＜こぼれ話＞

今回、2種類の無重力実験を行ったが、特に大変だったのが
セスナでの実験でした。飛行機が落下するとき、なんと普段の2倍もの重力がかかった状態となり、物の重さはすべて2倍になる。
そんな状態で撮影するカメラマンは、元々重いカメラの2倍の重さを抱えながら、さらに姿勢を保つというとても過酷な状況での撮影となったのでした。
しかし、この2倍の重力を我慢すると、すぐその後には無重力という感じた事がない世界が待っていた。
全てがスローモーションで動いているかのように見えるその瞬間は、めったに体験できない格別な感覚だったようです。