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セミの音をバックに、夜を迎えようとしている現在、夜7時のDASH村。 すると、セミの音をかき消すような音が聞こえてきた。
「本当に1人で大丈夫?長瀬?」 達也「イイ感じなんだよね、今年の小麦粉は…」 昨年に続いて2度目の収穫となった小麦。厳しかった冬の寒さと その小麦を挽いて作った小麦粉をもとにしたものを、先程からこねている達也。 一体、何を作るつもりなのか? 長瀬「ヨシッ!これでイケるでしょ!流しそうめん!」 真夏のゆうげに涼を呼ぶ、手作り流し冷麦。 達也「でも、ここまで色々手間かけたからねぇ」 DASH村に欠かせない水を有効に活用する為に、と始めた水車づくり。 水車職人萩原さんの技術を受け継いでいた達也、手馴れた手付きで作業に取りかかり、無事修復することができた。 そして、作業はひき臼、つき臼づくりへと取りかかる。 しかし、イチから臼を作るのは大変、と水車職人萩原さんが使われていない水車小屋を紹介してくれるというので、一緒にその場所へと向かう。 30年間使われていなかったので、小屋は崩れ、臼の場所も分からなくなっていた。そこでスコップ片手に土を掘り返す。 「あった!…あれっ?」 結局、石臼は見つからなかった。次に訪れたのは水車小屋のある民家。 家の方のご好意で、4つある石臼のうちの1つを頂けることに。 そして、DASH村では石臼の為の水車小屋を作ることに。 そして、いよいよ石臼の設置である。小屋の大きさから石臼の他に餅つきなどで使った木臼も設置する。 どちらも平行に並ぶ様に注意しつつ並べ、設置完了。 「もう一度、水車の回る姿が見たい!」 気持ちがはやる男たちによって、作業は急ピッチ。 石臼には小麦、木臼には玄米がそれぞれセットされ、その時を待っている。 長瀬によって水門が開かれ、一気に水が流れ込んだ。そして… 一同「オ――――――ッ!!」 城島「苦労かけて作った甲斐あったな…」 一度、崩壊の憂き目にあった水車であったが、男たちによって、ここに見事に復活したのである。 その出来たてホヤホヤの水車で作った小麦粉で冷麦を細く切る達也。 長瀬「ちょっとぐっさん、見て見て!」 そう、その白い液体とはマサヨのおっぱい。 長瀬「あともう一つ、とっておきがあるんだよね」 長瀬「これはホント、バッチリよ!」 梅干しづくりは、夏が来る前から準備が始まっていた。 つくるのは、カリカリした食感が美味しい「梅漬け」と、 梅干しの真っ赤な色をつけるには欠かせない「赤紫蘇」と塩を揉んで、 果して、そのお味は…
● 冷麦(担当:達也) メインの冷麦も茹であがり、そろそろの様子。
長瀬「そろそろ行きますか!流し冷麦!」 涌き水を割った竹で引いた、長瀬特製の流し冷麦用の「とい」へ向かう。 達也「じゃあ、いくよ――」 「これ、うんまいなぁ」 「じゃあ次いくねー」 「今度こそ、大丈夫でしょ。いきまーす!」 夏の湿気も吹っ飛ぶ、男たちの賑やかな声がいつまでの村中に響いていました。 |
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長瀬がマサヨのおっぱいを冷やしていた「室(むろ)」 ですから、夏になると、時折涼を求めに清が室に入ることもあるそうなんです。 誰もいない筈なのに、何か気配がする… すると、明かりの先には、無数の虫たちが! 「!!!」 その日以来、室には入っていないそうです… |
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