暖かい季節の訪れとともに日本列島を薄紅色に染めてゆく桜の花。
その美しさと散りゆく花びらのはかなさを楽しむお花見は、日本に古来から伝わる風情ある春のイベントのひとつ。
歴史を紐解けば、日本最古の正式な歴史書といわれる日本書記において、当時の履中天皇が酒を注いだ盃に桜の花びらが舞い込んだのを見て「これこそ最高に風流な花見だ」と評したのだという。

ならば、そんな最高に風流と評される花見を体験してみたい!
と、やってきたのは九州の福岡。撮影当日、桜前線の帯に覆われていたのは九州の北側この辺り。
さっそく福岡を出発した松岡、そしてもう1人は日本古来の文化を知るであろうこの方。
花田さん「うまいっ!」
桜餅片手に登場したのは元横綱若乃花、花田勝さん。
2人は晴天に恵まれた福岡を、桜目指してオープンカーでひた走る。

今回のルールは、盃に酒を注ぎ落ちてくる桜の花びらをダイレクトに盃でキャッチ!
それを飲み干せばひとつゲットとなる。
スタートから10時間後、果たしていくつの風流な花見を体験できるのか?
花田さん「西公園ってありますね」
福岡の街を知る花田さんのナビにより、桜の名所である光雲神社のある西公園に向かうことに。