「コーヒー殻」「焼酎」「酢」「牛乳」など、すべて食べられるものばかり。

 まずは、とうがらし・にんにく・にらを混ぜてすり潰し、その強烈な臭いの中にコーヒー殻をくわえる。今度はよもぎ・しょうが・茶殻を混ぜ合わせる。そしてすべてを合わせて仕上げにすり潰す。続いてかまどでお湯を沸かし、沸騰した鍋に先ほどすり潰したものを移す。しばらく煮込むと、そこに焼酎・牛乳・酢をくわえる。そこへ長瀬が鼻を近づけると、「くっせー!」と悶絶! 達也も香りを嗅いで絶叫! 再び嗅いでまたも絶叫! 臭いものほどクセになるらしい…。こうして煮立ったものをこした液が、虫たちに効果覿面らしい。ついに完成! 飲んでも安心「DASH村特製無農薬農薬」。

 スプレー容器に移し、長瀬が試しにひと吹き。霧に顔を近づけ「くっせー!」、やっぱり臭かった! さらに、三瓶さんは舐めて味見…「うまくない!」。毒性ゼロの農薬で、本当に虫たちから畑を守れるのか? 手分けして野菜に吹きかけると、コオロギが次々と逃げていく! そして作業が順調に進む中、三瓶さんの足どりが覚束ない…焼酎の臭いで酔っ払っていた! ちなみに、「カマキリ」「カエル」「クモ」なども、畑の中に生息しており、虫たちにとって天敵というありがたい存在。

 まもなく10月、自然の色づかいが鮮やかな紅に染まり出していく。野菜の実り具合も気になるところ…まず目を惹くのは最初に芽を出した大根、収穫は間近か? かぼちゃときゅうりには花が咲き、いんげんのつるも長く伸びた。 実は、つるが伸びて実がなるいんげんにはある物が必要だった。そこで、種まきから50日目の10月7日、達也・太一・三瓶さん・清は山へ向かい、いんげんのつるの支柱となる木を探すことに。木の種類は「コナラ」、長さ2m50cm、直径2〜3cmが目安。土に支柱となる細い木を立て、そこにつるを絡ませれば充分に伸びていく。ちなみに、トマトやナスも支柱をうまく使って栽培する作物。

 だが、木を切り出す作業は中々難しく、太一と力自慢の達也もてこずる。ここで三瓶さんのお手本、すると一発で切り落とした! ポイントは切り口がくさび型になるように斜めに切り落とすこと。達也は徐々にマスターするが、太一は依然として切れず…。こうして切り出した木を持ち帰り、支柱づくりがはじまった。作るのは「合掌式支柱」と呼ばれるもの。数本の木を等間隔に立て、くさび型の切り口から土へ斜めに刺す。そして合掌型になるよう木の先端を束ね、縄でしっかりと固定。作業開始から1時間、つるの1本1本を丹念に支柱に巻きつけ、これで収穫を待つばかりのいんげん、平年通りなら収穫まであと1ヶ月ぐらいというところ。

 DASH村は平年並みの秋の気候、作物も生育はすべて順調! そして八木橋もすっかり風格が出てきた。この日の作業は、畝に2本ずつなった大根を1本にする「大根の間引き」。1つの穴に2つまいた大根の種、これは片方が失敗しても大丈夫なように予めまいた。そして2本とも実がなると大きい方を残し、養分を集中させるため1本にする作業が間引き。だが、大きさの違いが微妙で判断に迷うときがある。慎重にこなす達也と太一、片方を抜くと小さな大根の根が顔を出した! 作業開始から2時間で大根の間引き終了! 間引いた大根は食べられないが、葉は美味しく食べられる。その数占めて162本分!

   スーパーでもおなじみの「葉大根」は若いうちのものが栄養豊富で美味! 間引いた大根もいわば若くて美味しい葉大根。

 ところで気になるのは、城島が種をこぼした大根の畝。依然としてまばらで発育も悪く、三瓶さんもどうしようもないと判断…。やはりこれは城島本人預かりとすることに。続いての作業は「大根の土寄せ」。間引きで残った大根を改めて土にくぐらせる。大根が伸びて外に露出すると、そこから痛んで成長が悪くなる。しっかり土寄せすれば大根はさらに育つ。すると、太一が雑草の根屑を掘り出した。大根の成長過程で土の中に「石」や「雑草などの根屑」といった障害物があると、大根が曲がったり二股形状などになりやすい。根気のいる土寄せ作業だが、これが完了すればあとは収穫を待つばかり。例年通りなら収穫まではあと1ヶ月ほど。

 そして10月半ばに入ると、辺りには「りんどう」「よっつづみ」「あけび」などがなり、野菜の収穫はもう目の前! 荒地からの土づくり…懸命に耕し、種をまき、天気と闘いながら見守り続けた2ヶ月。果たして、その成果はどんな喜びをもたらしてくれるのか?

 収穫予定まであと3週間となった10月17日、いんげんはさらにつるが伸び、もうすぐ実を結ぼうとしている。きゅうりは花が終わり小さな実が出来かけている。かぼちゃは花が開いて2週間、もうすぐ小さな実がふくらむところ。春菊は次第に緑が濃くなり葉も広がってきた。ほうれん草は発芽が最も遅かったがその後は順調。にんじんは土の中では赤い根が太くなりはじめている。白菜は畑の中で最も見栄えする大きさと緑。大根は間引き土寄せが終わり、またも土から頭が出る成長ぶり。

 この日はTOKIO全員揃っての作業。ところで、城島が種をこぼした大根は大幅に成長が遅れ、試しに抜いてみると実がなってないものや、カブのように丸い小さな大根が出てきた。

 深まる秋の肌寒い朝、この日の最低気温は6℃。湧き水で泳ぐアヒル村長も冷たさが身にしみる…。寒くなったところで霜対策の「敷草」作業にとりかかる。霜は「空が晴れて寒い夜」「風が弱く」「適度な湿度」という条件で明け方の地表に降り立つ。その正体は空気中の水蒸気が小さな氷の粒となって付着する。低温に弱い農作物は凍って枯れてしまうこともあるため、藁を敷き詰めて地表を保温し、霜が降りるのを防ぐ。まずは藁の代用として畑のまわりの雑草を刈る。これでも充分な保温効果となる!

 一方、問題の畝では城島が1人寂しく自らの責任をとって大根を間引く。出来の悪い葉を1本ずつ抜いていくと、そこへ唯一育った大根を発見! 周囲の大根を抜き、土寄せをして収穫への希望を託す。そして城島は自分の作業を終えると、新鮮な葉大根を八木橋の小屋へ運ぶ。するとすぐさま飛びつく八木橋、おやつ代わりに葉大根を美味しそうに頬張る!

 例年通りなら霜まではひと月ほど早いこの時期、しかし三瓶さんの提案で急きょ対策がとられた。霜による低温被害とは、農作物中の水分が凍り、細胞組織が壊滅してしまうこと。畝の間にススキをびっしりと敷き、敷草は完了! さらにもう1つの霜対策…96%が水分である白菜は凍りやすいため、白菜を外側の葉で覆うように藁のヒモで束ねる。これにより中の葉が守られる!こうして霜対策も完了! あとは収穫の時を待つばかり。

 そして収穫予定まであと3日に迫った11月4日、この日の朝は急激に冷え込み、朝の気温は4℃。達也・太一・松岡が畑の様子を覗いてみると、3人はその光景に目を疑った…。いんげんが枯れ果てている! 信じられない変わりように、駆けつけた三瓶さんも首をかしげるばかり。いったい何が起こったのか? さらにきゅうりまでも…。畑は全滅なのか? すべての野菜、収穫は夢と消えるのか? ようやく実がふくらみそうだったかぼちゃ、20日前には大きな葉をつけ、これから実を結ぼうとしていたのに…。DASH村にいったい何が起こったのか!?

 運命の一夜をカメラは捕らえていた…10月18日の夜、たくましく育っていた花と葉であったが、次第に失い、夜が明けた頃には完全にしぼんでしまった!

 果たして衝撃の事実とは? そして収穫できる作物はあるのか?

 今回の畑づくりで、「虫嫌い」であることが判明した達也。実は、その身にふりかかったのはコオロギだけではなかった…。作業に没頭していると、突如1匹の蜂が現れ、どういった訳か達也だけを執拗に追いまわし、達也も必死に逃げまわる! どうやら村の近くに蜂の巣があるらしいが…なぜ達也しか追わないのか? 実は、この時の達也は「黒いニット帽」をかぶっており、蜂はこの帽子をめがけて飛んでいたのだった!

 また、DASH村の畑づくりに快く協力してくれている三瓶明雄さん。3ヶ月の間にメンバーもすっかり打ち解け、当初「三瓶さん」と呼んでいたのが、いつしか「明雄さ〜ん!」と呼ぶようになっていた。厳しい反面、穏やかでやさしい人柄に、メンバーは日に日に親しんでいった。中でも、すべての工程に携わっている達也は特に三瓶さんと一緒にいる時間が長く、メンバーの中でも一番の仲良しになった!