北海道、帯広にやってきたのは達也、その日の気温はなんと1度!
スタッフ全員が厚着のなか、ひとりだけ薄着で気合を入れ、温泉地に向かう達也
一方、九州の大分に到着した城島の脇にいらっしゃるのは、
新年初出張のアヒル隊長!
心強い味方と共に、まず到着したのは鉄輪(かんなわ)温泉、「ひょうたん温泉」
早速、浴衣を脱ぎ、湯船に浸かる城島、しかし…
「ア―――ッツイ―――!オォ―――――!!」
眉間にシワが寄ってしまうほど、熱かったらしい…
しかし、隊長はそんな城島をよそに、涼しい顔でのんびり入浴…
次はひょうたん温泉の「滝湯」、19本もの滝湯が並んでいる画は
まさに豪快そのもの!
その湯量は、城島の大事なタオルを剥ぎ取ってしまうほど!
しかし、そこは温泉好きを自称する男、城島
自分の秘部を露にしながらも、滝湯を満喫する城島であった…
しかし、温泉好き城島のさらに上を行く人物がいた。その人物とは、
たまたま城島の横にいた一介のご老人
なんとその老人、滝湯を腰に受けるべく、うつぶせ状態で体を仰け反らせ、
いわゆる「アザラシ状態」で滝に打たれていたのだ!
その姿に、ただ城島は笑うしかなかった…
「まだまだ甘いなぁ」と言ったか言わずか、城島ここで本日2つ目の「滝湯」ゲット!
さらに「歩行湯」、「岩風呂」と2つ追加し、合計で4つゲット!
鉄輪温泉「ひょうたん温泉」 |
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<泉質>ナトリウム塩化物泉
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<効能>神経痛、婦人病 |
<外来入浴>8時〜21時 |
<料金>700円 |
その頃、達也も本日1ヶ所目、十勝川温泉「ホテル大平原」に到着
しかし、フロントに聞いてみると、現在清掃中で15時まで入れないらしい
「そんな長い時間、掃除するんですか!?」
と、念願の1ヶ所目の温泉だっただけに、思わず口調も強くなる。すると…
「…少々、お待ち下さい…」と達也の凄みにひるんだのか(?)
「清掃中でよろしければ…」と特別に入らせてもらえることになった
そして、念願の湯船へ浸かる達也、ようやく待ち望んだ夢心地…、しかし…
「アッツィーーーーーー!!」どうやらこちらも、かなり熱かったらしい…
しかも「半分しかないよ!」清掃中のため、お湯が抜かれていたのだ!
ちなみにこちらの泉質は「モール泉」という日本で唯一ここにしかないもの。
他ではドイツのバーデンパークにしかない
さらにモール温泉は、人体皮下浸透度が非常に高く、短時間で体の芯まで温まるという
天然保湿成分も多く、化粧水と同じ役割を果すので肌がスベスベになるのである
そんなモール泉を満喫した達也、別の五右衛門風呂に入浴。しかし…
「ナンだよ、こっちはぬるいじゃん…」逆にこちらはぬるかったらしい
すぐとなりにあるもうひとつの露天風呂に片足を突っ込むが、こちらもぬるかったらしい…
ともあれ「ホテル大平原」では2つゲット!
十勝川温泉 「ホテル大平原」 |
<泉質>モール泉 |
<効能>神経痛など |
<外来入浴>15時〜22時 |
<料金>大人1200円 |
その頃、城島はひょうたん温泉で何やら珍しいものを発見
それは「温泉吸入」、温泉の蒸気を吸い込むことで気管支炎などを防ぐという
この施設があるのは国内でここだけ
早速、温泉吸入を試してみる城島だが…
「ウェ、ゴホッ、ゴホッ…」となかなかうまく吸引できない様子
すると、滝湯にいたおじさんにやり方を教わるが…
「ゲヘッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ…」やはりうまく吸引できないらしい
「若すぎらぁ」というおじさんの評価を背に、「温泉吸入」もゲット
さらに、ここでもうひとつのお楽しみ、「昼食タイム」。今日のメニューは「温泉卵」
さきほどゲットした温泉吸入の蒸気を利用したこの温泉卵に、
持参した塩をふりかけ一口、すると
「うんめぇーーー!」と違う土地で食べる食事は、また格別。さらに…
「実はお弁当持ってきたんよねー、ジャジャジャーン♪」
と広げた弁当箱の中身はナス弁当(ご飯におかずがナスのまるごと一本漬!)
どちらもDASH村で取れた産物、温泉地で食べるDASH村の味も、また格別。
「北海道は、今ごろ雪にシロップかけて食べてんちゃうの?」
と余裕の城島だが…
達也は移動中の車内での昼食タイム
メニューは帯広名物の「豚丼弁当」、しかも紐を引っ張ると沸き上がってくる湯気が
さらに食欲をそそる。しかし、達也の昼食タイムはこれだけではなかった
「やっぱり北海道は寒い時がいいんだよね。」と言いながら、身を取り出している…
なんとその身とは「タラバガニ」!北海道の冬の味覚の代表である
そのタラバガニの足一本をまるごとほうばる。その美味さに、思わず声が出ない…
この時点で城島、アヒル隊長ペアは5個、達也は未だ2個
果して、北海道を満喫した達也の巻き返しなるか?
達也が次にやってきたのは、然別湖畔温泉 「ホテル風水」
その露天風呂は然別湖を一望でき、その景色は絶景!
一面に染まった白銀世界に達也、
「ここはいつかまた来たいね…」と近い将来の再会を誓い、次なる温泉地へ
然別湖畔温泉 「ホテル風水」 |
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<泉質>炭酸水素塩泉
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<効能>リウマチ、婦人病など |
<外来入浴>12時〜17時 |
<料金>大人1000円 |
「すいませ〜ん、露天風呂入りた…、あれっ!?」
と城島が入ったところは何やら厨房のようなところ、しかし、露天風呂にも入れるらしい…
半信半疑で2階へと通される城島
城島「あの〜露天風呂に入りにきたんですけど…」
店員「ウチはお食事をして頂いた方にサービスでお風呂に入ってもらってるんですよ」
実はこちらの露天風呂は仕出し料理店のもので、食事をした人のみ入浴できるという
食事はだんご汁定食と松花堂弁当の2種類
城島、今日2度目の昼食、大丈夫か?
「さっき食べたばっかりやからな…、んっ、美味しい…」どうやら美味しいものは別腹らしい
達也の動向を気にし、急いで食事をすませて露天風呂へと向かう
「やっと、入れ…、何やこれ!?」
なんと温泉の湯の色が青いのである。これは泉質に含まれる「ケイ酸」という成分が
外気に触れると化学反応を起こし、青く変色するからだという
城島、お腹も大満足のゲットとなった!
観海寺温泉 「いちのいで会館」 |
<泉質>ナトリウム塩化物泉 |
<効能>神経痛、切り傷など |
<外来入浴>11時〜17時 |
<食事代>1000円 |
さらに、この近くに秘湯があるという情報もゲットした城島、早速その場所へと向かう
一方、達也が到着したのは然別峡温泉 「かんの温泉」
ここは様々な難病を全快に導いた実績を持つ温泉宿、全国から湯治客が訪れるという
ここでは、露天風呂を含め7つの泉質を楽しむことができる全国でも珍しい温泉、
しかも露天は混浴!
少し緊張気味の達也、露天風呂へと向かうと
湯船には、元麗しき女性2人が先客として入っていた
ご婦人2人に挟まれのぼせてしまったのか、早々と温泉をゲットし、楽園を後にした…
然別峡温泉 「かんの温泉」 |
<泉質>食塩泉 |
<効能>神経痛、リウマチ |
<外来入浴>8時〜20時 |
<料金>大人500円 |
風呂上りに名物の鹿しゃぶに舌鼓を打ちながら、次なる温泉地を情報を集める達也
すると、近くの川に歩いていける、共同の露天風呂がたくさんあるという情報をゲット!
浴衣からスキーウェアに着替え、早速出発
見渡す限りの白い世界をしばらく歩いた先に露天風呂を発見!
まず1つ目は然別峡温泉「鹿の湯」
360度の大自然と川のせせらぎをバックに、まずはひとつゲット!
然別峡温泉 「鹿の湯」 |
<泉質>カルシウム泉 |
<効能>リウマチなど |
<外来入浴>24時間 |
<料金>無料 |
さらに、地元の方に教えてもらった自然の露天風呂を合計で4つゲットした達也、
これで城島に追いついたか?
その頃…
「オォー、オォー、チョット大丈夫なん?」と予想以上の悪路に、
車の中で激しくバウンドする城島、どうやらこの先に秘湯があるらしいのだが…
「何か雪降ってきたやん!エッ、こっから歩くの!?って道ないやん!!」
降りしきる雪の中、温泉セットを持ち、浴衣を着た場違いな男、城島が山道を進む…
しばらく進むうちに、城島が何やら嗅ぎつけた
「何か硫黄のニオイせぇへん?この先かな…」すると、目の前に湯煙が立ち昇っていた!
早速、雪で冷え切った体を温めようと、湯船に足を浸けたその時!
「熱っ――――――!!熱っ、熱っ、熱っ!」
今まで入ってきた中で一番のリアクション!その温度を計ってみると…
「えっ!?88℃?入られへんやん!」
実はこの露天風呂、ほぼ源泉に近い温度なので、近くの川から引いた水を入れて
薄めて入るのだという
「よかったぁ〜、これで入れるわ」と一安心の城島、湯加減をみてみるが…
「アッチャッ―――イ!!」
とこれまた、今日一番のリアクション!どうやらまだまだらしい…
その後、桶でさらに水を汲み入れ、何とか入ることができた!
しかし、その顔はあまりの熱さと寒さで、青白くなっていた…
明礬温泉 「鍋山の湯」 |
<泉質>単純酸性泉 |
<効能>慢性皮膚病 |
<外来入浴>24時間 |
<料金>無料 |
秘湯を十分すぎるほど堪能した城島、その後山道を下り、
その途中の「へびんの湯」と「鶴の湯」の2つ、さらに別府温泉保養ランドの泥が入った
「癒しの湯」を始め、計3つと、こちらも負けずに大量ゲットとなった!
一方、さらに追い上げたい達也が到着したのは、阿寒湖にほど近い、遊久の里「鶴雅」
こちらでは宿泊者へのサービスで、お風呂の中からビールやソフトドリンクの注文ができる
ということなので、早速達也も湯船につかりつつビールをいただく
「…カーッ、ウメ――ッ!」と豪快に唸る。北海道をバックに飲むビールはまた格別!
遊久の里 「鶴雅」 |
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<泉質>単純温泉
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<効能>神経痛、リウマチなど |
<外来入浴>12時から15時 |
<料金>1400円(ワンドリンク付き) |
さらに、特別に入浴者がいないということで女性専用の時間ではあったが、
もうひとつの空中露天風呂もゲットし、阿寒湖を後にする
タイムアップの時間も気にしつつ、次なる温泉地へと向かう
その頃、城島は…
「あぁ〜、気持っちエェ〜〜」と浸かっているのは満願寺温泉
川と同じ水位に温泉が位置するため、川に浸かっている気分を味わえる
ちなみに、浴槽のすぐ脇には洗い場があり、地元の人たちが洗濯や野菜、食器洗いに
使用しているという
城島も昼食のお弁当箱を洗い、アヒル隊長も上がり湯代わりにきれいに洗う
こちらも時間を気にしつつ、次なる温泉地へ
万願寺温泉 |
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<泉質>アルカリ性単純泉
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<効能>肌の角質をなめらかにする |
<外来入浴>24時間 |
<料金>200円(大人) |
城島、達也共、車中でガイドブックを見ながら作戦を立てる
達也は屈斜路湖畔のコタンの湯に。城島は夏季限定の湯の児温泉「船の湯」に
凍えながら入り、お互いひとつずつゲット
共に残る時間は後20分、果たして?
残り時間僅かで城島が辿り着いたのが、湯の児温泉「山海館」
フロントで2つ露天風呂があると聞き、大急ぎでゲットに向かう
「あっ!ここか!?」と見つけたのは、まず1つ目の露天風呂「亀風呂」
すぐさま浴衣を脱ぎ捨て、湯船に浸かりすぐさま温泉をゲット!
残り時間5分、時間がない、とタオルだけを身につけ、城島がホテル内を走りまわる、
そして見つけた風呂の入り口に入ると、そこは内風呂!
しかし、この風呂の奥に洞窟が続いていた!
実は、露天風呂はこの奥だったのである。残り時間ほんの僅かだが、間に合うのか?
「あっ、こっちか!人の声がする!」とその先に進んでみると…
「女湯、女湯!!」と慌てて戻る城島、普段なら嬉しいハプニングだが、
残り時間が無い中、そんな余裕はない。急いで露天風呂を目指す。すると…
「あった!露天!やっと見つけたで!」
と遂に見つけたのが、ちょっと意外なジャグジー露天風呂だった
「いやー、何とか間に合ったで…」この後すぐさまタイムアップとなり、
城島、最後にギリギリセーフのゲットとなった!
湯の児温泉 「山海館」 |
<泉質>重曹泉 |
<効能>婦人病、皮膚病、腰痛 |
<外来入浴>11時〜15時 |
<料金>700円 |
その頃、こちらも残り時間僅かの達也は…
「ウヮー、何だよコレ!見えねぇよ!」最後の露天風呂をゲットすべく進む達也の行く手
を阻むかのように、ものすごい勢いで雪が降っていたのである
「ん?何だ?この泣き声!?」
その泣き声の方向に進んでみると、目の前には100匹はいようかという白鳥の群れが!
しかもそこには「屈斜路湖砂場 砂を掘ると温泉が出ます」と書いた看板があった!
「よし!掘ろう!!」と近くの売店でスコップを借りて、吹雪の中、一心不乱に掘り続ける
「だてに村でスコップ使ってねぇーんだよ!」と半ばヤケクソになりながらも掘り続ける、
しかし、その手を遮るかのように吹雪はますます勢いを増していく…
果して、タイムアップまでに温泉に入れるのか?
「おっ!出たか!?」砂から温泉らしきものが染み出した!触ってみると…
「温けぇ――!よし、掘るぞ!」温泉が姿を現して、俄然やる気が出てきた達也
さらに掘り進み、お湯も十分に溜まった!
屈斜路湖温泉 「砂湯」 |
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「よぉし!入るぞ!!」いよいよ入浴、と浴衣を脱いだその時!
「ジリリリリリリリリリリリ!!」
「………。」
男、山口達也はもはや固まるしかなかった…
結局、最後の一つが明暗を分け新年1発目の大冒険は城島・隊長ペアの勝利となった!
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