達也「いや〜暑いね〜」宮崎県宮崎空港から出張のアヒル隊長と共にスタート。
対する城島は福岡県福岡空港から。
「お!お前達は!アイガモ隊!」アイガモ隊も出張し、城島をサポートする。
城島「どこがいいかな〜」
地図を見て作戦を練る。
と、引っ掛かるフレーズ「マリンワールド」。
手のひらに隊長を乗せ、シーガイヤオーシャンドームに到着の達也。
達也「隊長行きますよ!!」
と、まずは初泳ぎ。
ここシーガイヤオーシャンドームは同時最大収容人数10000人の世界最大のウォーターパーク。
お客さんに囲まれながらも、まずグレートバンクを泳ぎきる。
続いてドルフトウッズも泳ぎきった。
シーガイヤで2つの流れるプールを泳いだ達也、次なる参考にと女性係員にたずねてみる。
すると「日南市の富土海水浴場というところにあったと思います」
目的の場所へやってきた城島。
城島「流れるプールはありますか?」
係員「イルカのプールならあるのですが・・・」
城島「人が泳ぐプールじゃないんですか?」
係員「こちらは水族館でございますので」
城島がやってきたのは350種、2万点の生き物がいる水族館、マリンワールド海の中道。
しかし、ここにはイルカとアシカが見られるショープールがあり、水が回るように流れている。
何やら楽しそうなプール、何とか入らせてもらえないか。
係員「普通はやっていないんです・・・」
城島「そこを何とか・・・」
数分後――――
城島「こんにちは!グーフィー城島です」
ウエットスーツで登場、どうやらお願いが通じたようだ。
ショーまでのイルカの練習中におじゃまさせてもらえるらしい。
城島「今年初プールがイルカやん」
と言いつつも、マリンワールド海の中道ショープールを完泳!
達也の目の前に広がるのは一面の海と海水浴客。
達也「ん?プールないんだけど」
しかし、ふと見ると数十m先にブイのかたまりが浮いている。
地元の子供達によるとあれがプールらしい。
達也「プールって、あれ海じゃん!!」
子供「プールです!!」
とにかく行ってみなければ分からない。
達也、泳いでたどり着くとそこにはブイで作られた大きな長方形の枠。
係員のおじさんも「自然のプールです」と、公認。
ここはマリンプールというれっきとしたプール。
海上の休憩ポイントとしても利用され、自然の波の流れも体感できる。
地元の子供達と戯れながら富土海水浴場マリンプール制覇!
城島、次なる目的地にたどり着く途中、何やらいい匂いと遭遇。
その匂いとはキャンプ場で行われていたヤマメの塩焼きだった。
城島も大自然の美食を分けてもらう。
城島「うま〜い」
これ以上の言葉が出ないほどの極上の味。
そんなヤマメがすむほど、きれいな川が流れるここは熊本県矢谷渓谷キャンプ場。
実はマリンワールドの係員さんから、ここの場所を紹介してもらっていた。
水中メガネをつけた達也、今度はとある川に。
達也「魚がいる!」
こちらも自然とふれあう事のできるプールらしい。
達也が泳ぐのはアユ、ハヤ、コイなどが生息する坪谷川。
流れる「プール」じゃない・・・、と思ったら大間違い。
何とここは宮崎県東郷町にある牧水公園内に流れる坪谷川を一部せき止めて作られた牧水公園河川プール。
達也、快調に数を重ねてゆく。
城島、矢谷渓谷のおじさんに案内されたのは強い勢いの川くだり。
城島「流れすぎやんこれ!」
この流れるプールは「ウォーターシュート」。
内田川の途中にある天然のウォータースライダー。
全長20mもあり、地元の子供達は肥料袋をお尻に敷き、急降下を楽しむ。
しかし、前日の大雨で増水したため、今日滑るのは危ないようだ。
とりあえず滑り始めのスタート地点まで上り、地元の方にレクチャーしてもらっていると、
急流を大の字に滑る大きな物体が。
なんと、スタッフの1人が足をとられてしまったらしい。
水の勢いになすすべなく、クルクル回りながら下っていき、あっという間に頭からドボン。
一瞬の出来事に安否が気遣われる。
城島と他のスタッフも心配をしていたが、なんと流されたスタッフはかすり傷程度ではい上がり、
しかも両手に抱えていた荷物を一つも離さず生還した!
城島「いや〜良かった良かった、無事で。」
と胸をなでおろす。
そんな一部始終を目の当たりにしていた城島、この川をGETする妙案を思いつく。
城島「頼むぞ!アイガモ隊!」
心強いチームメイト、アイガモ隊にここは滑っていただく事に。
あっという間に水泡に吸い込まれていくアイガモ隊。
いろいろあったが、矢谷渓谷キャンプ場ウォーターシュートも制覇。
さらに城島、熊本県菊池市にある菊池川大場関で河川プールを発見する。
あっという間に地元の子供達に囲まれる人気者城島。
「一緒に泳ぎましょうよ!」
と和やかなムード。
しかし、好調に数を重ねていく城島の顔色が変わったのはそのすぐ後。
子供達に誘われたはいいが、「あそこ」と指を指された場所は高さ5mものつり橋。
「あそこから飛び込みましょ!」
高いところが苦手な城島の目の前で次々と子供達がつり橋から川へ飛び込んでいく。
その中には女の子の姿も。
子供達の何か期待する眼差しに城島、つり橋の上でTシャツを脱ぐ。
達也「お!八木橋〜!」
プールの前にちょっとしたふれあいを楽しむ達也。
そんな茶色い九州の八木橋が住むのは宮崎県北方町にある鹿川渓谷湯ノ元水泳場。
ここには一枚岩の滝が形成された天然プールがある。
一枚岩の高さは5mだが、斜度45度はなかなかの迫力。
みんなスノーボードのように滑っていく様に驚嘆する達也。
早速挑戦しようと順番待ちをしながら地元の子供達の見事な滑りっぷりにしばし見とれていると、
「危ない!危ない!危ない!!」
と、足を滑らせしりもちをつく達也。
なんとか鹿川渓谷湯ノ元水泳場を泳いだ。
さらにここには他の遊び方がある。
ターザンのようにひもに捕まりながら飛び込む場所もあったり、中には木の枝からダイブする男の子など、
ここの子供達はみんなワイルド。
そんなダイビング少年に感心する達也。
達也「いやぁ、彼リーダーだよ。ああいうのがリーダーって言うんだよね〜」
そんな達也たちのリーダー城島はまだつり橋の上だった・・・。
下を見下ろしては目が点になるばかり。
30分も悩んだ挙句とうとう断念し、「僕はこっから行きますわ〜」
と、地道に下から泳ぐ。
時間がかかったが菊池川大場関天然プールゆっくりGET。
しかし、城島も子供達を盛り下げたまま帰るわけにはいかない。
ここはスイカ割りで子供達の歓声を独り占め。
見事スイカを割って名誉挽回。
自然の甘味をみんなで分かち合う。
城島「甘いな〜」
さらに近くの千畳河原河川プールもGETできた。
その頃、達也も自然の味を口にしていた。
女の子が持って来てくれたのは川の水で冷やしていたキュウリとトマト。
特にキュウリは長さ約50cmと超巨大。
何もつけずにそのままの味を丸かじりにする。
達也「めちゃめちゃキュウリだ!」
そんな地元の子供達の勧める流れるプールは、近くにある上鹿川小学校のプール。
小学校のプールではあるが、ここも川の流れを利用した天然のもの。
上鹿川小学校プールもGET!
たてつづけに2つ泳いだ達也、小学校の先生と子供達に見送られ、この地を後にする。
城島も熊本県多良木町にある槻木河川プール、宮崎県○○市のすぎむら河川プールの2つをGET。
さらに地元の人の、鹿児島県の観音滝公園にあるという情報を頼りに先を急ぐ。
日もすっかり落ちてしまった夜8時40分。
看板には確かに「河川プール」とは書いてあるが、あたりは真っ暗。
時間はないがあきらめずに公園内の宿で聞いてみる事に。
達也は久々の室内。
宮崎県北浦市にある道の駅北浦、ここのウォータースライダーの上にいた。
達也「隊長!行きますよ〜!!」
真っ暗のスライダーを滑り、隊長と共にドボン!
滑り終わってみてびっくり、
達也「しょっぺー!海水なんだここ!!」
普通の水だと思って潜ってしまった達也、油断していたら海水のプールだった。
ここ、道の駅北浦海水温泉プールは海水をポンプでくみ上げ、沸かして流している。
そして係員さんによるとこちらの外にも河川プールがあるらしい。
押し迫った時間の中、ありがたい情報。
城島、観音滝温泉 滝の宿。
早速河川プールのことをたずねてみたが、この時間はもうやっていないらしい。
城島「東京から来たんですけど・・・」
とお願いをしてみる。
必死の交渉が実った結果、宿の方の厚意により入れてもらえた。
しかし、残りあと5分、すぐに入れると思ったらプールまでロープウェーで上らなければならない。
「ドアが閉まります」というアナウンスの中、一人かけこみ乗車。
たどり着いた河川プールではほとりで花火をやっている。
そんな暗闇を一人泳ぐ城島。
城島「あと1分!」
ギリギリ泳ぎきってタイムアップ。
最後に観音滝公園河川プールまで泳げた!
達也も道の駅北浦近くのせせらぎプールへ。
時間がなく、浅いプールのため半分プールの中を走る。
そしてこちらもタイムアップギリギリセーフ!
なんとか最後にせせらぎプールを泳いで終了。
真夏の九州、自然とたくさんふれあう事のできた、流れるプールめぐり。
結果、城島・アイガモ隊チーム7個
達也・アヒル隊長チーム8個
達也・アヒル隊長チームの勝利となった。
ここせせらぎプールの先はもう海。
砂浜にコロンと横たわる隊長もちょっとお疲れのご様子でした。
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