DASH村 〜サツマイモ掘り〜
冬への足音も、すぐまで来ているDASH村。
気温8度の冷たい木枯らしが吹き止むことがない。



古民家の前では掃き掃除の城島。
寒さに身震いしながらも、落ち葉集めに熱心。
一方、清は里山に入り、良さげな竹を探す。
何かに使うらしいが、一体何に使うのだろうか?

そして、ヤギ小屋の明雄さんは、つかさとつばさの成長源となった
マサヨの乳をせっせと搾っている。
「これも村にとっては重要な資源」と言うが、一体、何に使うのか?

すると、先ほど清が切り出してきた竹を節ごとに細かく切り、
中にマサヨの乳を入れる達也。そしてそれを何度か振って、腰に装着。

腰をフリフリしながら向かったのは、サツマイモ畑。
そう、今年も嬉しい「サツマイモ堀り」の始まりである。

城島「出てきた!出てきた!まさに芋づる式に!えぇがな!えぇがな!」
男達が手にしたサツマイモは、直径10cm、長さ15cmを越える、
どれも大きいものばかり。



達也も先ほどの竹筒を腰に付けながら芋掘りを手伝う。
上下左右に腰を振り、「千鳥足」のようなアクションでの収穫。

収穫も終盤に差し掛かった頃には、去年の収穫量を大幅に越えていることが
分かった。さらに、大きさも去年に比べ格段に成長している。

となれば、早く食べたい「焼き芋」
今朝、城島が集めた落ち葉の山にいよいよ点火することに。
すると・・・
達也「危ない!危ない!気をつけてね」
日暮れの木枯らしが、積み上げた落ち葉を舞い上げる。
民家に燃え移らないように注意しながら、いよいよ点火。

「美味しい焼き芋を作るには、火に入れるタイミングが大切」
と昨年の焼き芋行商で培った知識を元に、城島が濡れた新聞紙で包んだサツマイモを投入する。
さらに、温度が上がり過ぎないようにもみ殻を被せる。
イモはじっくり低温で焼くのが甘味を増すのだという。

じっくり待つこと2時間・・・
城島「えぇ感じに焼けとるがな」
出来上がりの焼き芋を二つに割ると、湯気と共に食べ頃を示す山吹色の実が
姿を現した。

城島「いっただっきまぁーす!」
達也「あ、これも出来てるんじゃない?」

すると、腰につけていた竹筒をはずす達也。
竹の中には、クリーム色の物体が。

そう、マサヨの乳に含まれていた乳脂肪を振り、固まらせることで作った
「マサヨバター」

早速、焼き芋につけて食べてみると・・・
城島「うわぁー、美味い!!」
達也「これで育ったんだもんな、つかさとつばさが」




村の恵みをまとめて頂けた男達の一日が、
またこうして笑顔と共に暮れていった。
 
  DASH村にも3回目の冬がもうすぐ訪れようとしています。
ところで、厳しい冬を初めて経験する双子の兄弟、つかさとつばさ。この寒さに彼らは耐えられるのだろうか?
清をはじめ、スタッフ共々心配していた矢先、2匹そろって風邪でダウン・・・。
LIVEカメラをご覧になっていた方にはお分かりだったでしょうが、双子が赤と青のちゃんちゃんこを着ていた日がありました。あのちゃんちゃんこの下に、さらにセーターも着せ看病していた清。
その甲斐あって風邪も治り、また里山を元気に走り回っております。
 
日本全国・ご当地の麺料理1日でいくつ食べれるか!?
うどん、そば、ラーメン・・・
今や日本の食文化にかかせない「麺料理」。
その「麺」の種類は一体いくつあるのだろうか?
その地方独特の麺料理を捜し求め、3人の男が旅に出る。
スタート時間は午前10時、タイムアップは午前0時。
麺の色や形の違いでカウントされる日本縦断麺紀行。

果たしていくつの麺料理を食べられるのか!?
 
達也「麺といえば『そば』だよね!」
と、意気込む達也が最初に訪れたのは長野。
そう、長野といえば「信州そば」。

平安時代から山岳修験の地として有名だった長野県。
善光寺など天台宗の修行僧は主食の米、麦などの五穀を絶ち、少量の野菜と「そば」だけで荒行に耐えていた。
以来、寺院の近辺には上質のそばを食べることができるお店が存在している。

その善光寺前の参道を歩く達也。
すると、店の前に人だかりが出来ているところを発見!

近づいてみると、ガラス越しにそば打ちしている店主の姿。
その名人の手際よさに驚く達也。早速、ここで打ちたてのそばを試食!

●大丸
 更級そば(¥900)
 ざるそば(¥700)




達也「うまい!いいロケだなあ・・・」
出された2品にご満悦の達也。

一方、香川県高松に降り立った松岡。そう、高松と言えば「讃岐うどん」。
奈良時代、遣唐使の船に乗って大陸に渡った空海が麺食文化を学び、
彼の故郷である現在の香川県にうどんを持ち帰ったとされている。
さらに上質の小麦と天然塩が多く取れたこともあり、この地にうどん文化が広まったのだという。

早速、高松市内のうどん屋に入る松岡。中では店主がうどんを打っている最中。
うどん打ちの名人技に圧倒される松岡。
すると、店主の合田さんが
「やってみますか?」との誘い。

松岡、うどん打ちに初挑戦!
麺棒一本で名人に手取り教えてもらう松岡。
松岡「おお、すごいカいるんだなあ」
そして、自ら打った麺を使って、讃岐名物「しっぽくうどん」は完成!

●番丁
 しっぽくうどん(¥550)




松岡「けんちん汁みたいですねえ」

里芋・人参などの野菜が、ふんだんに乗っているしっぽくうどん。
松岡「里芋ってこれ・・・デカッ!!」
握りこぶし大の里芋に、思わずオーバーリアクションの松岡。
松岡「国分太一のリアクションを真似してみました・・・」

しかし、ここで重大なことに気付く松岡。
松岡「讃岐うどん屋さんにはうどんしかないんですか?」
店主「そうですね、小豆島に行けば素麺(そうめん)が有名なんですが」
松岡「小豆島にそうめん・・・」


一方、福島駅に降り立ったのは城島。時計を片手に、誰かを探している様子。
果たして誰を待っているのか?

待つこと10分。城島の背後から車がやってきた。
中から降りてきたのは・・・
「こんにちは」
城島「お久しぶりです。麺言うたら鈴木さんしか思い浮かばなくて・・・」
そう、城島の助っ人として来てくれたのは、恐竜発掘プロジェクトで城島と太一がお世話になった、鈴木千里さん。
鈴木さんの職業は製麺業。これ以上にカ強い助っ人はいない。

城島「どこか、おいしい麺が食べれるところありますかね?」
鈴木「この近くに、お勧めのお蕎麦屋さんがあるんで行きましょう」

と、城島を車へと促す鈴木さん。

その車は、いつも仕事で使っている「鈴木製麺」の車。
城島「これで行くんですか?」
鈴木「行きましょうよ!」

何はともあれ、福島駅から出発した城島・鈴木チーム。
やがて、車は山の中へ・・・

城島「なんかうまそうな蕎麦屋さんありそうな雰囲気ですわな」
鈴木「前に見えてきた、その店ですよ」

二人が訪れたのは、「御山角屋・柚っこ」というそば屋。
鈴木「私は藪そばを頂こうかな」
城島「あのー、麺料理をたくさん食べる企画なんで・・・全部下さい」


●御山角屋・柚っこ
 笙の幻そば(¥1000)
 更級そば(¥800)
 藪十八番(¥1000)


城島「どれも色が全然違いますね」

見た目が一番白い「更級そば」を食す城島。
鈴木さんは藪そばを試食。
「表面がすごくツルツルしてますねえ」
福島で早くも3種類ゲットした城島・鈴木チーム。快調な滑り出しだ。

その頃、長野市内でひたすら違う麺料理を求めて歩く達也。
達也「おぉ!『当店自慢の限定20食の富倉そば』だって・・・」
気になる達也。迷わず店に入ることに。

早速、富倉そばを注文する達也。しかし、
店主「すいません、もう売切れてしまいまして・・・」
達也「え!本当ですか!・・・なんか他に変わったそばありますか?」
店主「今月はゴマを擦り込んだそばを出しておりますが」
達也「あ、ではそれを頂けますか」

なんとか「ごま入りそば」だけは食べられる。
しかし、気になる「一日20食限定の富倉そば」。

すると、隣りの席には「富倉そば」を食べるご婦人の姿が・・・
食指ならぬ、食足は隣りの席へ。
達也「あのー、この『ごま入りそば』非常においしいんですよ、ちょっと交換しませんか?」
と、ご婦人と交渉。すると、快くOK!
ここで2種類ゲット!

●富倉家
 富倉そば(¥1500)
 ごま入りそば(¥1300)


一方、宮城県白石市に北上した城島・鈴木チーム。
ここで「白石うーめん」という麺料理を発見!
二人が食べた「味三種うーめん」は、冷たいうーめんをゴマ、クルミ、醤油の3種類のつけだれにつけて食べる。
そして、茹でたうーめんを鳥で出汁をとった鍋に泳がせて温かくして食べる「鍋うーめん」も賞味。
しかし、調理は違えど麺は一緒のもの。二つ食べてもここでは1種類でカウント。

●元祖白石うーめん 味処
 白石うーめん(味三種うーめんは¥1000、鍋うーめんは¥1100)


その頃、小豆島に上陸した松岡。港の土産屋に足を踏み入れると、
多種の素麺が売られている。
松岡「この素麺をここで買って食べることは出来るんですか?」
店員「できますよ」

早速、売られていた素麺を茹でてもらい試食することに。

●土庄港みやげ店(小豆島観光開発)
 手延べ素麺(12人前 ¥900)
 わかめ素麺(6人前 ¥400)
 ふしそうめん(¥350)


さらに別の土産屋を訪れる松岡、3種類の素麺をゲット!

●土産屋(あさひや、長栄堂)
 片栗素麺(6人前 ¥700)
 こびきばちそうめん(¥350)
 ゴマ入り素麺(¥500)


店を出た松岡、そのとき目に飛び込んできたのは、「レンタサイクル」
松岡「・・・チャリンコ乗ろっか!」
自転車を借りた松岡、これを使って小豆島内を移動することに。

一方、長野市を離れ信濃町に向かった達也。ここで「霧下そば」を試食。
達也「長野のそばとは全然違う。すごくツルツルしてる」
ふと、上を見ると土産用の変わったそばを見つける達也。
達也「これは何というそばなんですか?」
店員「それは凍りそばです」


凍りそばとは、江戸時代の保存食。指で丸めたそばを雪の下で一晩乾燥させて作る。
食べるときはお椀にそばを入れ、熱湯をかけてもどしから頂く。

●若月
 霧下そば(¥800)
 凍りそば(¥820 8個入り土産)




その頃、城島・鈴木チームは山形県村山市へ向かっていた。
村山市内を流れる最上川。その三難所沿いには13軒のそば屋が点在する「そば街道」がある。そこで、一気にゲットしようとする作戦だ。
まずは、「後楽園そば」で、持ち帰りが出来る「板そば」を頼んだ二人。

●後楽園そば
 板そば(¥800)


店内でそばを食べずに、どこかへ持っていく。
向かった先は「最上川三難所ライン下り」。
ライン下りをしながら船の中でそばを満喫する二人。

すると何かに気付く鈴木さん。
鈴木「あれは見事な礫ですよね」
川岸に立ちはだかる断層の壁に魅了される鈴木さん。


鈴木「ノジュールありますよ!」
城島「それよりそば食べましょうよ・・・」


一方、松岡は小豆島をサイクリング中。
すると、麺料理が食べられそうなうどん屋を発見!
店に入ってメニューを見ると「イワシのうどん」という文字。

店主「イワシを乾燥させて粉にして、うどんに練りこんだものです」
松岡「それ食べます」


●味のよろずや なぎさ
 イワシ入りうどん(¥450)


店を出て港の防波堤で瀬戸内海をバックに、イワシのうどんを堪能する松岡。

その頃達也は富倉そばを食べたお店で聞いた「小木そば」を求めて、やってきたのは新潟県佐渡島。現地の人に伺って「七右衛門」というお店にやってきた。

小木そばを頼むと、どんぶりに盛られたそばと、汁の入った徳利が別々に運ばれてきた。
店主「この汁をぶっかけて食べるんですよ」
達也「うん!うまい!家庭の味っぽいですね」


●七右衛門
 こきそば(¥480)


急いで港に戻る達也。新潟行きのフェリー出航まで後10分だが、
少ない時間も無駄にできない、とお土産屋さんで麺料理を探す。
すると達也、新たな麺を発見!
その麺は「米めん」。

しかし、ここは土産屋。調理するところもない。
しかもフェリーの出航時間も迫っている、そこで達也は・・・
達也「なんとかこれ食べられませんかねえ」
店員「うちにはコンロとヤカンくらいしかないですから・・・」
達也「それ、貸していただけますか?」

出航時間まで後5分。店の片隅でヤカンに湯を沸かし、米めんをその中で茹で、なんとか食べることが出来た達也。

●土産屋(エビス商事)
 米めん(¥420)


達也「あぁ、餅みたいだね」
と、のんびり感想を述べている場合ではない。食べ終わった器を抱えて
急いで船に駆け込む達也。

その頃、ライン下りを終えた城島・鈴木チームは、
次のお店で「寒ざらしそば」を試食。

●はやぶさ
 寒ざらしそば(¥1000)

次に2人がやってきたのは「農村文化保存伝承館」。
ここでは、そば打ち体験が出来る「そば道場」があり、
「そば匠」と呼ばれるそば打ち名人が指導してくれる。

その匠・柴田さんの指導のもと、真剣な表情でそばを打つ城島と鈴木さん。
そして、完成したそばを茹でてもらい、そば匠・柴田さんに試食してもらう。
柴田さん「うん、いいですね」
城島「ありがとうございます!」


すると、鈴木さんが何やら別の麺を持ってきた。
鈴木「これ・・・首長竜麺です」
恐竜発掘のかたわら、鈴木さんが新たに作り上げた「首長竜麺(黒米饂飩)」。
どうやら鈴木さん、これを出すタイミングをずっと計っていたようだ。

城島「これもカウントされるんですか?」
鈴木「ええ、是非・・・」


●農村文化保存伝承館
 田舎そば(¥500)
 黒米饂飩(首長竜麺 ¥500 〈注〉こちらでは売っていません)


さらに村山でもう一軒そば屋に立ち寄る二人。
●あらきそば
 板そば うす盛(¥700)


一方、四国を後にして九州・福岡に渡った松岡。
「かろのうろん・・・?」
何やら意味不明な看板。しかし、その下には「博多うどん」の文字。
店内に入って確かめてみると、確かにうどん屋だ。

早速、「ざるうろん」と「からし明太子うろん」を頼む。
松岡「これはうまい!」


●かろのうろん
 博多うどん(ざるうろんは¥550、からし明太子うろん¥700)




日も沈みかけ博多の街。あちらこちらに屋台が建ち並ぶ。
松岡の足は、長浜ラーメンの屋台の中へ。

●長浜ラーメン とん吉二代目
 長浜ラーメン(¥500)


さらに九州を南下する松岡。向かった先は久留米。
久留米は九州ラーメンの元祖の地。その久留米ラーメンを食べる松岡。
松岡「濃厚なスープが麺にからむねえ・・・」
絶妙の逸品にうなる松岡。

●元祖南京千両本家
 久留米ラーメン(¥450)


一方、新潟に着いた達也は名物「へぎそば」を堪能。
達也「随分緑色をしたそばですね」
店主「海藻のフノリをつなぎに使っておりますので、普通のそばより緑がかっているんですよ」


●利休庵
 へぎそば(二人前 ¥1400)


さらに南下し、群馬県を目指す達也。
実は、群馬県の前橋市から栃木県の小山市にかけて延びる両毛線は、
昔から小麦の産地でうどん文化が発展し、「めん街道」と呼ばれている。

ここでさらに大量ゲットを目指すことにした達也。
まずは、上越新幹線で高崎に向かう。

高崎では、地元で獲れた野菜をふんだんに使った「おっきりこみうどん」をゲット。
達也「麺は平たくてきしめんみたいだね」

●錦山荘
 おっきりこみうどん(¥800)


達也食べながら、ふと目に入った「温泉」の文字。
旅の疲れをぬぐおうと、ゆっくり温泉に入ることに。
しかし、時間がない、と湯船に浸かるのもそこそこに、
次の麺料理を求めて桐生市へ。

そして、次のうどん屋で出された麺に達也ビックリ!!
「うわー!太いわ長いわ・・・」
なんと幅3cm、長さは1mにもなる「せいろひもかわ」うどん。
口いっぱいに麺を放り込んだ達也、
「すんごいもひもひ(もちもち)・・・」
麺のコシが強過ぎて、うまくしゃべれないらしい。

●ふる川
 せいろひもかわうどん(¥700)

その頃、城島・鈴木チームは、まだまだ村山の「あらきそば」。
なんと、山形地酒で乾杯中だった!
店員「にしん漬に地酒はあうでしょう?」
という店員の計らいに、酔いしれる二人。

すっかり日も落ち、次の場所に移動しようと車に乗り込む二人。
鈴木「いやぁー、次はどこに行きましょうか?」
城島「ちょっと待ってください。僕ら飲んでませんでした?」

鈴木「あ!一杯キュッ、てやっちゃいましたねえ・・・車置いていくしかないですね」
と、また店に戻って駐車許可をもらう二人。
ここから電車移動するため、千鳥足で駅へ向かうことに。
果たして、次の目的地にたどり着けるのか?

一方、伊勢崎に向かった達也。制限時間も残り2時間。
まだ開いている店を探し、夜道を歩いていると一軒のうどん屋を発見。
達也「まだやってますか?」
店員「大丈夫ですよ」

達也「ちり麺味噌煮こみうどん一つ下さい」

それにしても、うどんの縮れ麺とは珍しい。どうやって作るのだろうと店主の許可を得て厨房にお邪魔する達也。
そこにあったのは、普通のうどん麺。
店主「これをぎゅうって握って、縮れさせるんですよ」
と、両手でしっかり握り締める店主。
ここのオリジナルだという縮れ麺うどんを早速頂く達也。
達也「これ近所にあったら食っちゃうなあ」
またもや巡りあった絶品に箸が止まらない達也。

●大村
 ちり麺味噌煮こみうどん(¥600)




その頃、城島・鈴木チームは秋田県湯沢市へ。
秋田と言えば「稲庭うどん」。
昔ながらの手練と『手ない』という素麺の製法でうどんを打っている店へ。

●七代養助 湯沢店
 かけうどん(¥650)


その後、盛岡に向かった城島・鈴木チーム。盛岡といえば「わんこそば」
果たして何杯食べられるのか?二人の挑戦が始まる!
店員「はいどうそ、ジャンジャン召し上がってください!」
手際よく麺をお椀に入れる店員に対し、二人は早くも眉間にシワを寄せていた。

●八幡平
 わんこそば(¥2100)


2人の奮闘の結果は、城島51杯、鈴木さんは75杯。
城島「なんでそんなに食べれるんですか!?」

その頃、桐生の国道沿いを歩く達也。
達也「わぁ、どこも閉まっているなあ・・・」
夜も更け、どこの店も開いていない。

すると、コンビニに止まっている深夜長距離トラックのドライバーを発見。
この人なら深夜でも開いている店を知っているかもしれないと、尋ねてみる。

達也「この時間でも開いている麺料理の店をご存知内ですか?」
ドライバー「佐野に行けばラーメン屋さんがありますよ」

さらにドライバーは、その店まで達也を連れて行ってくれるという。
制限時間30分を切った。果たして佐野ラーメンを食べることが出来るのか?

一方、九州を南下する松岡は長崎到着。
駅の改札を抜け、すぐに見つけたのは「レンタ電動自転車」。
坂の多い長崎でも楽に走れるようにと、通常の自転車に「電動アシスト」が付いているこの自転車に、早速またがり漕ぎ出した松岡。

松岡が目指す長崎名物「ちゃんぽん」のお店は、坂を登った上にあるという。果たしてタイムアップまでに間に合うのか?

そして、城島・鈴木チームは時間ギリギリまでもう一軒を探す。
鈴木「冷麺を食べましょうか。隣りの店・・・」
城島「え、まだ行くんですか?」


●ぴょんぴょん舎
 冷麺(¥700)
 そば冷麺(¥800)
 冬沈漬(とんちみ)冷麺(¥700)


注文の際、ちゃっかり韓国の地酒を頼んだ鈴木さん。ここでも改めて乾杯。
そして、冷麺三品も運ばれてきた。
鈴木「うん、コシがありますねえ」

その頃、なんとか「ちゃんぽん」が食べられる店に到着した松岡。

●じゅん
 ちゃんぽん(¥800)
 皿うどん(¥800)




松岡「極太の麺ですね。モチモチしてるわ」

さらにもう一品「皿うどん」も試食。
松岡「このおいしさには、ビックリしました!」
至極の絶品と坂の上まで自転車を漕いできた甲斐あっての感銘の一言。

全てを食べ終わり、坂の下に広がる長崎の夜景に松岡は叫んだ。
「ちゃんぽんと皿うどん、美味かったぞー!!」
と、そこへタイムアップを告げるベルの音が!

一方、達也はトラックドライバーお勧めのラーメン店に到着。
うどん文化の発展した両毛線沿いで、独自のラーメン文化を築きあげた佐野。
達也にとってラーメンは、この旅では初めて食すこととなる。

●おやじの店
 佐野ラーメン(¥550)


ようやく漕ぎ着けたラーメンを一口食べたところでタイムアップ!!

そして、二人ですっかり酔いしれていたこちらにも、タイムアップを告げる音が・・・
城島「えっ!!」
鈴木「タイムアップじゃないですか・・・飲んでいたらこんな時間に。」
城島「ところで・・・車どうします?」
鈴木「あっ・・・、村山に置いてきちゃったんだ。あれ無いと仕事が出来ないですよ・・・」


結果、城島・鈴木さん14種類。達也13種類。松岡13種類。
長い麺ロードの一日は、城島・鈴木チームに軍配が上がった。
 
まさに全国の「麺ロード」を歩いた4人。
その中でも、彼らは一体何が最も口にあったのだろうか?

四国・九州を食べ歩いた松岡は、長崎の「皿うどん」を挙げた。
ロケが終了して、再び「じゅん」に戻った松岡は、店主に皿うどんの隠し味について細かく話を聞いていた。

一方、達也は「ちり麺味噌煮こみうどん」。
なんといってもあのボリュームで600円という低価格!
「近所にあったら食っちゃうなあ」と言うのもうなずける。

そして城島と鈴木さんは、どれもすごくおいしかったと言う。
だが、一番おいしかったのは山形で飲んだ「地酒」だったととか・・・。

どれもが至極の絶品!皆さんもどうぞご賞味あれ。